ごきげんよう
自己理解トレーナー＠松本美和です
今では考えられないのですが
以前の私は
お惣菜を買うことができず
一日30品目
食卓に出せない母親は
母親失格だと思っていました。
思い込みの呪縛を解き放つために
忙しければ
お惣菜を買って
その分
心にゆとりを持てるほうがいい
今の私は
そんな考えが当たり前にできるようになっていますが
昔は
大して悩む必要がない事柄に
がんじがらめになっていた気がします。
料理上手だった母は
気難しがり屋で厳格な祖父に
神経をすり減らす毎日でした。
食卓はいつも
手作りで 色合いも美しく
本当においしいもので並べつくされ
私はそれを見て
食べながら育ちました。
実際 田舎だったので
まわりは農家さんも多く
どこの家でもそうだったのだろうと思いました。
よそのお宅にお邪魔すると
おかずが
テーブルの上にデーンと大皿で並べられていて
あれを最初に見たときは
食べるのにも
気を使わなきゃいけないなんて大変だ
と思ったものでした。
我が家は
必ず一人前ずつになっていて
それも彩りよく並べられていましたので
自分はこれを食べてよい
という安心感が持てると
大皿のおかずを親戚のところで見た時
ホッとしたことを覚えています
（だから今も 飲み会とかで
大皿で出てくるのは苦手・・・・苦笑）
母の作る食事が 私の基本形でしたから
今思うと
すごくハードルは高かった・・笑
私自身も
子どもが小さいころ
食事の基本は
【一日30品目を摂れる食事】
でした。
「すごいねー」
とびっくりされたこともありましたが
そうは言いながらも
みんなやってるんだろうと心から信じていましたので
その承認は
全く受け取れていませんでしたね
面白いエピソードもありますよ
ある時 レトルトカレーを食べようと思って
湯煎をしたんです。
「レトルトカレーって
思ってるほど簡単じゃないね」
と
後日、友達につぶやいたら
「どうして、そんな面倒臭いことするの？
お皿にご飯とカレーをバンと入れて
チンしたらすぐだよ！！」
と言われて
なるほどそれなら 簡単だ
と
感動したことを覚えています。
当然
インスタントのラーメンとか
カップラーメンとかも
食べたことがなかったので
家族の笑い話もありますよ。
当時
中学生だった娘が
あるとき、カップ焼きそばを食べた時
ソースも具材も全部入れて
お湯を注いでしまい
食べようとしたとき
味が全くしなくて
「カップ焼きそばは
身体に悪いから
せめて、薄味にしてるんだと思って食べた」
というエピソードは
今でも大笑いできる
懐かしい思い出です。
育った環境で無意識に培われた
自分の中の思い込み、囚われは
大人になった今でも
自分をがんじがらめにしていることが
多々あるかもしれません。
昨日もクライアントさんと話していて
あることをフィードバックしましたら
「どうしてそんなことを
僕はずっと思っていたんだろう？？
全く気付かなかった・・・・」
と首をかしげておられました。
それほど
自分の中にある【呪縛】は
自分では認識できていない
でも
すごい力で
あなたを
窮屈にしているのかもしれないですね。
ただ、
それに気づいていないから
窮屈な状態（残念な状態）はずっと継続していて
対策を立ててないから当然
自分ではどうにもできない。
っていうスパイラルに
ハマっているのかもしれません。
きっと
昨日のクライアントさん
あのあと
自分を縛り付けていた【呪縛】を見つめながら
それを取り除いてみたあとの思考で
これからの未来を
思いめぐらせておられるんじゃないかなって思います。
可能性を解き放て！！！
とは
私がGallupのストレングスコーチになるために
学んでいたテキストに書いてあった言葉。
あなたの可能性は
なにを手放したら
広がっていくのでしょうか？
楽しみですね
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