http://www.tokyo-np.co.jp/article/economics/news/CK2013100702000123.html
以下引用
【ヌサドゥア（インドネシア・バリ島）＝斉場保伸】自民党の西川公也（こうや）環太平洋連携協定（ＴＰＰ）対策委員長は六日、ＴＰＰ交渉が開かれているバリ島で記者団に対し、「聖域」として関税維持を求めてきたコメなど農産物の重要五品目について、関税撤廃できるかどうかを党内で検討することを明らかにした。
自民党は昨年末の衆院選で、「聖域なき関税撤廃を前提にする限り交渉参加に反対」との公約を掲げ、重要五品目を守る姿勢を打ち出してきた。関税撤廃検討は、こうした公約を反故（ほご）にするともいえる。これまで交渉の経緯を説明してこなかったこともあり、国内の反発は必至だ。
西川氏は重要五品目（関税分類上は五百八十六品目）の扱いについて「勘案しない姿勢が取り続けられるかどうかという問題がある」と説明。その上で「関税撤廃できるかどうか検討する」と語った。同時に農林水産業が打撃を受ける場合に備えた対策の検討も表明した。これについて甘利明ＴＰＰ担当相は「党と連携を取っていきたい」と話した。
＜農業の重要５品目＞
ＴＰＰ交渉で政府が関税維持を目指しているコメ、麦、牛・豚肉、乳製品、砂糖の原料になるサトウキビなどの甘味資源作物を指す。５品目の関税をなくした場合、安い農産品が大量に輸入され、日本の農業が打撃を受ける恐れがあるとして、自民党や衆参両院の農林水産委員会が関税維持を求める決議をしている。
引用終わり
さて、この記事は反TPPで安倍政権批判をしていた人間には別に驚くような内容ではないかもしれませんが、今まで安倍支持だった人には結構ショックなようなので取り上げます。
そもそも西川氏の発言はマスコミの捏造だ！という方もいるようなので、こちらの記事をご覧ください。(本当に面倒くさいですね...)
官房長官、ＴＰＰ交渉「守るべきもの守ることに変わりない」
http://www.nikkei.com/article/DGXNASFL070L9_X01C13A0000000/
以下引用
西川氏の発言については「承知している」とも語った。
引用終わり
というわけで捏造ではありません。捏造なら承知しているわけ無いですからね。因みに「守るべきものは守る」というのは意味の無い言葉ですから。以下の記事をご覧ください。
関連記事
自民党のTPP公約原案
http://ameblo.jp/ponkiti-2013/entry-11541102681.html
で、西川氏は聖域とされる五品目について関税の撤廃を出来るかどうか検討すると発言したわけですが、実は石破氏もこう言っています。
ＴＰＰ、加工品の関税撤廃検討も 聖域農産物で石破氏
http://www.hokkaido-np.co.jp/news/politics/496491.html
なんだ！公約違反だ！嘘つきめっ！
はい、嘘つきです。10月1日の石破氏の発言です。
石破氏が断言「TPP重要5品目は必ず守る」JA全中集会
http://news.tv-asahi.co.jp/sphone/news_economy/articles/000013402.html
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