漏水事件とブラン・ピエール・ド・ロンサール ♡ | 幸せになるインテリア

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居心地のよい空間とは?

本当にほしいものは?

自分がどんな空間に暮らしたいのか?
それがわからなければ、自分の探し求めている空間は手に入りません。

大好きなインテリアやガーデニングのことなどを語りながら、
考えを深められればいいな~♪というブログです

 

 

 

3か月前、

 

水道メーターの検針のときに

 

我が家の水道管に漏水箇所があると指摘されました。

 

 

そのままでは

 

水を使っていない時も

 

うちの水道管のどこかからジャージャーと水が漏れ

 

いつもの何倍もの水道料金を請求されてしまいます 滝汗あせる

 

 

すぐに水道局に相談すると

 

水道屋さんを紹介され

 

漏水箇所を

 

調査・修理することになりました(自費で)。

 

 

調査を始めると

 

漏水は

 

家の中の水道管ではないらしいことが

 

分かりました。

 

 

漏水箇所は

 

家の外の敷地内、

 

地面の下を通っている水道管のどこか、ということです。

 

 

地面の下の漏水箇所を突き止めるのは

 

根気のいる、時間のかかる作業でした。

 

 

漏水箇所を突き止めるために

 

敷地内の4か所を掘り返しましたが

 

それでも分かりません ガーンガーンガーンガーン

 

 

 

 

そして、、、

 

5か所目、

 

家の西側

 

 

 

 

 

 

つるバラ、ブラン・ピエール・ド・ロンサールが

 

植えてある場所のあたりの

 

地面を掘ることになりました。

 

(以下、ブラン・ピエール・ド・ロンサールは

ブランちゃんと呼ばせていただきます)

 

 

 

 

 

 

水道屋さんは

 

「この根を切ってもいいですか?」と確認してから

 

ブランちゃんの根をバンバン切って 叫び叫び叫び

 

地面を掘り進め

 

ついに漏水箇所を突き止めました。

 

 

そして、速やかに水道管を交換。

 

やっと漏水はストップしました。

 

(水道局に工事完了報告書を提出して

 水道料金は漏水事故を考慮して減免されました)

 

 

 

 

 

 

我が家の一大事なので

 

休暇を取って工事をずっと見守っていた夫が

 

「あんなに根を切られたのでは

 ブランちゃん、もうダメかもしれないな・・・」

 

ガックリした声で言いました。

 

 

 

高額な工事費の出費と

 

ブランちゃんへのダメージの

 

ダブルパンチ。

 

 

ブランちゃんはダメになってしまうかもしれない・・・ショボーン

 

その後しばらくの間

 

わたしと夫は しょんぼりしていました。。。

 

 

 

 

 

5月に入ったある日。

 

 

 

 

 

 

 

「ブランちゃんが咲き始めたーー」

 

庭に出ていた夫が

 

玄関に駆け込んできました。

 

「あビックリマークブランちゃん、、咲いた・・」  お願いアップ

 

 

 

すぐに

 

ブランちゃんをガラスピッチャーに入れ

 

キッチンのカウンターに置きました。

 

 

 

 

 

 

 

 

すべすべしっとりとした花びらの質感。

 

何色とも表現しがたい美しいこの色は

 

まさにブランちゃんです。

 

 

漏水工事の直後

 

もう会えないかも知れない・・・

 

悲愴な気持ちにさえなっていたので

 

しみじみ嬉しかった~ お願いピンク薔薇

 

 

 

次の日、

 

ブランちゃんをリビングに移動していたら

 

 

 

 

 

 

夫が

 

「庭のブランちゃん、今日はどんな感じかな」

 

と言いながら庭に出て行ったので

 

わたしも行ってみました。

 

 

 

 

 

 

たしかに花の数は

 

少ないですが

 

 

 

 

 

 

蕾も控えていて

 

これからポチポチ咲いてくれそうです。

 

 

「花の数が少ないほうが1輪1輪をじっくり見られるしね」

 

「ちょぼちょぼでいいから長く咲いてほしいなぁ」

 

 

 

夫が

 

「あ、あっちを向いて咲いてる」

 

と言って

 

高枝バサミを取ってきて

 

 

 

 

 

 

ブランちゃんを1輪切りました。

 

「見えないところに咲いているのは切って部屋に飾ろう」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

部屋に戻り

 

切ったブランちゃんを

 

昨日のブランちゃんと並べて飾ると

 

 

 

 

 

2輪のバラが

 

おしゃべりしているように見え

 

空間が

 

優しい雰囲気に包まれました。

 

 

 

 

10年前

 

我が家ではじめて迎えたバラが

 

このブラン・ピエール・ド・ロンサールでした。

 

 

すぐに

 

このバラの素晴らしさに気づいたものでしたが

 

 

 

 

 

あらためて

 

バラが強く優しく

 

わたしたちの生活を元気づけてくれていると

 

感じています。

 

 

 

漏水事件を乗り越え

 

咲いてくれたブランちゃん。

 

そして、

 

根気のいる漏水工事を

 

一生懸命やり抜いてくれた水道屋さんの姿を思い出すと

 

感謝の気持ちでいっぱいになります。