「今日を逃しちゃダメだよね」
「うん、もう今日しかないと思う」
朝食を食べながら
夫とわたしは
うなずき合いました。
ダイニングルームの窓を開けると・・・
ジューンベリーの実が
真っ赤に熟し
収穫するなら すぐしてくださ~い
と、言っているようです。
庭のジューンベリーの実を収穫して
ジャムを作ること
それは
我が家にとって
欠かすことのできない初夏のイベントなのです。
朝食後
夫はすぐジューンベリーの収穫に出て行きました。
大急ぎで朝食の片付けをすませ
わたしも出て行くと
夫はすごい勢いで
ジューンベリーの実を摘んでいました。
「今年はジューンベリーの実が小粒・・・
漏水調査でこの辺りも掘ったからなぁ・・・」
と、ぼやいている夫に
わたしは宣言しました。
「小粒でも きっと美味しいと思う。
ジューンベリーは厳選して 1キロあればいいわ。
今年はイチゴとの割合を半々くらいにするから」
「え~~、たくさん採りたい」
「だめよ、多過ぎたらお鍋に入らないし」
10年前から毎年作っているジューンベリージャム。
6年前からは
美味しいので
ジューンベリーとイチゴのミックスジャムを作るようになりました。
今までは
ジューンベリージャムにイチゴジャムをちょっと足す、
みたいな感覚で作っていました。
が、、、
ジューンベリーを収穫する この時期は
実は
美味しいイチゴが流通するギリギリ最後のタイミングです。
なので、
今年は
もうすぐ終わる美味しいイチゴと
収穫したてのジューンベリーを
同量くらいの割合で作ったジャムを
味わってみたい
「あっ、もうこれでじゅうぶんよ ゆうに1キロを超えてるわ」
と、ワタシがストップをかけると
夫は
「え~、まだまだ収穫できるよ~」
と不満そうでしたが
「大丈夫。あとは鳥さんたちが食べてくれるから」
そうワタシに言われ
しぶしぶ収穫を終えました。
そう、このジューンベリーを
今日中に一気にジャムに仕上げるのです。
収穫したジューンベリーを
ていねいに選別して洗い
保存瓶を煮沸消毒し
ジャム作りの準備を進めます。
材料はこれだけです。
☆ジューンベリー 1400グラム
☆イチゴ 1250グラム(5パック)
☆砂糖はジューンベリーとイチゴの量の30パーセント
☆レモン果汁
ジューンベリーの量がイチゴより
少し多いですが
ジューンベリーのほうは
作っている途中で裏ごしのカスが出ます。
その分を考慮すると
ジューンベリーとイチゴは
ほぼ同量になると思います。
ジャムの作り方はこちらをご覧ください ↓
ジューンベリーを収穫をして
ジャムを作りを終えると
とてもとてもホッとして
初夏だな~という気分になります。
今年は
ジューンベリーとイチゴの割合を
ほぼ同量にしたミックスジャムが
保存瓶に7つ分出来ました。
さっそく
夫とお味見したところ、、、
2人とも
「う~~ん、美味しい」
となりました。
イチゴジャムというのは
もちろんストレートに美味しいものですが
ジューンベリーとイチゴをミックスジャムにすると
ジューンベリーがスパイスのように効いて
より深みのある爽やかな味わいが生まれます。
・・・たぶん・・・
収穫した喜びも入ったお味なのかも知れません。。。
バラの季節もそろそろ終わり
バルコニーで
山アジサイ 「海峡」 が咲き始めました。
今日の朝食
☆PAULの甘夏デニッシュ
☆エンダイブの上にスクランブルドエッグ、パンチェッタ
☆グリーンキウイ、サンゴールドキウイ、バナナ、イチゴ、
レーニアチェリー、ブルーベリー、金城ピオーネ
☆ブルーベリーヨーグルト
☆コーヒー