しくじり先生1に続き、本日は2回目の授業です。
さっそくですが授業をはじめます。
第1章では「自分を優等生と思いこむあまり失敗できなくなる」というしくじりをしました。
わたしのしくじりはまだまだ続きます。
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第2章 自分をいけてる人間だと思いこんでしまう
突然ですが、みなさま"olive"という雑誌があったのをご存知ですか?
わたし中高校生の頃に超超超愛読していました。
小沢健二のLIFEを聴き、セントジェームスのボーダーを着て、足元はビルケンシュトックでカフェでマスカットティーをのみながら映画の話 トートバッグにバゲットいれて♩というイメージです。(どれも今もすきです。あ、でもマスカットティーはそもそも飲んだことないです。)
当時の高校生の流行ど真ん中よりは若干わき道行ってるような感じでした。
そうしてるとある日同級生の男の子から「普通の子とちょっとちがうよね」と言われました。その子がどういう意味で言ったのかは定かではありません。しかし、なぜかそこでまたわたしの思いこみスイッチがonになります。
「ちょっとちがう」=「人とちょっとちがって人よりもちょっといけてる」
おやおや、またまた盛大に思いこんでしまってますね。
それからというものいつも心の中では「自分は人よりもちょっといけてる」と思いながらふるまうようになりました。
いたすぎる思いこみをしていたわたしはこんな行動をとっていました。
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・とにかく人の批判をする
・やたらと「本質」とか「本物」とか言う
・「テレビは俗っぽいことしかやってないので見ない」とか真顔で言う
一体どこの中学2年生でしょうか。いたすぎるにもほどがあります。いたいを通り越して完全なるホラーです。
そしてここでのポイントは「人よりも」いけてると思いこんでいるところです。
評価の基準は他人、つまり自分軸ではなく他人軸です。なので、結局は周囲の評価ばかりが気になって、本当の自分の感情を表出できず、自分で自分を不自由にしてしまっていました。
そして、人よりもちょっといけてると思いつつも自分に自信がなかったのでしょう。自分を正当化するために他人を批判していたように思います。
【第2章のまとめ】
「人よりも」は自分ではなく他人軸
結局は自分を不自由にするというしくじり
第1章に続き、今回もいたさ全開でした。
そんなわたしにも転機が訪れます。
続きは第3章へ。