【観劇感想】人狼ザ・ライブプレイングシアターVILLAGE#16第1ステージ② | もものすけの気ままなブログ

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千葉県木更津のご当地ヒーロー『鳳神ヤツルギ』のエンディングダンスが、大好きな人達が集まって作った【ヤツルギダンス部】の部長だったり、ご当地ヒーローに会いたかったりするおなごのブログです。

こんにちば。もものすけです。
人狼TLPTの感想記事2つ目です☆
今回は、各キャラクター達が素敵すぎたので、キャラの関係性と妄想も含めて書いていきたいと思います。
台詞等うろ覚えです。



まず、男爵家関係の3人。
・男爵バロウズ様
村で一番の名家であり、村でもそれなりの地位があると思われる。
現在は、貿易業に力を入れている様子(パンフ参照)
奴隷であったセリオを家に迎え入れ、息子同然にかわいがる。
ニルスに反抗的な態度をとられているが、息子への愛情は変わらず、今も息子と和解したいと願っている。

・男爵バロウズ様の息子・ニルス君。
ニルス君は、父バロウズへの反抗心から男爵家を出て村で帽子屋を営む。
また、父を恩人と慕うセリオに対しても冷たい態度をとる。

・魚屋セリオ。
語尾に”セリ”をつける独特な喋り方。
昔、奴隷だったセリオはバロウズに拾われ、教育を受けたり息子同然に可愛がられる。
バロウズを恩人と慕い、信頼している。
バロウズとニルスの不仲を何とかしたいと思っている様子。


1日目のセリオ処刑の時に、バロウズ様が本当に悲しそうでした。
奴隷だったセリオを自分の息子同然に育ててきたバロウズ様。
その悲しみはいかほどだったでしょうか。
次の日、ニルスに父さんと呼ばれたバロウズ様の喜びました。
親子のわだかまりが解けたと感じた瞬間でしょう。
なのに、4日目にニルスを処刑しなければならなくなりました。
彼は霊媒師を騙る人狼だったから。
「君は、息子じゃない」
ニルスは、もういない。悲しみに伏せる姿に胸が熱くなりました。
最終日、処刑されるバロウズ様。
彼もまた人狼だったのです。
哀しい事に、バロウズ親子は人狼に喰われてしまった。
「父さんから初めて貰ったプレゼントが、この帽子だった」
だから帽子屋をやろうと決めたと静かに語るニルス。
息子を亡くし涙に沈むバロウズ。
あれは人狼が騙った親子の茶番だったのでしょうか?
人狼が利用した二人の本音なのだと、信じたいものです。


・花屋フローラと菓子職人デイジー
仲良し姉妹。
ほわわんとしているフローラお姉ちゃんを、妹のデイジーは心配しているようです。
まじ可愛い姉妹です♪
今回投票に使われた六花の薔薇は、フローラお姉ちゃんが新種として育てた花のようです。
フローラお姉ちゃんは、オカリナも吹ける素敵なお姉ちゃんです♪
デイジーちゃんは、ぽえぽえなお姉ちゃんと違ってかなりしっかり者な印象でした。
頼りがいのある妹が、きっとお姉ちゃんの自慢なんでしょうね。


・管理人スタンリーと孤児ステファンの友情
管理人スタンリーと孤児ステファンのチンピラっぷりが素晴らしかった。
相棒であるステファンが人狼である可能性がほぼ確定した時、スタンリーは何を感じたのか。
私は、怒りのような気がしました。
処刑の時に決定票を投票しようとしたバロウズを制し
「バロウズ待って~。俺にケジメをつけさして」と言い、最後の花を手向けました。
「お前は、俺の知ってるステファンじゃねぇよ」
寂しそうで悲しそうなスタンリーの姿は、チャラいけど格好良かった!
決定票は、重い。その重さを感じる場面でした。

・雑貨屋カイヤばあちゃん
素晴らしいおばあちゃんでした。
スタンリーやステファンやメイソンにクソババア呼ばわりされても聞き流してしまえる精神。
子熊のくーちゃんを人狼に殺されたらしいのですが、子とはいえ熊と一緒に生活していたというパワフルさが素敵すぎます。
論理に弱い部分はあったかな~と思います。ですが、お芝居は抜群にお上手でした。

・大工デュークと蝋燭屋キャメロン様
大工デュークさんは初夜に襲撃死されてしまいましたが、自己紹介の時の印象が強烈すぎて、初夜に死んだとは思えないくらい印象に残っています。
蝋燭屋キャメロンさんの自己紹介で、夜の性癖を暴露されてしまったデュークさん。
自分で暴露しておいてデューク死後に「私、酷い事言っちゃった」と泣くキャメロンさんは、お腹が黒いなと感じました。
きっとデュークさんの背中に蝋燭たらすのを、実は楽しんでいたに違いない!!

・自由人メイソンが自由すぎる件について
もうこの方を思い出すと、自然に笑ってしまいます。
喋り方が、某穴子さんみたいで面白くて面白くて、喋る度にクスクスしてしまいました。
自己紹介でいきなり自分は脱獄犯と告白。しかも罪状は連続殺人犯。
おいおい、パンチありすぎるよ!!!
その発言にドン引きする村の皆。なのに、1日1日過ぎていく度に、その推理する力と発言の的確さに一気に頼れる殺人犯に。
どこかこの状況を楽しんでいるような雰囲気も好きでした♪

・いい声の仕立屋テイラーさん
相変わらずのいい声でした♪
殺人犯に対して、ちょっとビクビクしているところが可愛かったです。
ビクビクしながらもメイソンさんの頼れる感じに、戸惑いつつも信用しちゃうのも可愛かったです。今回は、他のキャラさんとの絡みが少なくて残念でした。
ツッコミは、相変わらず鋭かったです!

・情熱の聖騎士ジャンヌさん
最初、冷静に判断している様子が、とても格好良かったです。
後半スタンリーと喧嘩する姿や決選投票でうろたえる姿。
彼女の人間らしい熱い姿が本当に素敵でした。
「信じるぞ!」
「ああ、信じろ!!」
力強い二人の言葉は、今も心に残っています。

・今回の人狼の感想
今回、初めて村人勝利のエンディングを観る事が出来て、本当に嬉しかったです。
人狼TLPTは、本当に面白い舞台だなと改めて感じました。
ゲームの事が不勉強で、ペースについていけない部分もあります。
ですが、そこは役者さん達がお芝居の部分でキチンとカバーしてくれているなと。
本当にキャストの皆様の力に圧倒される舞台でした。

導入部分から世界観、舞台設定をきちんと提示してくれる事により、村の状況が鮮明になりました。鮮明になった事でより村に入り込めたと感じました。
また改めて感じたのは、信じてもらう大変さでした。
一度怪しい印象を与えてしまうと覆すのは、難しい。
そんな場面で自分を人間だと論理的にアピールするか。
人狼であれば、どう上手に騙るかなんだなと、しみじみ感じました。

ゲームという視点よりも一つのお芝居という視点で観劇している私ですので、どうしてもお芝居の部分に目がいってしまいます。
キャラクター同士の繋がりや掛け合いは、本当に面白かったです。
特にスタンリーがステファンに対して決定票を入れる場面の緊張感は、素晴らしかった。
ああ、その一票でスタンリーはステファンを殺すのだというのが、伝わってきました。
処刑されれば、キャラは死ぬのです。その重みが伝わる場面でした。

ゲームだからこそ、先の見えない緊張感があります。
芝居だからこそ、ゲームでは味わえない現実感を得られます。
それを演じる役者さんのパワーをすごく感じた舞台でした。


さて、最後に印象的だったコールアンドレスポンス!
キャラ名「キャラのコール」「お客様のレスポンス」
大工デューク「この」「豚野郎!」:デュークさん、嬉しそう♪
蝋燭屋キャメロン「蝋燭」「たらして~」:やっぱりデュークさん嬉しそう♪
仕立屋テイラー「村の皆は」「すっぱだか~」:テイラーさん、超楽しそう(*´▽`*)
花屋フローラ「妹のデイジーが頑張っているので…デイジー」「頑張れ~!!」:お姉ちゃん超可愛い(*´Д`)
孤児ステファン「相棒のスタンリーが頑張っているので…スタンリー」「マジヤベェ~!!」:本当に君達マジヤベェでしたよ!!

それでは、この辺で。
最後までお読みいただき、ありがとうございました!!