台所に麹がある暮らし〜三五八漬けと甘酒漬けの巻〜 | 発酵料理家・真野遥の研究日記

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大好きな横手の羽場麹店さんの鈴木百合子さんが提唱される「台所に麹がある暮らし」というライフスタイルに影響を受け、最近はすっかり麹頼みな我が家の食卓。

 

とりわけ今週はきゅうりの三五八漬け(三五八とは、塩と麹とご飯を3:5:8の割合で合わせた黄金比の調味料)にハマり、毎日漬けまくっていたのですが、昨日ちょっと漬けすぎてしまい、辛くなってしまいました。

 

普段だったら、刻んで炒め物に入れたり、ご飯のおかずで頑張って食べたりしていたのですが、昨日読んだ山元正博さん(鹿児島県の源麹研究所会長)の「麹のちから!」という本で、塩辛くなったお漬物は、甘酒に漬けると塩が抜けて旨いという情報を読み、早速実践してみたのです!

これが本当に旨い!


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程よく塩気が抜けて、甘酒の甘みも加わり、いくらでもいけちゃう味。

お漬物、侮れない…!

たかがお漬物、されどお漬物。

 お漬物もっと勉強して、お漬物ワークショップとかやりたいです。

 

ちなみに三五八漬けの漬け方は、マルカワ味噌さんのHPに載っているのでご参照ください♪

http://marukawamiso.com/recepi/sagohachi.html

 

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三五八は意外としょっぱいため、1日以上漬けると結構塩辛くなります。半日くらいで床から出しちゃった方が安心です。

和えて甘酒漬けにしたい場合は、1日漬けた後、甘酒にさらに半日〜一日漬けると塩分が抜けて美味しく頂けます。

 

そして今日は、新玉ねぎを仕込んでみました!

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三五八漬けの素に水を少し入れた床に、玉ねぎを漬け込みます。

 

素材から水分が出るから水は不要という考え方もあるようですが、少し水で柔らかくした方が満遍なく漬かり、塩分濃度も薄まるので失敗しにくいと私は思います。

 

しかし、先週金曜日に千葉の白子で大玉10個くらい頂いた新玉ねぎ、1週間も経たないうちに7個くらい使っちゃいました(笑)

今しか食べられないですからね!


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麹のちから!
2日で半分以上読んじゃいました 。
オススメです。