支援学級 七夕参観 「支援とは…無理矢理させることではない」 | ありがとう♪発達障害(知的障害)の花とGIDパパの記録

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キッカケは妻の一言。「ブログしてみたら?」

発達障害をもつ娘、花ちゃん(小2)とGIDパパの記録です‼娘の成長や日常、学校や支援級とのやり取りなど
記録として更新していきます!

遡って書いているのでテーマ別に読んで頂けると
娘の事が分かりやすいかと思います!

おはようございます照れ

立ち寄って頂き、ありがとうございます。


バタバタとした日が続いており、コメント返信ができておりません。

ごめんなさい照れ


今回は、昨日の参観で感じたこと。
見ていて疑問に。ちょっと違う…

と、感じたことを急ぎで書きたく、
先に記事を書かせて頂きたいと思います。


昨日は、支援学級での 「七夕交流参観」でした。

全学年の支援級在籍の子供達で、普段の様子や、取り組みを発表し、

七夕飾りを作り、飾りつけをし、願い事を一人一人発表してくれました。

最後に、支援級の子供達が育てたキュウリ入り、そう麺をごちそうしてくれましたポッ

花は、朝から落ち着かない様子で登校し、
私達が学校に着くと、いつも以上にテンシ
ョンが高い花ぎく

ニコニコ、ケラケラ。ワサワサ。普段からハイテンションで落ち着きのない花ですが、嬉しさと、緊張から、行事前は特に落ち着きがなくなります。
こうなると、指示を聞き取れない、行動が遅くなる。なども増えてきます。

普段、支援学級での交流の際、

決まった時間、
姿勢を正し、手は膝の上、
静かにしましょう!

という、取り組みをされています。

昨日は1分が目標。

去年は、喋ってしまったり、体がユラユラと動いていた花ですが、

今年は、体の動きはあるものの、
声が出てしまうことはなく、

静かにしようという意識を持ち、我慢していると感じました。

凄い!喋らず1分、頑張っていました照れ
前にタイマーを持った先生。目で見て確認できる。意識しやすくなる。
こんなハッキリした表示も分かりやすく、取り組みやすかったと思います。

自分をコントロールする方法。
思いと行動を一緒にする。

少しづつではありますが、花なりに学んでいると感じますポッ

発表では、

緊張で、固まってしまうことなく、
聞き取れない程の小さい声ではありましたが、言えたこと。

本当に嬉しく思いましたポッ

[私が思うこと]

みんなに聞こえるか?
はっきり発表するか?

ではなく、

人からの目線、人から見てではなく、

本人の言えたという気持ちを大切にしたいと思っていますポッ

こんな経験から自信を付けていくキラキラ

と、私は考えています。

支援級のみんなが育てたキュウリラブラブ
みんなで食べるそうラブラブ

最高に美味しかったです!

花、みんな、ありがとうルンルン

みんな、一人一人、輝いてたよ~照れ


*******************
(長々となりましたが、本題です)

*静かにできない
*一人違う行動をとってしまう
*ルールが守れない
*指示が聞けない

発達障害を持つ子供の中には、こういったことが苦手な子供も多くいます。

参観の中で感じた支援のあり方と、
支援する側の意識、理解、認識、行動。

間違ってるんじゃないか??
と、私個人ではありますが、感じたことを書いてみようと思います。

私は、発達障害の専門家でも何でもありません。

ただ、一般の人よりも障害を持つ人と関わ
らせてもった時間が長く、

そして、私自身、発達障害をもつ子の親である。ということだけです。

私自身も未熟であり、
あくまで、私個人の思いであること。
願いであることをご理解ください。


昨日の参観の中で、今年から来られた新任の先生。初めて会った先生です。
凄く熱心な方だと感じました。

しかし、対応には疑問を感じた私です。

目立って、上で書いた
*の行動をする子が2人。

●椅子にじっと座ることができないA君

●折り紙が気になり次の指示を聞けず、
 机から何度も取り出してしまうB君
・先生が話ている時にお茶を飲もうとする などもありました。

先生は、その子達の席に行き、

「やりなさい!」
「ちゃんと座る!」
「コレ直して!」
「今はコレをする時じゃないから!」
「ルール守りなさい」
「次、守れないなら水筒取り上げるよ」

などと、威圧的に言葉に出しておられ、

それでも、じっと出来ない子を席に連れていき、肩を持ち、無理矢理、席に座らせる


などの行動もありましたがっかり

正直、ありえん!!おかしい!!

と感じたのが、私の素直な気持ちです。
一人の子の親御さんは来られており、もぅ一人の子の親御さんは居られませんでした。
我が子じゃない為、親御さんが、どんな支援を求められているのか私には分かりませんが、感じたことを書かせてください m(__)m


この子達は、指示の理解はしており、
先生に反抗している訳ではありません。
花も同じような苦手さがあります。


なぜ、何のために、
支援学級があるのでしょうか?

なぜ
この子達は支援学級に居るのでしょうか?


私が思うこと

一人人を理解し、尊重し、一人一人に合った、個々の支援を受けることができる教室である。

体が弱いや、苦手さもなく
周りの子供達と同じ事ができるのなら、
支援級に在籍していない。

時には、叱ることも大切ですが、

今回のような、

分かっているけどできない。
体が動いてしまう。

みんなは、次の作業をしているけれど、
どうしても気になり、コレをやりたい!

やらないと次をやりたくない。進めない。

などの場合、

叱るや、無理矢理に止めるは逆効果だと思っている私です。

B君に関しては、
止められれば止められる程、気になり、反発し、やろうとします。

この選択しか、先生にはなかったのでしょうか?

他に、沢山あるのではなかっただろうか?

参観だから、ちゃんとしないといけないのか?


支援学級とは、どういった事を
取り組むところでしょうか?

私が思うこと

一人一人の特性を理解し、
一人一人に合った支援を行う。

サポートを行いながら、
一人一人のペースに合わせ、学び、
自信を育て、
同時に社会性を学ぶるところです。

それぞれ、目標は違いますが、

決して、無理矢理、

みんなと一緒!
同じようにしよう!
を、学ぶ場ではありません!

発達障害児といっても皆違い、一人一人特性もそれぞれ。

対応も一人一人違います。

必ずしも、私が考える支援が正しいとは限りませんが、

今回のような時、

この子達には、どんな支援がよいのでしょうか?

*******************

私の考え、先生、支援者に望むこと

無理矢理させるのではなく、
促すような声かけ

座らせたいのなら、

座りなさい!」
ではなく、他の声かけ、方法はある

先生と一緒に座ろっかキラキラ
横で見本を見せる。一緒に行う。

○○君、偉いね~。先生嬉しいキラキラ
完璧じゃなくたっていい。少しでもできれば、褒めてあげる。
気持ちを伝える。やろうという気持ちを育てる。

折り紙が気になるのなら、

取り上げるよ!」
ではなく、

気になるよねキラキラ
先生預かっておこうか?」
気になることへの理解。
認めてあげる。取るではなく、預かるという表現。

コレが終わってから、
続きから折ろうよキラキラ
具体的な先を示してあげる。見通しを立ててやる。
ダメ!と言われ、できないと思えば、気になる。やりたくなる。
発達障害関係なく、どの子も そうではないでしょうか。

それでも次に進めないなら、
やらせてあげる
私は、これもアリだと思っています。
みんなと同じようにはいかないのが発達障害。
時間内にこなせない、途中であることが気になるB君。これも特性です。

促してみても、気持ちが変わらないのなら、やらしてあげてみてはどうか?と思います。

折らせてあげる
何枚も折るわけではありません。1枚です。

今日は最後まで折ろうよ(o^-^o)
折り終わったら、こうしようね!と見通しを立てる。

折らせてあげた上で、
今度、こんな時はどうするのがいいかなぁ?」
と、考えさせてあげる。

具体的に行動を教え、次はやってみようね( v^-゜)♪と促す。
記憶に残し、振り返りができるような言葉かけ。

聞けなかったことを、失敗だと思わせない。
良い経験だと感じてもらい、やる気を育てる。次に生かす。

こういった、通常級ではできない、

個々の対応を行うことをできるのが
支援学級ではないでしょうか。

花もですが、必ず、気になる子がいます。
気になり、次に進めない子がいます。

作業が終われば、残った折り紙は先生に渡しましょう!と、回収する決まりを普段から作る。

何枚も1度に配るのでなく、1枚ずつ渡し、終わればもう1枚あげるよ!など、

これも、先生は、進めやすい、より良い授業を作りあげていく1つの方法ではないだろうか?

とも思いました。


いやいや。先生……
子供を言い聞かすだけではなく、
色々な方法があるのではないか

私が見ますよ!と言いたい気持ちを我慢。

なんだかモヤモヤしながら見ていた私です。

大学を卒業したばかり。熱意ある新任の若い先生。先生が悪いという訳ではなく、

経験も少ないため、
先生も手探りであると思います。

しかし、やらせることだけに意味を持つような指導は違うと感じます。

無理にやらせようとした時、
周りの先生方が教えてあげることも大事ではないでしょうか。

威圧的、無理矢理、強制は、子供達が萎縮するだけです。

そう麺を食べる時、花の隣だったA君。

立ち歩き、先生の話を聞かない、
入っているのに、おかわりを欲しがるなどがありました。

親御さんも居なかったのもあり、先生の対応も気になり、ほっとけなくなった私。

花とA君の間に入りました。

褒めながら、楽しく、声かけをしてみると…

先ほどまでの印象とはまるで違い、ニコニコと、とっても可愛らしく、

自ら姿勢を意識し、立ち歩きもやめ、
お代わりを我慢。

「食べたら、おかわりしてもいいの?分かった!食べるぅ~ラブ

と、モグモグ。

しっかり理解しているし、やろうという気持ちも持っています。

私の顔を見ながら、ニコニコほっこり
見て!ボクできてるよウシシと、自慢気キラキラ

支援や、声のかけ方一つで、
自信を持ったり、取り組めたり、やる気をみせてくれるのになぁ…がーん


発達障害児。

凄く繊細で、素直で、敏感。
感受性も豊かで、人一倍、色々なことを感じる力も持っています。

そして、発達障害児育児。

歯痒い思いも沢山ありますが、子供と向き合い、親御さんも人一倍、努力をされています。

叱ってできる。
無理矢理やらせればできる。

そんな単純ではありません。


支援に携わる支援者、先生
支援、支援学級のあり方

社会に出るためにだけではなく、社会に合わせることだけではなく、先ずは、

人を育てる

ということへの意識が大切ではないだろうか。

その先に、成長、自立、社会性があるのではないだろうか…

と、思い、感じ、願っている私です。

お節介かもしれませんが、
支援、支援学級。子供達の環境作りは、

学校と共に、私達親も一緒に造り上げていくべき!

と、考えている私です。

近々、懇談があります。

先生を非難するのではなく、お互いに成長できるように、今回感じたことを話してみようと思っています。


長々とした記事を、最後まで読んで頂き、
本当にありがとうございましたポッ



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