こんばんは。
もものすけです。
3/1に観劇しましたモリンチュproduce(事×情)2シリーズVol.3
抱えきれないほどの花束の感想です。
((事×情)2←この2は二乗を表します)
モリンチュとは、主宰の矢守忠彦さんがプロデュースする個人ユニットです。
(事×情)2シリーズとは、個人の内情をテーマに作られる3人芝居のシリーズです。
5月の公演もあるようなので、気になった方はモリンチュで検索して見て下さい!
今回、初めて(事×情)2シリーズの舞台を観劇しました。
場所がとても小さい劇場で舞台がとても近かったです。
なおかつ、お客様に囲まれるように客席(30席ある?くらい)があり、
一番前の席で観させていただいたので大変迫力のある舞台に感じました。
【あらすじ】
ストーリーは、山にハイキングに来て迷ってしまった3人。
キャンプの跡を見つけ、仕方なくそこで一夜を過ごす事にした3人は、
夜通し話をしようという事になる。
話題になるのは、もちろん恋愛話。
結婚を間近に控えていると告白する女性カメラマン・紀子。
恋愛の悩みを吐露する女性のカメラアシスタント・順。
結婚への憧れとあきらめを自嘲するオカマちゃん・トオル。
夜が深まるにつれて、それぞれの本性が顔を出す。
そんな不思議な夜の話。
全体的な感想としては、ラストシーンが衝撃的すぎて気持ち悪かったです。(いい意味で!!)
人間というよりか、女ってやつは怖いねってまざまざと見せつけられました。
同じ女性ですが、彼女達の気持ちが理解できる部分もありました。
だからこそ、気持ち悪いって感想になるのかもしれないですね。
トオルと順。紀子と順。
二人きりになる場面が用意されていたのは、すごく良かったと思います。
対象者がいなくなった途端に始まる噂話や悪口。
対象者が戻ってきた瞬間のなんだかよそよそしい空気。
うわ~、なんかこの空気感、わかるわかる!!って感じでした。
印象的だったのは紀子の彼と浮気していた順が、初めてその事を紀子に告げる場面。
順の顔がガラッと変わり、女の執念、執着心がよくわかる場面でした。
あと、オカマのトオルちゃんがめっさ可愛かったです♪
男っぽい一面をみせる場面のギャップも素敵でした。
トオルちゃんがみせた男の顔は、本物だったのかそれとも……?
BGMの使い方も効果的だなと思いました。
場面を盛り上げたり、切り替わったり、おどろおどろしさを演出してくれたり。
マイムマイムがあんなに恐ろしい曲に聞こえたのは、初めてです。
本当にこの舞台には、女性の持っているドロドロとした感情が溢れているなと思いました。
自分の秘密は、誰にも触らせないようにするくせに、他人の秘密はおかまいなし。
むしろ、自分から開けないなんてズルイとすら思い込んでいるところとか。
自分勝手な思い込みとか。
あのなんともいえない気持ち悪さを、上手く伝えられませんっ!!!
機会があれば、また観に行きたいと思います!!
ありがとうございました(*´▽`*)
それでは、この辺で。