オカリナ遍路[13]大昔のお遍路さんは | オカハセのブログ

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オカリナ遍路[12]


むかしむかし、お遍路に出るというのは「死を覚悟したチャレンジ」だったそうです。

僕は、お大師さんの時代になるべく近い状態で歩きたい人でした(笑)。
実際には、そんなことは不可能ですが「擬似体験」をしたい。格好良く言えば「そこに山があるから」(爆)。

お大師さんの時代は耳を澄ましたところで「車の走る音や、工場の音や、飛行機の音」など聞こえない、静寂な世界だったと思います。
だけど多分「遭難」なんて概念はなかったのではないかと思います。

現代はお遍路地図もあるし遍路道を示すシールが電信柱に貼ってあったり、山道でも木で出来た立派な案内板とかがありますが、当時はそんなものあってもほんのすこしだと思いますから山越えは大変だったと思います。

お大師さんはお腹が空けば、カエルとかベビとかを捕まえて焚火して食べていたのではないかと思います。
コンビニやスーパーなどないから食料の調達は容易ではなかっただろうし。

現代はよく落ちる石鹸もあるし、スーパー銭湯もあるし(笑)。だけど当時はそんな物はない。遍路道沿いも銭湯なんかほとんどなかったでしょう。

いい匂いのシャンプーとかデオドラントスプレーなんて洒落たアイテムもないから。
だから今みたいに清潔感溢れる若い可愛いお遍路さんなんていなかったわけで。

コインランドリーも無いし洗濯石鹸も大した汚れ落ちないだろうし、川で洗濯して焚き火して干して煤くさい白装束で歩いていたでしょうね。





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