第103回「演奏家だって仮装したいんだもん」 | 打楽器奏者・嶋崎雄斗のプレイヤー日記~折れない心と折れていくスティック~

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ここ最近のハロウィンの盛り上がりに、演奏家も「仮装して演奏する仕事」が増えているらしい。

着ぐるみを着て演奏するのが大好きな俺(第32回「夢は見るものではなく叶えるものである」参照)にとっては羨ましい限り(ハロウィンではそういう演奏の機会がまだない…みんな良いなぁw)なのだが、演奏家仲間のブログやフェイスブックの投稿には、仮装して演奏する事の難しさなども書かれている。





衣装が邪魔で腕が振れないとか以上に、「自分で用意したけど衣装とか被り物とかが上手く作れない!」という悩みが多く、写真を見てみると確かにこれは…といったものばかりだった。いや本当、音楽家って裁縫とか図工とか苦手な人が多いですからねぇ…。

せっかくなので、「クオリティが低過ぎて違うものに見られてしまった仮装」をちょっと紹介してみたい。












まずは定番!


【ふなっしーの仮装をしようと思って「ふなっしーのフード付きパーカー」を着た】























【どこからどう見ても大渕弁護士の仮装になった。】


あるあるw

ふなっしーになるにはガチの着ぐるみを用意するか、それが無理なら中途半端にせず頑張って顔面を黄色く塗ろう!

※その格好で演奏して苦情が来ても当社では一切の責任は取れませんのでご注意ください。











次に、ロック好きがよくやるやつ。


【伝説のロックバンド「kiss」の格好でライブに出ようと思って顔を白黒ペイントした】




























【「パンダ!可愛い!」と女性陣から大絶賛!!】


本来の意図とは違うが大成功を収めた例。

おめでとうございます!!












最後に、アニメ系のイベントでウケようと思ったらしい仮装。




【進撃の巨人の「巨人」になろうと思って血管の浮いた全身ピッチリスーツを着た】





























【理科室の人体模型になった】


まあ、そんなに変わらないから良いんじゃない…?(進撃の巨人ファンの皆さんごめんなさい)

そもそもあの恰好で演奏するって、依頼的にOKなのだろうかw












と、そんな感じで皆さんが仮装してるわ、生徒も仮装してレッスンに来るわ!

photo:01


(モザイク機能を覚えましたw)


えー、ずるい!!俺も俺も!!と焦るも、当然何の用意もしていない…。




どうする!?

どうする俺!?





ここで、子供の頃に大きな影響を受けた偉大なる言葉を思い出した。


「人生の選択肢は常に2つ。できるか、できないかではない。やるか、やらないかだ」







…ついに決意は固まった。

いそいそと鞄の中からマスクを取り出し、絵を描き始める俺。

完成品を眺めると…これは良い…良いぞ!!



【目玉の親父になろうとして、マスクに目玉を描いて顔に装着してみた】



















photo:02



【20世紀少年の「トモダチ」になった】
















俺に仮装のセンスは、ない。