米国の国会議員はTPP交渉テキストの全文の閲覧が可能、日本じゃ駄目よ~! | ポン吉のブログー反TPP宣言ー

ポン吉のブログー反TPP宣言ー

安倍総理がTPPの交渉参加を表明した事を受けて、TPP断固反対の立場でブログを書いていきたいと思います。たまに新自由主義批判やチャンネル桜批判もします。

内田聖子氏のブログより

詳しくはリンク先をどうぞ。


米政府がTPPの文書閲覧条件を緩和、議会の懸念払しょくへ
http://jp.reuters.com/article/businessNews/idJPKBN0MF04C20150319

以下引用
 [ワシントン 18日 ロイター]
米政府は18日、環太平洋連携協定(TPP)の草案に関する閲覧条件を緩和する方針を議会に示した。TPPをめぐっては交渉内容が不透明なことへの懸念の声が出ており、一部の議員らは文書へのアクセスに条件が課されていることに不満を示していた。
条件変更は、米通商代表部(USTR)のフロマン代表とルー財務長官が出席した民主党の集会で明らかにされた。
フロマン代表は、新たな措置によって議員らはTPPの各章の要旨に加え、全文を閲覧できるようになると説明。声明で「われわれが労働者、企業、農業従事者のために米国にもたらそうと取り組んでいる利点について、議会メンバーが十分理解できるよう、前例のない追加措置をとった」と述べた。

引用終わり


俺達の福島みずほちゃんが甘利大臣に鋭く質問をしています。

◆3月30日(月)
参議院予算委員会
福島みずほ議員(社民党)から甘利明TPP担当大臣への質問

※参議院インターネット審議中継にてやりとりはご覧いただけます。日付、会議名、質問者などのキーワードで検索してください。
http://www.webtv.sangiin.go.jp/webtv/index.php

以下、福島みずほ議員の質問と甘利明大臣の回答の文字起こしを掲載。

○福島みずほ君 社民党の福島みずほです。
まず、TPPについてお聞きをいたします。
アメリカの国会議員は、TPP交渉テキストの全文の閲覧が可能です。日本ではなぜできないんでしょうか。

○国務大臣(甘利明君) その中身がどこまでということがありまして、アメリカの関係者からも詳細が漏れてくるということはないんですね。どの国も、条約上の秘密保持義務と、それから国内から情報開示を迫られている、これに悩みながら対処しているところでございまして、日本としてもできる限り、条約上抵触しないような範囲を探りながらホームページに提示したりいたしております。
 アメリカのUSTRのホームページ見ましても、日本から特に詳細なことが、より詳細なことが出ているということは把握しておりませんけれども、今後とも、交渉上の守秘義務、この制約の中でどう工夫ができるかを模索しながら取り組んでいっているところであります。

○福島みずほ君 国会議員へのTPPテキスト全文の閲覧可能という措置を、アメリカ政府は、三月十八日、方針を議会に示しました。
 アメリカでできて、何で日本でできないんでしょうか。

○国務大臣(甘利明君) 今までアメリカ、特にUSTRは議会の要求に応えていろいろ開示すると言ってきましたけれども、実際は中身が全部分かるというわけではないんですね。
 アメリカ政府自身も条約上の守秘義務というのは他国にかなりきつく言っているところでありますから、その中でどういう開示の仕方をしていくんだろうと。全て公表しますということが本当にそのまま通るとはなかなか額面どおり理解できないところでありますから、アメリカの開示がどういう形になっていくのか注視をしているところであります。

○福島みずほ君 アメリカがこのテキストの全文開示をすれば、日本の国会議員にも同じような措置がとられるという、そういうことでよろしいでしょうか。

○国務大臣(甘利明君)まずアメリカがどういう開示をしていくのか、それと、当然、アメリカと日本の秘密保持義務が掛かる掛かり方も違ってくると思いますから、その辺のことをしっかり精査をしたいと思っております。

○福島みずほ君 もう少し前向き答弁してくださいよ。国民によって選ばれた議員に対して、アメリカは議員に対しては開示する、日本では何で開示しないのか。
 これは開示してくださいよ。お互いに保持義務があって、どの程度開示するかは国内、というか議会に対しての問題なんで、よろしくお願いします。




赤字をご覧ください。甘利大臣が日本がアメリカの属国だと白状しました。アメリカが先に決めなきゃなにも決められないようです。安倍政権はもう本当に早く辞めていいよ。




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