伯父の話 | 大沼優記の"ぬまぶくろぐ"

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今日は個人的なお話。

といっても、いつもが個人的じゃないかと言われれば、それはまぁ個人的なのだけど、今日は至極個人的なお話をば。

先日、父方の伯父が亡くなった。

父には兄姉がたくさんいるのだけど、伯父はとても真面目で芯がしっかりしていて、母曰く「大沼家は荒くれ者の家系だ」そうだが、そんな弟妹を束ねる立派な家長だった。

子供の頃から泣き虫で弱虫だった僕を、伯父はとても気に掛けてくれていた。

最後に会ったのは大分前のことだけど、伯父が僕の名前を呼ぶ声というのは鮮明に覚えている。

そんなわけで、しばらく伯父のことをぼんやりと考えていた日々である。

命ある者は、何のために生きるのだろうと。

人の一生は、何のためにあるのだろうと。

答えは一つではないけれども。

誰かを愛し、有形無形問わず何かを遺すために生きるのだと思う。

そうすることで、人はいつまでも生き続けることができるのだと思う。

「お残しは許しまへんで!」だけど、愛することによるお遺しは大いにするべきなのだ。

僕は伯父から何を学び、今を生きているのか。

とにもかくにも、僕の心の中には伯父が生き続けている。

伯父さん、空の上でいつまでも元気に笑っていてください。