先生との温度差(普通学級と支援学級、両方に在籍させてみて感じたこと) | ありがとう♪発達障害(知的障害)の花とGIDパパの記録

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キッカケは妻の一言。「ブログしてみたら?」

発達障害をもつ娘、花ちゃん(小2)とGIDパパの記録です‼娘の成長や日常、学校や支援級とのやり取りなど
記録として更新していきます!

遡って書いているのでテーマ別に読んで頂けると
娘の事が分かりやすいかと思います!

こんにちはニコニコ

立ち寄って頂きありがとうございます。


今回は、

なかなかうまくいかない先生との関係と学校の現状。

やり取りの中で起こった認識の違いや、
温度差について。

感じたままに、
ストレートに書きたいと思っています。


色々な思いがあり、
いろいろな捉え方があるかと思いますが、

先生や学校を非難しているのではなく、
あくまで現状と私の感じたことであり、

私個人の思いであることをご理解ください。

よろしくお願いいたします。


*******************

以前から感じていた
担任の先生(普通級)との温度差を、

ここ最近、また感じることが増えた私です。




「娘の場合」

支援級と普通級のどちらにも在籍し、


国語と算数→支援学級

その他の授業→通常学(普通級)


支援級と通常級を行き来する学校生活を送っています。

国算以外の授業、休み時間、給食、掃除、朝の会、終わりの会と、1日の中で支援級にいる時間より通常級にいる時間の方が長い花です。

花の場合は?
通常級にいる時間はどうしてるのか?

ですが、

(支援が付くとき)

図工
理解が難しい、不器用で手助けが
必要な授業

体育
ダンスなど個別練習が必要な授業
プールなどの危険な授業

音楽、生活
練習が必要な発表会前など

授業内容に応じて、先生方で判断しているのが現状です。
私達としては「相談していただきたい」という思いですが、大丈夫ですよ!と言われちゃうと、それ以上突っ込めない。というのも本心であります。


花が通常級と支援級を行き来する理由は、
本人の希望でもあります。

そして私達親の思いは、

みんなと同じように上手くできなくても
いい。

与えられた課題(完成まで)ができる、できないよりも、

本人が何を希望しているか。

周りに迷惑がかかることもなく、
本人が負担にならず、楽しく過ごせるのなら、結果できなくてもいいんじゃないか。

という思いでいます。

そして、

集団の中で友達から学ぶこともある。自信に繋がることもあるとも考えています。


支援が付かない時ですが、

先生の数が足りないから付けない

こんな日も中にはあります。

先生の数の関係や、ボランティアの方もいない日もあり、どうしても付けない時もある。

これに関しては、私達も先生方の都合や大変さを理解し、了承しています。

しかし、

「了承」と「先生がいないから仕方ない」

とは違うと考えています。


花の障害がわかり、色々と考え、
学校生活の中で私達が進めてきたことは…

判断がつかない
何をしていいか分からない

しんどい学校生活にはさせない。
私達親が理解し、学校環境を整える娘のサポート役になることでした。

そのためには、

本人はうまく言葉で説明できないので、
学校からの情報が大切になってきます。

先生方には、

できる、できない、どちらでも気付いたことは言ってください

できないに関しては、小さなことを足してやるだけで行動しやすく、取り組みやすくなることも多くある。

本人は困っても言葉にして伝えるのが苦手であること。

何か起こった時には本人なりの理由があるということ。

家庭の方でも協力していき、良い学校生活を送らしてやりたい。

など、どちらの担任にも伝えてきています。

しかし、これまでは…

『大丈夫ですよ。頑張ってますよ!』

と様子を聞いても聞くことが多く、

学校生活で困ったことは起きてないのかな?!

そんな風に感じ、

心配し過ぎたかな。以外と大丈夫なのかな。何かあれば言ってくれるだろうしな…

と、過保護だったかも‼
なんて反省もしていた私でした。


先月の出来事。

学校で赤白帽をなくしたようで、

探すように娘にも伝え、

支援級と通常級どちらの先生にも

「申し訳ありませんが、一緒に見てあげてください。」と、お願いしました。

通常級担任からの返事は…

探すように支援級の先生に伝えときます。

いやいや。体育は通常級で受けてますよ…


この返事に違和感を感じましたが、

支援級なので支援級の先生に…
支援級の先生が…

という風に感じる文章は、

いつものこと。でした…


何かモヤモヤといつもしてしまう先生とのやり取り。感じる溝。


消えきれないまま、先日の出来事。


忘れ物や、物を無くすのが連日続き、
無いことに本人も怒る。次に進めない。

イライラとした状態から切り換えができなくなり、長時間ペースが崩れてしまう。

こんな日が続きました。

花の不安定さを解決したく、

両方の先生方に、

声をかけるだけで本人も気付くこともあるということと、帰る準備の際に声かけをお願いします。

と、支援級・通常級どちらにも再度、連絡させて頂きました。

すると、
通常級の担任からの返事には…

支援級の先生やボランティアさんが見てくれています。

……………。

連絡帳を読み、言葉が出ませんでした。

帰る準備の時間は、支援級の先生やボランティアさんは、ほぼ付いていません。

じゃあ私達は誰にお願いすれば良いのか…

花だけを見て!と言っているわけじゃないんやけれど…

本人は抜けが多く、忘れるが…
忘れたことに納得がいかないところがある。

2年生なら誰しもが忘れ物はするもの。

だからクラス全体に、

教科書全部入れたー?忘れ物ないー?」

「みんなも、花ちゃんも確認しなさ~い」

私達がお願いしたのはこれだけ…

みんなに向けた指示では伝わりにくいところもある花。

名前を呼ばれることで自分への指示と分かることもある。

花もやらないと」と気付くための声かけ…

それがそんなに難しいことなんだろうか…

そして、花は2年2組の生徒ではなく、
支援級だけの生徒なのだろうか…

通常級の担任は「自分も担任である」
とは思っていないのだろうか…

支援級の先生が付いていようが、付いてなかろうが自分のクラスの生徒ではないのだろうか…

花を通常級にも行かせている私達がいけなかったのだろうか…

支援級の生徒でもあり、通常級の生徒でもある。支援級の担任の先生。通常級の担任の先生。

こんな私達の認識が間違っていたのだろうか…

頭の中を処理しきれない感情が、グルグルとしていた私です。

ママと話をし、

伝え方が悪かったのかもしれない…

こんなやり取りを以前にもしてるし、

自分達の捉え方も間違ってるのかな。

となり、もう一度連絡帳で説明しました。

返事は…

私が見れる時は見るようにします。

アカン………(* ̄∇ ̄)ノ

温度差、認識の違いをやっぱり感じました。

見れる、見れないは先生の状況…

障害児に限らず、クラスの子供達一人一人に得意、不得意はあるものです。

それを把握し、障害関係なく、
一人一人を先生が指導し、目配せするのが担任ではないだろうか…

発達障害があっても
できることも沢山あります。

花は自発的に行動するスイッチが入るのに時間がかかる。

または分からない。忘れるなどがあるので先生の声かけがスイッチとなるわけです…

支援が付かない時は通常級担任にも協力してもらいながら、

必要なら視覚支援を持たせるなども視野に入れ、お願いしたわけです…

私は、担任である通常級の先生にもスイッチを知ってもらい、

先生も指導しやすく、娘も穏やかに…

そう思っていました。

娘の苦手さを知ることで、良い環境を作っていってやれる。

ただ、そんな思いでお願いしたこと…


以前のように、また噛み合わず…

小さなお願いが大事になり、

なんだか、

「私は知らないので…」そう言われた気にもなってしまいました。


私達が8ヶ月感じてきた通常級担任との温度差は、

支援級にも在籍する子供達への認識の違い

が原因だったのでないだろうか!?


「通常級の先生も娘の担任ですよ」

こう、以前から感じてしまう出来事が何度もありましたが、冷静にやってきました。

しかし、限界…

確認のため、学校に電話をすることにしました。

電話に出たのは支援級の主任。

これまでのことを説明し、

娘は支援級だけの在籍ということですか?
それなら私達の認識を変えないといけないと思っています。
学校ではどう考え、どのような方針なのか教えてほしい。

と伝えました。

返事は、

支援級担任も通常級担任もどちらも担任であり、学校側もお父さんと同じ考えで生徒にも教員にも指導しています。

担任には改めて指導し、連絡します。

とのことでした。

担任からは直ぐに謝罪の電話がありましたが、

私は謝罪をしてほしかったのではありませんでした。

先生の認識や、本心を知りたい気持ちもありましたが知ることはできない。

だから、

私達の思いを伝えることで、先生の気持ちが少しでも変わってくれたら…

と願い、お話をさせて頂きました。

忘れ物や、無くし物が多く、毎日何かがないということ。

ずっと付いて欲しいと言っているのではなく、声かけをお願いしたいということ。

花の環境作りに力を貸して頂きたいと思っていること。

気付きにくい苦手さ、しんどさ、小さな困ったがあり、本人も家で話すことがあるということ。

そんな不安な気持ちや、困ったを1つ1つ解決していってやりたいこと。

支援方法や、ツールについても必要な場面を知り、考えていきたいこと。

通常級の先生にも様子を見て頂き、教えて頂きたい、聞きたいと思っていること。

また、1日の大半を通常級で過ごし、
集団の中で苦手さが見えやすい花。

支援級の担任より、先生が一番気付きやすいと思うこと。

通常級での様子が花本来の姿であり、

それを知ることで私達も先生や娘のサポートをしていけると思っていること。

通常級も花の居場所であり、先生の認識もそぅあってほしいと願っていること。

花の苦手なことも、なんでも気を使わず言ってくれることで支援方法が見えてくると思っていること。

一見何故?!って思う行動も本人なりに理由があったりすることに気付いたりすること。

それを知ることで教える事ができ、行動パターンを増やすことでトラブルも減る。また、本人への負担も減らせ、成長にも繋がると考えていること。

先生、学校だけにお願いしようなんて思ってないこと。

しかし娘の様子がわからず、教えて頂かないと行動を起こしにくい環境に私達もなっていること。

6年間、先生方が娘の情報を共有するためにある「繋がるファイル」に色々と書かれているので再度目を通して娘の特性を知ってほしいということ。


これまで言ってきた内容も改めて深く説明し、

感じていたことや、これからのこと。
向かっていきたい方向や、私達の思いを伝えさせて頂きました。


先生からは、
「何も知らなくてすいませんでした。これからは連携をとっていきます」

とお返事を頂けました。

何度も伝えてきていたので知らないわけは無いんですが…(* ̄∇ ̄)ノ


それは、これまでの先生であって…

これからの先生は違うかもしれない!
少しでも伝わるものがあったらいいな。

という気持ちになれました。


この8ヶ月。

どう言えば伝わるものか…

と言い方を変えたりしてきた私達ですが、

親が言いにくい環境になってしまうと
良い支援が受けられないこと。

言葉の意味をくみ取り、理解してくれる先生もいれば、

ズバリと、ハッキリと言わないと伝わらない先生もいる。

先生がどんな人なのか分からない親は、やはり気を使ってしまう。

どちらのタイプの先生にも、
疑問に思ったことはハッキリ指摘すること。家庭からの要望を言い、してもらうこと。

言いたいことは我慢せず伝えることが大切であった…と反省した私でした。


そして、見て頂いている

この感覚になり過ぎず、見てください
とドシッとした構えも必要である。

と学び、私も考えを変えていこうと思いました。


言ってみて変わったこと。

次の日には帰る準備の視覚支援ツール
を準備してくれ、

花の帰る仕度が自発的に行動しやすくなりました。

これは本当に嬉しく、有り難く…
先生にはお礼の手紙を書かせて頂きました。


花は視覚からの情報で行動しやすくなるところがあります。

これまで、

周りにいる友達の姿が花にとっての視覚支援となっており、スイッチになっていました。

友達を見て気付き、行動していると感じていた私達。

一人だと何をしていいのか分からない花がいて、友達がいなくても分かりやすいツールを…

と相談していましたが、なかなか先生方には伝わらず…

友達を見て遅いながらも
できているから大丈夫ですよ‼

となってきました。


私達の考え…

友達がいなくても、やるべきことが分かり行動できることが花には必要であり、混乱を防ぎ、

本人も楽であると考えてきました。

大丈夫と言われると、

先生の言う通り、そこまで必要ないのかな…

やってください!と、作って渡すのも違うのかな…

と、お願いしきれない状態が続いていた私達です。

最近では、

周りの子の行動スピードも早くなり、
視覚支援を失った花は、

何をしたらいいのか分から

そんな場面も出てきました。

伝わらない思いと、一致しない支援方法。

支援級担任に話をしてきて変わらなかったことを、

今回、通常級担任が行動を起こして下さいました。

先生もツールを使って行動しやすくなったと感じてくれているようです。

色々とあった8ヶ月でしたが、

通常級担任により、

これからは私達も行動しやすく、お願いしやすい環境を作って頂けました。

そして何より、

花の過ごしやすい環境へと変化させてくれました。


今まではなんだったんだろうか…

他の先生とは違い、通常級先生には伝わりにくいところがあるけれど…

私の伝える力がなかったこと。

また先生が悪いのではなく、

こうしてみよう!こういうのがいいよ!
と、通常級担任のサポートを学校側がしてやれてなかったことにも気付きました。

担任ではあるが、支援級の先生がメインと感じさせてしまう学校の環境があったのかもしれない…

そうも思いました。


その後は、

学校で起こったことを電話で教えてくれるようになりました。

学校で何か起こった時、先生には話せない花。

そのために結果だけを捉えられ、
何故かは分からないまま注意を受ける。

こんな歯がゆいことも度々ありましたが、

小さな出来事を教えてくれることで
「何故、そんな行動をとったのか」を私達から花に聞き出すことができ、

チグハグな話を探りながら繋げていくと
理由が分かり、その時の状況が私達には見えてきます。

先生には花への対応や、
理由があることを伝えることができ、
気持ちを知ることができる。

結果だけではなく、
過程を知ることで次へと繋がる。

トラブルがおこると花が悪くなってしまいがちですが、

そうじゃないこともあるということ。

先生に説明できなかったことを私達が代弁し、伝えることができるようになりました。

今まで分からなかった花の気持ちを知れて良かったです。

そう言ってくださる先生の言葉は、

私のこれまでのモヤモヤを一気に吹き飛ばしてくれました。

私は先生に気を使い、分かってもらえないだろうから…と、ぶつかることを避けてきました。

だけど、これからは

先生を信じて、私もなんでも話していこうと思います。


通常級担任が行動してくれたことで、

学校や支援級担任とももう一度話をし、支援のありかたを見直してもらおうと思いました。

そして、

なかなか進まなかった視覚支援ツールも、

先生が作成し、使った指導をしてくれたことで、私達も学校にお願いしやすくなった。

と感じています。


私達は、

学校にだけお願いするのではなく、
先生だけに負担をかけさせないために…

いつでも先生からの要望に私達も応えられるように!と、

プリンターを購入しました。

これからは視覚支援も取り入れながら、

花にとって学校が心地よい場所となるように、私達もサポートしていきたいと思います。



今日。

支援級担任と通常級担任を交えての懇談があります。

大丈夫ですよ!頑張ってますよ!
だけではなく、

苦手なこと、先生が気になることも、
しっかり聞いてきます!



これまでは別々で行ってきた懇談でしたが、情報共有・意見交換のため、

これからは、「どちらも一緒に行いたい」とお願いしようとも思っています。


ここまで、

長々とした文章を読んで頂き、
本当にありがとうございます。


最後になりますが…

支援級在籍、通常級在籍で感じたこと


支援級の先生は子供を理解していて当然なのかもしれません。

そして、花のような特性をもつ子供は、

支援級は環境が整っているため、できたり、落ち着いているのも当然なのだと思います。

通常級にいる時こそ支援が必要であり、

社会性という苦手さが見えやすいのも通常級であるため、

通常級の先生に気付いてもらうこと。

通常級の先生の意見。

通常級の先生との連携こそが必要であり、

環境を整えるために大切になってくる。

と感じた私でした。


何かが少しでも変わっていくこと。
支援級に通う子供達が楽しいと思える学校に…

小さな力ですが、学校にも働きかけていこうと思います。




私の思いに、お付き合い頂き感謝します。

長い記事を最後まで読んでくださり、
本当にありがとうございましたポッ


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