『ヘッダ・ガーブレル』ブログ企画7弾:「稽古場レポート」小西優司編 | 演劇集団アクト青山 月の宴&新人公演

演劇集団アクト青山 月の宴&新人公演

春公演に向けての役者・演出家、時々スタッフによるBlog。
イプセンとチェーホフ同時に上演なんて見た事ある?
ないですよね!
だから、チャレンジするのです。

はいー!
こんにちは。
春公演月の宴『ヘッダ・ガーブレル』で、
ヨルゲン・テスマンを演じます、小西優司です。
もう稽古も残り僅か。
もう考える事も残り僅か。
もう時間も残り僅か。

そんな、今日この頃。

今日はBlog企画の番外編として、いつもお世話になっている僕らの街、千歳烏山を紹介します。

僕が初めて千歳烏山の地に足を踏み入れたのは、19歳の2月でした。留学から戻ったばかりの、関西弁混じりの僕は、演劇集団アクト青山の前身であるアクト青山ドラマティックスクールの入所試験に来たのです。
駅前は、商店街が盛んで活気にあふれていました。僕が初めて来た頃は、ファミレスと、飲み屋と、美容院の街でしたが、最近ではそれも様変わりして、洒落たレストランから定食屋まで色んなお店があります。
本当ならPARCOになるはずだった駅前広場も商店街の皆様の情熱で、商店街であり続け、今の様相を呈しています。
特急が止まる止まらないの噂も絶えないし、日本女子体育大学などの大学が近隣にある影響で家賃が比較的安く、学生に溢れた街、それが千歳烏山です。
かくいう、僕自身もこの街に7年ほど暮らしていました。住み良い街、便利な街、それが千歳烏山です。
僕らはそこを『劇団のある街』にしたいとずっと考えています。文化、スポーツ、娯楽、人が暮らし、楽しむ街。
そういう夢を見て、僕らはここでお芝居をしています。

そんな僕はと言えば、
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ここにずっと通っています。
JAZZBAR、ラグタイム。
このカウンターで、芝居の下手な自分を呪ったり、ウィスキーを一晩で一本飲んだり、女の子を口説いたり(笑)して来ました。
ヘレン・メリルとビル・エヴァンスを聴き、煙草を吸い、暗い店内で台本を読んでいました。

今でも、月に1日か2日はここにいます。
ここは、世界で一番独りになれる場所なのです。

後は、ここ。
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嘘か本当かわからないのですが、
山崎まさよしの中華料理という曲あたりのPVをここで撮影したという噂があり、一度入ってみようと思いながら20年が経ちます(笑)

そんな千歳烏山でしたー。

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演劇集団アクト青山春公演 W上演
月の宴『ヘッダ・ガーブレル』
新人公演『桜の園』

【会場】

APOC theater
世田谷区桜丘5-47-4
小田急線千歳船橋駅下車、徒歩2分

【日程】

4月7日 火曜日 桜の園
19時 開演(18時半開場)

4月8日 水曜日 ヘッダ・ガーブレル
19時開演(18時半開場)

4月9日 木曜日 桜の園/ヘッダ・ガーブレル
14時開演(13時半開場) 桜の園
19時開演(18時半開場) ヘッダ・ガーブレル

4月10日 金曜日 ヘッダ・ガーブレル/桜の園
14時開演(13時半開場) ヘッダ・ガーブレル
19時開演(18時半開場) 桜の園

4月11日 土曜日 桜の園/ヘッダ・ガーブレル
14時開演(13時半開場) 桜の園
19時開演(18時半開場) ヘッダ・ガーブレル

4月12日 日曜日 桜の園/ヘッダ・ガーブレル
13時開演(12時半開場) 桜の園
17時開演(16時半開場) ヘッダ・ガーブレル

【チケット料金】

新人公演『桜の園』¥2500
ヘッダ・ガーブレル ¥3900
セット ¥5500(¥900OFF)

ペア割(お二人様での価格です)
新人公演『桜の園』 ¥4500(¥500OFF)
ヘッダ・ガーブレル ¥7000(¥800OFF)
セット ¥10000(¥2800OFF)

【チケットの取り扱い】

演劇集団アクト青山ホームページ
http://www.act-aoyama.com

春公演特別Blog

演劇集団アクト青山オフィシャルBlog

演劇集団アクト青山活動Blog

こりっちチケットページ
http://stage.corich.jp/stage_detail.php?stage_id=62195

【出演者とあらすじ】

月の宴『ヘッダ・ガーブレル』
渋谷結香
中西彩乃
小西優司
福井美沙葵
岩崎友香
千葉滋
菊地正仁

翻訳  福田恆存

あらすじ
ガーブラー将軍の娘であるヘッダは、自分の人生に一つの願望を抱く。誰かの人生に多大なる影響を与えたい、と。そこで彼女は、その美貌と知性を武器に将来有望な学者であるテスマンと結婚をするが、直後、彼女の前に昔の恋人、エイレルトが現れる。ヘッダを取り巻く男女の人間関係と権謀術数の先にある結末とは?
愛憎劇の枠を超えて、人間生活の価値観、道徳観にまで踏み込んだイプセン不朽の名作。


新人公演『桜の園』
やまなか浩子
北原麻弥
犬井のぞみ
井上達也
桃木正尚
吉田晃弘
井上俊行
竹中春菜
後藤友希
川原真衣(演劇ユニット キャッチ.コム)
室越央
高村賢
小鳥遊空

翻訳 牧原純

あらすじ
ラネフスカヤは5年ぶりに故郷・桜の園への帰還を果たす。しかしその雄大なる家と庭は今や借金の抵当に入り風前の灯火。にもかかわらず、パリ暮らしに慣れた彼女に家を救う手立てが見つかるはずもなく、家は競売にかけられてしまう…。
滅び行く貴族とその社会を背景に産業革命を経て移ろうロシアと、その世の中の在り方をコミカルな人間模様を通して描くチェーホフ四大戯曲の最終章。

【スタッフ】

演出 小西優司
演出助手 水野駿
音響制作 佐藤剛
楽曲制作 仲条幸一
音響オペ 水野駿
照明 松村剛(ゴーライティングオフィス)
制作 春公演実行委員会/Jステージ
フライヤー 桃木正尚/machico/若林裕司
パンフレット 若林裕司/小西優司/宇土よしみ
ホームページ 高木智也(オフィスT2)
撮影 酒井宏和(自由が丘スタジオ)
大道具 演劇集団アクト青山
小道具 演劇集団アクト青山