先日『ボイスアーティストたちによるボイスアートライブ vol.1 ~それぞれのアメージンググレイス(恩恵)~』を行いました。
1人ひとりが自分自身の呼吸と向き合い、通ってきた道筋やそこで得られたものを『アメージンググレイス(恩恵)』として確認し、祝う会となりました。『息(呼吸)の道』を通す意志を持ち始めると、見えてくるものがたくさんあります。
あの有名な『アメージンググレイス』の歌に載せて、詞を創るという試みもしました。
私も書いてみましたが、私が書いた歌詞の一部
― 祈り 祝う 息の道
共に 歩いていく
私とあなた どこまでも
駆ける 風のように
この言葉は、すんなりと私の口をついて出てきました。
私が自分で書いた歌詞をもう少し暖めて、またどこかで披露できればいいなぁ、と思っています。
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ボイスアートでは独自の呼吸法を行う時、自分の息を『聴(き)く』ということを提案します。
以前にどこかで書きましたが、『聴(き)く』は『聴(ゆる)す』とも読ませる時があります。
聴くは文字通り、耳を傾けて一生懸命聴く、ということです。
『自』らの『心』を『聴く』かのように、自分の『息』を聴く。
すると、心や身体がだんだんと安心してきます。リラックスしてきます。
もしかすると、自分の息を聴くことがむつかしい、そんな時もあるかもしれません。
それですら、今ちょっと自分の息を聴くことがむつかしいんだなあ、とただ観察しておきます。
下手に『息を聴けていない私は...』などと、反省する必要はありません(ボイスアートでは、反省は不要です)。
これが『聴(ゆる)す』ということです。
ボイスアートでは、息遊びや声遊びを通して、自分自身を聴(き)き、聴(ゆる)し、癒し、楽しみ、創り(アート)ます。
自分がどうしたいか、その答えは、自分の息(呼吸)の道にあります。
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2019年11月回【ボイスアート(グループ)@なら】のご案内です。
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