恵比寿Mind_Bodyパーソナルトレーナー田中章浩です。
前回、「効率的な体脂肪率の落とし方」の中で
「たんぱく質の摂取」の重要性についてお話させて頂きました。
たんぱく質を摂取することでいったいどのような効果が得られるのでしょうか?
◆たんぱく質とは?
たんぱく質とは、アミノ酸が多数結合した化合物で、炭水化物、脂質と並ぶ三大栄養素の一つです。
人間を構成している成分のうち、水分についで2番目に多い成分です。
たんぱく質は筋肉や臓器など人間の体をつくるだけでなく、肌の弾力やハリを保ち、傷の修復を早める効果もあります。
また、たんぱく質は肝臓で分解され、グリコーゲンや脂肪に変換することで1gあたり約4kcalのエネルギーを生み出し、人間の生命維持に必要なエネルギー源として働きます。
さらに、たんぱく質を構成するアミノ酸の中でも、特にBCAA(バリン、ロイシン、イソロイシン)は疲労の原因となる乳酸の蓄積を抑制し、運動時のエネルギー源として働きます。
たんぱく質は必要に応じて分解され、再び合成されるという新陳代謝を繰り返し、生命を維持する上で様々な働きをしています。
◆たんぱく質を含む食品
たんぱく質には肉類や魚介類からなる「動物性たんぱく質」と、大豆や小麦からなる「植物性たんぱく質」があります。
それぞれの食品において、たんぱく質を構成するアミノ酸の種類の量は異なっているため、動物性たんぱく質と植物性たんぱく質の両方をバランス良く摂取する必要があります。
そして、たんぱく質の分解と合成には、ビタミンB6は欠かすことのできない成分のため、一緒に摂取することにより体内でたんぱく質が効率良く働きます。
さらに、ビタミン、ミネラルといった栄養素はたんぱく質の合成を促進するため、たんぱく質と相性の良い成分と言えます。
◆たんぱく質の過剰症・欠乏症
たんぱく質を過剰に摂取すると腎臓の負担が大きくなり、腎機能において障害が起きる場合があります。
口から摂取したたんぱく質は、胃液によって分解され、最終的にアミノ酸となり吸収され、肝臓へ運ばれます。
その際、余分な窒素化合物が体にとって毒となる尿素に変わり、それが腎臓を経て排出されます。
そのため、腎臓に負担がかかり、腎機能の低下を招いてしまうのです。
さらにたんぱく質の過剰摂取によって、尿酸などが生成され血液が酸性に傾きます。酸性になることで血液の濃度を中和するために大量のカルシウムが消費され、骨粗鬆症を引き起こす危険があります。
また、たんぱく質の不足は、筋力の低下につながります。
筋肉はたんぱく質で構成されているため、たんぱく質が不足することでつくられにくくなるのです。
筋力の低下により、代謝が落ちることで抵抗力も低下し、病気にかかりやすくなる可能性が高まります。
女性は月経不順に、成長期の子どもは成長の阻害につながります。
◆たんぱく質の効果
①免疫力を高める効果
②貧血を予防する効果
③脳血管障害を予防する効果
④高血圧を予防する効果
⑤美肌効果
⑥丈夫な骨をつくる効果
たんぱく質には筋肉の生成以外にも様々な効果があります。
プロテイン等を使用してバランスの良いたんぱく質の摂取を心掛けましょう!
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