ガロと私。 | ピコニコラの屋根裏部屋〜植物療法と日々のこと。

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日々の徒然、感じたこと、何でもない話、生きること、よもやま話。

今日は全くの私の趣味の話です。



さて、ガロとは、漫画雑誌ガロでありまして、私は若い頃から、このガロの独特の世界がとても好きです。

自分が持っていたガロは数冊あった気がするけど、11回の引越しの途中で、処分してしまい、手元にはもう残っていない。


ガロへの入り口は、蛭子能収さんの漫画で、こんなにも普通じゃない世界がある!と驚き興奮したのを覚えています。

思春期に入り、なんとなく自分のいる世界に対して居心地の悪さを感じていた私ですが、ガロの世界は、『こんな場所もあるよ』と教えてくれたみたいに感じていました。



『月刊漫画ガロ』は、1964年から2002年頃まで青林堂が刊行していた漫画雑誌。大学生など比較的高い年齢層の読者に支持され、独創的な誌面と伝説的経営難の中で独自の路線を貫き漫画界の異才をあまた輩出した。創立者は白土三平[1]、初代社長兼編集長は、青林堂創業者の長井勝一(ながい かついち)。1998年からは青林堂の系譜を引き継いだ青林工藝舎が事実上の後継誌『アックス』を隔月で刊行している。

Wikipediaより


はてさて、前置きが長くなってしまったけど、先日ふと思い立ち、伊賀市にあるこげら文庫さんに行ってきたのですよ。




こげら文庫さんにはね、ガロがたくさんあるのですよ。300冊以上。

そして全て手にとって読んで良いというのです。パラダイスですか?


去年の暮れの自分の展覧会で、知り合った人が教えてくれたこげら文庫さん。


どうしても行きたくてねー。


どうやら、蔵の二階がギャラリースペースになっていて、わたしは、いつかあの蔵の二階で、作品の展示をしたいと目論んでいたりします。


夢です。



 

ハツエハ ソノ ユメノ イッポヲ

フミダシタ‼️



先日ね、こげら文庫さんのInstagramでの投稿に、コメントをしたのですよ。なんて事のない会話です。

そしたらば、私のことを認識してくれてたみたいで、嬉しくてね〜。嬉しくてね〜。しかも秘宝新聞に興味を持ってくださっていて、大変嬉しく思いまして。


嗚呼もう行ってしまおう!私はいそいそと、秘宝新聞を抱えて、ひとり、こげら文庫さんに向かったのです。



ぶーん車



くねくね山道を走る事1時間。

森を登って下って、険しいところを抜けると、こげら文庫さんが現れました。



思ったより遠かった昇天




実は、自分の運転で、ひとりで、伊賀に行くのは初めてでした。


行けてよかったニコニコ







初めて行ったこげら文庫さんは、古い古いお家を、店主の方が自ら改装した、手作りの、とっても居心地の良い空間でした。


いらっしゃいませ。えー、来られたのはガロが目的ですか?と、質問されながら案内して下さいました。


昨日インスタでコメントしました、えーっと、と、名前を名乗ると、わー!と言って、温かく迎えてくださり、ガロコーナーを解説してくださったり、蔵の案内をしてくださったり、熱くガロについて話をしました。笑



コーヒーカップが大きくてたっぷり。

美味しかったです。



秘宝新聞もお渡しして、楽しんでくださってよかった。



思い出に残る1日でした。