図書館の新着絵本コーナーにあって、ジャケ借りしてきた一冊。
『画の悲み』(国木田独歩×miya 文研出版)
いい。
すごく
いい。
YouTubeの歌詞動画みたいな感じ?
嫌いな人は嫌いかもしれないけど、わたしは好き。
わたしは国木田独歩を読んだ記憶がないです。
これは、明治35年初出の、独歩の小学校時代の同級生とのエピソードを元に執筆されたのではと言われている作品だそうです。
その明治の文体や空気と
令和の若い人の感性が
120年の時を飛び越え
融合している感じが
すごく良い。
この本に出会わなかったら、
わたしは
国木田独歩のこの作品には出会えなかったと思う。
感謝です。
今現在、小学生をやっている人たちが
「ともだち」とはなんだろうか?
どうやったら「ともだち」になれるのか?
本当の「ともだち」ってなんだろう?
わたしの「ともだち」は誰だろう?
みたいなことを考えるきっかけになるような気がします。
そういう自分にとっても、だけど。
エコトバ というレーベルだそうです。
プレスリリースにこうありました
(以下引用)
編集者より
エコトバシリーズは新進気鋭のイラストレーターたちが選んだ文豪の作品を、イラストレーターの感性によりビジュアル化した文学作品です。「画の悲み」は、「夢十夜」「山月記」「よだかの星」「ごん狐/手袋を買いに」に続くエコトバシリーズの第5弾になります。「画の悲み」は、1902年(明治35年)「新青年」に発表された国木田独歩の短編小説です。簡潔な文体で描かれたラストが、悲しみを際立たせます。この作品を原文ママで、新進気鋭のイラストレーターmiya氏の解釈で絵を描いていただきました。この作品について、多くの小中学生が関心を持ち、触れる機会ができるように願っています。
シリーズの他のも読んでみたいです。
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