国際イメージコンサルタントのイメージな日々   -4ページ目

<瀬戸内日記>瀬戸内海・男木島編

イメージコンサルティングのプライムイメージ の山川です。

四国・香川県高松市旅行記。
その3 瀬戸内海・男木島編 です。


瀬戸内海には、外周が0.1km以上の島が700以上あるといいます(海上保安庁調べ)。

高松の北7.5kmに浮かぶ、1周5kmの島が、男木島(おぎじま)。


高齢化が進み、現在、島民は200人を切る過疎の島です。
この島にUターン移住したご夫妻が、図書館を作ろうという取り組みをされています。

男木島図書館

子供たちだけでなく、島のみんなが集う場にしたいとの思いで、
空き家だった民家を、仲間たちの手を借りながら図書館を作り上げる。


クラウドファンディングで資金を調達 しながら、一つ一つ手作業で進めていく、
その一過程のお手伝いをさせてもらいました。


1階は図書館、2階は集いの場となる計画ですが、
40年間、空き家だった民家は、随所に崩れそうな危うさが見え隠れしています。



まずは、2階の壁に柿渋和紙を張るための前作業ののり付け作業から。
壁全体にハケでのりを塗っていきます。




2階の窓から見える景色は、額縁の絵のよう。



その後、民家の周りの水はけを良くするために、配管を通す作業。
周りの堀を砂利で高低をつけるための砂利運び作業は、汗だくの重労働です(大汗)。



炎天下の午前中の作業でしたが、
当初の予定よりは、思いほか、早く進んで何よりでした。
最後にみんなで、smile~♪




ちなみに、男木島出身・大阪でIT関連企業を経営のご主人・福井さんによると、
こうした作業の工程は、すべてgoogleから得た知識なのだそう。
今や、googleでわからないことはない!とのことです。


ふるさとの島の活性化のためには、子育て世代を呼び込む。
そのために、数年前から休校となっていた小中学校を再開するため、
島内外の約900人の署名を集めて、異例のスピードで再開も実現しました。


福井夫妻の呼びかけで、後を追って移住する若い世代も出てきています。

先端のIT技術をもちながら、島の人と人とのアナログな交流を大切にする。


その交流の場の中心となるのが図書館と言えます。


ITとアナログのバランスで、過疎の島の活性化に挑むご夫婦の活動。
進んでいく作業をFacebookで見ながら、
図書館の完成を東京で楽しみにしています!


<瀬戸内日記>
その1 香川県・高松 移住編


その2 オリーブの里・小豆島編

<瀬戸内日記>オリーブの里・小豆島編

イメージコンサルティングのプライムイメージ の山川です。



四国高松・瀬戸内海を訪れました。

その2 オリーブの里・小豆島編 です。



高松港からフェリーで約1時間。オリーブの小豆島に上陸です。



日照時間の長さと瀬戸内海の穏やかな気候が、オリーブには最適な環境。

島の至るところに、オリーブの木が植えられています。


聞いたところによると、小学校入学のときに、


1人に1本ずつ、オリーブの苗木が贈られるのだとか。

オリーブの木と子供の成長をリンクさせて、

その過程を見ていけるのって、とても素敵なことですね。



オリーブの木々には、まだ蒼い実がたくさんなっていますが、

収穫は、実が熟した11月頃。



ヨーロッパでは機械で一気に収穫しますが、小豆島では1粒ずつ手作業です。

1粒の実から取れるオイルはほんのわずかであるため、

すべて小豆島産オリーブオイルは、とても高価になってしまう。

その分、味はオリーブオイルの頂点といってもいい美味なのです。



今回、オリーブ畑でのお手伝いさせてもらった岬工房 さんのオイル「味咲 」。


ロサンゼルス国際エキストラバージンオリーブ品評会で、


金賞・銀賞の受賞されているプロにも認められた名品です。

シンプルにフランスパンにつけて食べるのがおすすめだそうですが・・・・・・、
私の場合、もったいなくて、なかなか食べられません――。

今回、小豆島を案内してくれて、オリーブの魅力を教えてくれたのは、

フラワーショップ・パンセのオーナーの西脇さん。

pensse (パンセ)


西脇さんは、島の雰囲気とオリーブに魅了されて、2009年に小豆島に移住。


(なんと!偶然ですが、ご実家のお花屋さんが、我が家のすぐご近所でした!)

東京でウェディングのフラワーアレンジメントの経験を活かし、
オリーブを素材にした独自のセンスの良いアレンジメントが評判です!

これから展開していく“オリーブ盆栽”も島の空気を感じさせてくれる素敵なアイテムですね。



オリーブに魅せられる――小豆島を訪れると、そんな気持ちになってしまいます。



オリーブは、日当たり良さと水はけの良い土の場所であれば、

意外にも育てていけるのだそうです。意外にも東京で何本も見つけました。

大きなオリーブの木を、ベランダで育てることが、ちょっとした夢かな。


今は、岬工房さんでいただいた苗木を大切に育てています♪


小豆島は『二十四の瞳』の舞台として有名ですが、
こちらの作品『八日目の蝉』(原作:角田光代)も印象深い舞台は小豆島でした。

八日目の蝉

https://www.youtube.com/watch?v=H0nPFQ54QvM



私は島を訪れた後に、原作を読み、映像を見ましたが、

作中に出てくる小豆島の風景には、なぜか心揺さぶられてしまいました。


懐かしいような、切ないような、あの風景が鮮明に浮かびます。

初めて訪れたのに、どこかなつかしい、そんな小豆島への片思いはこれからも続きそうです。







<瀬戸内日記>


その1 香川県・高松 移住編



その3 瀬戸内海・男木島編

<瀬戸内日記>香川県高松市・移住編

イメージコンサルティングのプライムイメージ の山川です。
 

ちょっと都会生活に疲れを感じる今日この頃――。
東京を離れて、四国高松・瀬戸内海へ訪れました。


最近では、要潤さんが副知事となり、「うどん県」として知名度アップした香川県。
羽田空港へ向かう駅でも、電車内でも、
「愛に来て、香川県!」という個性的な広告。

なかなか行く機会はないよなぁ~と思いながら広告をながめていましたが、
ひょんなことから、東京から香川に移住した友人ご夫婦を訪ねることになりました。


日本で一番小さな香川県には、知られざる魅力がたくさんあるらしい。。。
大きな“食”への期待を胸に、ジェットスターで成田から高松へ。


その1 香川県高松市・移住編


香川県は、現在、積極的に地域への移住への積極的な取り組みをしています。
サポート体制もなかなか充実したものがあるようです。


かがわ移住ポータルサイト かがわ暮らし

そして、今や香川移住生活の良さの伝道師となっているのが、こちらのご夫婦。
ガイドブックの表紙にまでなっています!


食コーディネーターの小池よう子さん&旦那様の森川さん。


編集者時代の仕事仲間の小池さんは、5年前に香川へ移住。
香川へ行ってからというもの、誰もが言いますが、会うたびに若返っているのです!

自然に満たされた「食」と「環境」、そして充実した生活と仕事が
究極のアンチエイジングのよう。小池さんの変化は、まさにそれを体現しています!
もちろん、サポートしてくれる旦那様の存在も大きいですね♪


そんなお二人が、高松の街を駆け巡り、次から次へと感動を与えてくれました。



やはり、本場の讃岐うどんは、コシと出汁が違う!
本家 わら家




漁協が運営するお魚料理 もう、とにかく新鮮でおいしい!
おさかな市(坂出)



山の中のオシャレカフェ&木の雑貨 
キトクラス


高松には居心地の良いカフェが多くあるのも新たな発見。
自然に恵まれたなかにセンスが光るお店も多いのです。



そして、高松を巡りに巡って、高松港で瀬戸内海に沈む夕日。


心休まる、風景を見られる場所、自分自身の身を置くことは大切なことです。
静かな瀬戸内海の海には、700以上の島があることを知りませんでした。
無人島も多いそうなので、カヌーで島へ渡って、キャンプなんかもできるそうです。


日本の魅力が見直されている昨今ですが、
日本国内の知らない風景がたくさんあることに気付かされました。
この香川県には、視覚に味覚をはじめ、五感を満たしてくれるものにあふれています。


海外から帰国して移り住んだり、日本中から選んでこの地でお店を出したり、
そんな方々が多くいるのも、ここ香川県高松市だといいます。


もうちょっといたいなぁ~、あと1週間、1カ月くらいなら大丈夫かなぁ~と思っているうちに、
結局は移住してしまった、という気持ちもわかる気がします。

瀬戸内海の日本で一番小さい県・香川。
環境も、人も、とても良いところです。移り住むなら、香川、かな(笑)。


魅力を存分に教えてくれた小池さん&森川さん、ありがとうございました!


<瀬戸内日記>

その2 オリーブの小豆島編


その3 瀬戸内海・男木島編