どうもどうも、こんにちは。タイトルのアジアは何一つ関係ないぽんたろうです。
Q.なぜアジアを入れた?
A.予測変換で出てきたからです。
アジフライ、オニオンリングフライ、ちぎった草と切った草、豆腐と油揚げとクズ野菜の味噌汁、ブロッコリーの和風おかか和え、かぼちゃのスパイシーチーズサラダ、昔ながらのプリン。
3ヶ月に一度の奇跡、揚げ物をしました。
私、揚げ物嫌いなんだ。
何が嫌って、
洗い物もイヤだし、
カロリーも恐ろしいし、
食べ過ぎて胃もたれするのもイヤだし、
油の後処理もイヤだけども、
何よりも恐いのが、
油の使用量。
はい、出ました、ドケチ発言。
びっくりするじゃん。
一回で1000gのサラダ油、半分くらい使うじゃん。
わかってるんですよ、2、3回使えば良いってことは。
でもね、
揚げ油を炒め物に使うのは、気後れする上に、
揚げ物が好きかと言われれば、
「そこまで…」
と、私もぷーすけも答えるので、揚げ物を2、3回連続で行うことがなくて。
ね、
ああ、何日分の油を使ってるんだろう…って思っちゃってね。
揚げ物は苦手。
のっけから揚げ物の全否定をしたところで、
アジフライ。
どうしても、アジフライが食べたくなる日ってあるよねぇ。
あるある。
揚げ物ならわかるけど、アジフライ限定はねーよ。
とか言わないで。
いいの、私が食べたくなったの。
その前日からアジフライのことで頭がいっぱいだったの。
嫌いな揚げ物をしたの。
うん、多分ね、疲れてたんだと思う。
うん、絶対。
油を欲したんだと思う。
冒頭から揚げ物を全否定した私ですが、
アジフライはお惣菜よりも絶対、絶対絶対、
作った方が断然美味しい!
驚きます。
驚愕します。
コントのようにひっくり返ります。
うちのぷーすけがそうでした。
ぷーすけ「肉厚ぅ!!!」
ぷーすけ「うまい!うまい!うまい!止まらなくなるわ、これ。」
ぷーすけ「凄い、凄い、凄い!!サックサクゥゥ!!」
だそうで。
でも、
揚げ物もさることならがら、もう一つ、難関が。
鯵をさばくこと。
慣れちゃえば、サクッと出来るんですけどね。
やったことない人からすると、敬遠されがち。
臭いとか、
怖いとか、
経験ないからとか、
目が合う気がするとか、
汚れるとか、
面倒だとか、
色々理由はあるとは思います。
でもね、
そこまで臭くないし、
ゴミもしっかり袋に入れて閉じれば気にならないし、
ほーら、怖くない、怖くないし、
(ナウシカ風に)
経験なかったのは私もだし、
目はワザと合わせればいいし、
(いい性格してるな。)
汚れる言うても飛び散ったりしないし、
汚れるに至ってはキャベツの千切りの方が酷いし、
(それはお前だけ)
面倒なのは…うん、それはよく分かる。
(おい。)
その2つの山を越えてでも、是非ともお家で、自分で、手作りして頂きたい。
大丈夫、大丈夫。
世界が感動した不器用(私)ですら、さばけるんですもの。
で、
刺身や干物なんかと違って、
最後に揚げちゃえばさ、わかんなくなるから、
ちょっと失敗したってバレやしないし。
(おい)
なるべく詳しく、写真付きでアジのさばき方、
っと言いますか、アジの背開きのやり方を説明して行こうかなと思います。
《レシピ》アジのさばき方
《材料》
アジ 好きなだけ
《作り方》
1.良く切れる包丁を用意する。
まずね、大前提として、良く切れる包丁を使うこと。
切れ味が悪い包丁だと、引っかかって、上手くさばけないんで。
よく研いでから。お皿の裏にでも研げるらしいよ。
(らしいよって。)
2.アジをまな板に乗せ、一礼する。
スンマセン、嘘です。
余計やり辛くなるわ。冗談キツイわ。
ああ、美味しそう!!
もう一匹は、もうすでにまな板の上へ・・・。
あら、半額シールが丸見え。
3.ゼイゴと呼ばれる、尻尾の方にあるトゲトゲした部分を包丁で切りながら、取り除く。両面とも取り除く。
(やっとまともな説明)
包丁を横に倒しながら、尻尾の端から包丁を入れていきます。
あ、身まで削らないように。
硬い部分だけ、取り除いてください。
硬いところが終わるまで、包丁を進め、最後は切った部分を持ち上げながら、包丁で断ち切る。
こんな感じになります。
裏側にもいるんでね、両面やってください。
4.次は頭を切り落とします。アジをひっくり返して、裏側のひれ(腹ビレ)の下に包丁を入れる。
包丁を立てながら、頭の半分くらいまで包丁を入れ、アジを倒しながら頭を切り落とす。
この時、横についてるヒレ(胸ビレ)まで切り落としちゃっても。
邪道ですが、私は開いてから切ってます。
こんな感じになりました。
色々出てきてますが、後で全部洗うんで、この時点では気にしなくて大丈夫です。
5.お腹の柔らかいところに、包丁で浅く切り込みを入れ、中の内臓を全て取り出す。
お腹の柔らかいところに、クッ!っと包丁を浅く入れてください。
ここで、深く入れ過ぎると、内臓まで切っちゃって、エライコッチャになるんで浅めで。
内臓を手で全て掻き出すとこんな感じに。
6.ここまで出来たら、一度綺麗に洗いながす。
特に内臓が入っていた腹部は、指を入れてしっかりと洗う。
中骨に指を沿わせながら、中の血も綺麗に流す。
まな板と包丁も綺麗に洗い流す。
血が生臭いんで。
そこはしっかり洗い流しちゃいましょう。
こんな感じでめっちゃ綺麗になります。
7.水気を拭き取ったアジを、綺麗なまな板の上に乗せ、背中の方から中骨に当たるまで包丁を入れる。
中骨の上に包丁を入れ、そのまま、中骨に沿ってお腹側まで切り進める。
背ビレのほんの少し上から、包丁を入れるとやりやすいです。
中骨に当たったら、ほんの少しだけ包丁に角度をつけて、中骨の上まで切り込みを入れる。
そのまま、包丁の側面に中骨が当たってる感触を確かめながらきり進める。
身までを削らないよう、包丁を浮かさずに!!
ここで、最後まで切り落としちゃうと、二枚卸しになっちゃうので、皮一枚を必ず残すように。
8.開いてひっくり返し、中骨がついてる方を手前に置く。中骨に沿って包丁を入れ、尻尾ギリギリまで切る。
この時、背ビレも一緒に切ってください。
ついたままだと、硬くて食べれないんで。
口の中が血だらけになるんで。
尻尾まで切り落とさないように注意!
9.尻尾の手前で包丁を立て、アジを持ち上げ、中骨を切り落とす。
結構硬いんで、注意してくださいな。
こんな感じになりました。
あと少しで終わるんで、頑張って!
10.頭の方(ハート型になってるところ)腹骨を削ぎ取る。
胸ビレがついているところを切り落とす。
こんな感じで、包丁を寝かせながら、骨の部分だけ削ぎ取って下さい。
身まで削らないように。
胸ビレを切ってる写真は撮り忘れました。すんません。
ザクッと切り落としちゃってOK!
11.小骨が気になるなら、骨抜きで抜く。手で触って、硬いところがないか確認し、もしあったら包丁で切る。
小さなお子さんがいる家庭など、小骨が気になるなら抜いちゃってください。
ピンセットや、毛抜きでも抜けます、はい。
でね、
最大の裏ワザ。
硬いところがあったら切り落とす。
ここまですれば、硬いところはないハズなんだけど、
私みたいな不器用だと、どこかしらに骨が残ってたりするのよ。
で、
そういう時は問答無用で切り落とす。
大丈夫、だいじょぶ、あげちゃえば少し不恰好でも気になんないから。
「揚げるときに、反っちゃったかなぁ?」
なんて言っておけばバレやしないから。
完成!!!
1匹だけ、腹開きがいるのはご愛嬌で。
うん、
無心でやってたら、間違えたよね。
何故か腹から包丁入れてたよね。
あ、一応フライのレシピも書いておきます。
滅多にやらない、揚げ物の覚え書きの為にも。私の為にも。
《レシピ》アジフライ
6匹分(うちの3人前)
アジ(背開き) 6匹
塩 適量
胡椒 少々
小麦粉 適量
卵 1~2個
パン粉 70gくらい
揚げ油 鍋の底から2~3cm
(*分量の適当具合ね。うんうん。だって適当だったんだもん)
(*卵は一個で、ギリギリかな。2個用意しておいた方が無難です。)
《作り方》
1.背開きにした鯵の両面に、塩をキツめに振りかけ、15分程おく。
(*下味もふくまれますが、置くことによって、臭みが抜けます。旨味も凝縮されます。)
2.その間に、卵をときほぐし、バット(平らなものなら何でも)に入れる。
バット(平らなものなら何でも)にパン粉を入れる。
(*フライのコツは、小麦粉と卵とパン粉をケチらないこと。ケチると、残念な出来に仕上がるんで…)
3. 15分程置いた鯵の水気をしっかりと拭き取り、胡椒で下味をつける。
(*水分が結構出てると思います。臭みの原因なんでね、しっかりと拭き取って。)
4.薄力粉をまぶし、ポンポンと叩いて余計な粉を落とす。
(*粉が付き過ぎると、美味しくないんで。ぽんぽん叩いてくださいな。)
5.左手でアジの尻尾を持ち、卵を両面につける。この時、ついてない場所があると、パン粉が付かないんでね、しっかりと確認して。
パン粉の上に置き、右手でパン粉をまぶす。鯵の両面に(上にも下にも)パン粉をかけて、右手で軽く押さえる感じ。
何で詳しい写真がないのかって?
ごめん、さばくので疲れたんです。
写真を撮る余裕はなかったようですね。
左右の手を使うことで、パン粉がダマダマになるのを防ぎます。
別々の動きをさせろ、とか無理は言わんので、
溶き卵をつける→パン粉をつけるの順で、別々の手を使ってくだい。
6.大きめの鍋にサラダ油を入れ、中温(170℃前後)に温める。
(*中温っていうと、パン粉を入れたときに途中まで沈んで、浮き上がってくるくらい。菜箸を入れると、泡がプクプク~っと上がってくるくらい。)
(*パン粉が沈んで、中々上がって来ないのは、温度が低すぎ。
逆に、沈まないで浮きっぱなしは温度が高すぎ。
ま、そこまで気にしなくても大丈夫だけど。)
7.パン粉をつけたアジを入れる。裏面がきつね色になったら、ひっくり返す。
両面がきつね色になって、パチパチと音がするようになったら、揚げ上がり。
網に出して、油を切る。
(*最初はシュワワァァ~~っと泡がめっちゃ立ちます。)
(*こんな感じでいい色になったらひっくり返す。)
(*泡が小さくなって、音がパチパチいうようになったら上がってます。)
完成!!!
ソースで食べても良いし、タルタルで食べても良いし。
私は断然ソース派♡♡
この日はアジフライの他に、
オニオンリングフライも。
サクサク、甘~い!
玉ねぎの甘さを存分に感じましたとさ。
(日本昔話風に)
若干、衣が剥がれてるのはご愛嬌で。
私らしくて良いでしょ??(黙れ)
ブロッコリーの和風おかか和え。
これ、めっちゃ美味くて!
一株分、食べたよね。
この量の揚げ物+ブロッコリー1株分(マヨ入りサラダ)
つ、疲れてたんだよ…(震え声)
大丈夫、きっと疲れてる分、カロリーを欲してたんだ。
うん、
そういうことにしましょう、ね?
かぼちゃのスパイシーチーズサラダ
これ、大好きで。
よく作ってるんだ。
レンチンだけで出来るのに、めっちゃうまい。
有能な子。
だだし!
カロリーだけは…ね。
かぼちゃ(高カロリー)に、チーズ(ハイカロリー)をたっぷりかけてるんで。
カロリー×カロリーの悪魔夢の共演なんで。
豆腐と油揚げとくず野菜の味噌汁。
これね、
オニオンリングフライの中の余った部分と、
千キャベツ作った時の切れなかった部分を入れちゃいました、的な。
食材を余らせない、この天才っぷりね。
(誰でも思いつくだろ)
で、
極め付けには
あのー、
どんだけカロリー取るつもりなんです?
一食分のカロリーをオーバーしているどころか、
1日分くらいありそうな気がするけど、
気にしちゃいけない、
言っちゃいけない、
思っちゃいけない。
(思想の自由はありません。)
うんうん、
疲れてたんだ。
うん。
だからさ、やめて。
太った?って聞くのやめて。
腹の肉つまむのやめて。
優しい笑顔で
「一緒に運動しようか。」
っていうのやめて。
お菓子を作る私を、
ジト目で見るのはやめて。
ポチってくれると嬉しいな。
↑1日1クリックが私の精神を救ってくれます(励みになるって言えや。)↑
↑これがないと生きていけない。
ああ、麗しき3段腹…。