あまりにも長引いた入院。
だいぶ腹を据えれるようになりました。
とはいえ、まだまだ不安定な私ですが…。
あと前回の記事のコメント、途中までしかお返し出来ませんでした(T ^ T)
ちゃんと気持ち受け取ってます。
本当にありがとうございます(;_;)
気胸日記(1~6日目)の続きです!
●7日目:レントゲン
土日を挟み、久しぶりのレントゲン。
2日もドレーンによる吸引をしていたので、ここで肺が膨らんでいたら明日には退院出来るかもと言われていた。
期待と不安もありつつ、先生からの診断を待ったが、
肺は膨らんでいなかった。
最初は4日くらいで退院できると言われ、
次は1週間くらいで退院と言われていたのに。。。
先生が帰った後、号泣した。
ちょうど父から連絡があり、思わず電話越しにも涙。
姉からの電話にも涙。
看護師さんが来た時は我慢してたけど、最後去り際に我慢出来なくなって号泣。・゚゚・(≧д≦)・゚゚・。
その看護師さんも気胸経験があり、この痛みや苦しみを分かってくれたことが本当に嬉しかった。
心のケアまでしてくれる看護師さんはやっぱり白衣の天使です。
●8日目: レントゲン撮影
今日は実家から母が来てくれた。
冷やし中華と唐揚げを買ってきてくれて、久しぶりに病院食以外のものを食べた。
病院食も美味しいけど、冷やし中華は食べやすくてサッパリ。
レントゲンも撮ったけど、やっぱり今日もダメ。
膨らんでいない。
残念だけど、「やっぱりか」という感じ。
でもこの日は初めて下半身浴が出来てとてもスッキリした。
体を拭くことは出来ても、シャワーを浴びるのとは全然気持ち良さが違う。
少し前向きになれた。
ただ、金曜までに良くならなかったら手術と言われて、また落ち込んだ。
もうダメだ。。。
●9日目:様子見、管を2.5cm程引っ張り出す
この日はレントゲンも撮らずに様子見。
昼には大学時代の友人(40代のおじさんw)がお見舞いに来てくれた!
親族以外の初めてのお見舞い!
めちゃくちゃ嬉しかった!
飛び上がるほど(できないけど)。
久しぶりの再会が病院なんて、、、と話すと、「年を取ったらそうなるもんよ」と言われ、そういうもんなのかと妙に納得。
でもまだ20代なんやけどな。
お見舞いのプリンも美味しくいただき、手術に対してのアドバイスも貰い、本当に前向きになった。
再発率もぐんと低くなるなら手術の方がいいのかも。
回診では、ズラズラと白い巨塔のようにいろんな先生が来て、アドバイスをもらった。
管の位置が悪いのかもしれないと言われ、体に繋がってるドレーンの管を2.5cm程引っこ抜いた。
痛いのかとヒヤヒヤひ汗をかいたが、痛みはなかった!
本当によかった!
●10日目:レントゲン撮影
昨晩からなんだか息苦しさを感じていたら、なんと前回より肺がしぼんでいた。
今までは良くなってるか現状維持だったのに、悪くなったのは初めてだ。
さすがにこれにはショックを隠せなかった。
先生が帰った後、30分だけ盛大に悲しんだ。
ただそのあとはケロっとしてて、妙に前向きになっていた。
感情の起伏って恐ろしい。
前向きになってる中、夜に息苦しくなった(;_;)
入院する前くらい!!
「振り出しかよ」と思いつつ、胸の痛みも追加された。
そして移動式のレントゲンが部屋までやってきて撮影。
あまりにも苦しいようなら、違う場所にドレーンを入れると言われた。
しかも今より太い管を。
怖くて怖くてまた号泣。・゚゚・(≧д≦)・゚゚・。
「それだけはもう絶対に嫌です!!!」
と言って、この日は安静にしました。
ただドレーンの吸引圧を25まで引き上げた。
お医者さんには20が限度だねぇ~と言ってたのに、とっくに突破した。
看護師さんもこんなに圧を上げてる患者さんは初めてだと言われた。
これだけ圧を上げても膨らんでくれない。
どうしたもんかな。
ここ最近は夫がずっと病室に泊まってくれていて、朝に病院から一先ず家に帰って洗濯物を回し、それから会社に出勤しています。
本人も大変だけど、周りの心配も大変さも計り知れないよね。
普通、病気になったら、
「なんで私が…」
って思うことが多いんだろうけど、
私からしたら
「自業自得だ」
って思う。
もう一人の自分が「それ見たことか」とあざ笑い、これまで自分がやってきたことがしっぺ返しで返ってきてるようだ。
ワガママも自分勝手さも弱さも
自分の醜さも、もう十分わかったし、
もう十分苦しんだから、
もう終わりにしてくれないだろうか。
夫の「そんなことないよ」という言葉に救われながら、ゆっくり眠ることが出来た。
ひと区間にも関わらず、早く来たいという一心で高速に乗って駆けつけてくれる夫に、心の底から感謝です。
いつも私の弱音を聞いてくれてありがとう。
病気ってたくさんのことを学ばせてくれる良い機会だね。
良くなったらお遍路さん再開したいな。