深夜のブログ更新です
先週末、色々やっていたのにもかかわらず
実は読みたくなってしまった本がありまして。
読んじゃいましたっ
「強欲な羊」
三輪和音 著
本屋さんで何回か見かけて、気になってパラパラ読んだら
続きが気になって止まらなくなった
強欲な羊
背徳の羊
眠れる夜の羊
ストックホルムの羊
生贄の羊
の5つの短編が収録されています。
どれも、超こわいっ!!
百田さんの「幸せな生活」もラストに衝撃のある短編集でしたが、こちらも、むしろそれ以上の衝撃でした。
タイトルにもなっている冒頭の「強欲な羊」は、物語の構成や、醸し出す雰囲気が
私の愛読書である「嵐が丘」(エミリ ブロンテ著)にとても似ていたので、作者の三輪さんも「嵐が丘」が好きなのかなーと思い、好感を持ちました
いやしかし、本当に怖かったです💦
特にラストの物語が怖すぎて、夜中に眠れなくて次の日しんどかったです(自業自得・笑)
怖かったんだけど、また素敵な作家さんを発見したなと、嬉しかった!
「人は、迷える子羊である」と
かの有名な宗教で言われておりますが
迷える子羊たちは、その弱さゆえに
残酷で
陰湿で
時に常軌を逸し
時に判断を誤るのでしょう。
めちゃくちゃ面白いので読んでもらいたいですが
怖いので寝る前はオススメしません