シロップ大好きだよ | P.S. Tamago's Garden

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寄せ植えを作ったり、お出かけしたり、写真を撮ったりを楽しみながら、トイプードルのぷーすけ&シロップ、保護猫のミルフィーユと過ごしてます♪。

7/20

 

シロップがお空に旅立ってしまいました。

 

13歳7か月、

シロちゃん、ありがとうね。

 

 

 

 

 

*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*

 

 

 

私はその日は寄せ植え教室でした。

 

 

 

ダンナさんが朝イチで病院にシロップを連れて行き、

 

 

寄せ植え教室に出かける直前、ダンナから

 

 

「先生に、けっこうあぶないって言われた...。

これからICUに入るみたい...」

と、電話が来ました。

 

 

 

 

寄せ植え教室に出発する直前、

 

まさかこのままシロップと

お別れになるとは思っていなくて、

 

もし入院になっても

また一緒に過ごせると思っていました。

 

 

迷ったけどでも心配で、

生徒の皆さんに電話して事情を話して

中止にさせてもらいました。

(皆さんすみません。でもおかげで看取れました。)

 

 

 

 

すぐに病院に向かうと、

点滴しながら

ハァハァと息をして横たわっているシロップの姿が...。

 

 

目はあいていて

意識はかろうじてあるみたい。

 

 

 

「シロちゃん がんばれ、がんばれ!!」って、

声を掛けながら

 

そっと体をさすっていました。

 

 

少し落ち着きがみえてきたので

夕方にはもしかしたら帰れるかも

シロちゃんはお預かりして濃い酸素のところに入って治療しますね

 

ということで

 

シロップのがんばりを信じて

 

一旦、家に戻りました。

 

 

 

するとまもなく病院から電話がかかってきて

 

シロちゃんが危篤状態だと...。

 

 

 

大急ぎで病院に行くと、

 

いろんな機械につながったシロップの姿がありました。

 

 

私たちが帰った後、

いったん心肺停止になってしまったらしい...。

 

 

でも、今は息をしている。

 

弱々しくはあるけど

心拍が再開している...。

 

 

「シロちゃん、がんばれ がんばれ!!」

体をさすりました。

 

 

心臓マッサージすると少し数値が戻るけど、

やめるとすぐに数値が落ちて、

 

それを何度も繰り返し、

 

 

 

意識はないし、

かろうじて機械で生きているような状態みたい。

 

 

先生が、これ以上やっても...もう......。

肋骨も折れてしてしまうし...。

 

いろいろ手を尽くしてくださいました。

 

 

 

 

シロちゃん、最後の最後に力を振り絞って、

停止した心拍を再開してくれたんだね。

 

 

お母さんとお父さんのこと

生きて待っていてくれたんだね。

 

 

シロちゃん、ありがとうね。

シロちゃん、がんばったね。

シロちゃん、すごいすごい。

シロちゃん、シロちゃん...。

 

 

シロップが

最後に壮絶ながんばりを見せてくれました。

 

 

シロちゃん、

お母さんとお父さんは、

もうシロちゃんがすごーく頑張ったの、わかったよ。

わかったから...、

 

 

これ以上

痛くて苦しい思いをしないで...。

 

 

シロちゃん、すごいすごい、ホントがんばったね!

えらいえらいね!

 

 

 

そしてつながっていた機械が外れました。

 

 

 

 

先生が最後の処置をしてくれている間、

車の中で待つことに...。

 

 

我慢していた涙が、

車に乗り込む前に、

大絶叫で漏れてしまいました。

 

 

そして車の中で

声を出して大号泣しました。

 

 

 

 

しばらくして

きれいになったシロちゃんが、

箱の中に入って戻ってきました。

 

 

え、シロップ

こんなにも...すごーく穏やかな顔...。

 

 

そっか、

ここ7か月くらい、

 

毎日 朝と晩、

決まった時間にオエ~ってなりながらお薬を飲んで、

 

毎日 朝と晩

決まった時間にインスリン注射して

 

 

 

ずっとしんどかったんだな...。

 

 

 

 

戻ってきたシロップの穏やかな表情を見て、

そう悟りました。

 

 

 

 

いっぱいお水を飲むし、

その分、おしっこもたくさんで、

我慢できなくていろんな場所で出ちゃうから、

ここ2か月くらいはオムツだったね。

 

 

 

 

 

目は白内障で見えなくなっちゃったけど、

 

ご飯はぷーちゃんと取りっこしながらしっかり食べ、

 

お散歩はゆっくり、距離もちょっとだけど行けたし、

 

おやつちょうだいってしてきたり、

 

 

 

それ以外は ほぼ寝ている感じで、

 

 

 

歳をとって

若い頃とは動きは変わったけど、

 

 

 

 

 

毎日かわいかったな...。

 

 

 

 

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7/22の火葬までは、

 

 

1日に何度も何度も保冷剤を取り換えながら、

ずっと近くで過ごしました。

 

 

まだ温かいし

今にも息を吹き返しそうな姿。

 

 

何度も何度も撫でました。

 

 

その間、シロップのお母さん犬も、

妹犬も、弟犬も会いに来てくれました。

(みんな、長生きしてね。)

 

 

それでも時間の経過とともに

体温がなくなり、体が硬くなり、

ピンク色だった肌も白くなっていきました。

 

 

ほっぺのところは

少しグレーっぽくなっちゃったね...。

 

 

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事あるごとに、

「シロちゃ~ん...。」って涙が出ていたけど、

 

 

遺影にするために、

今まで撮ったシロップの写真を見返していたら、

 

そこには

楽しそうにしているシロップの姿が

いっぱい写っていました。

 

 

そんな姿を見て、

 

 

そっか、

シロップがこの世で生きた時間の中には、

シロップが楽しいって思う瞬間はあったんだ、と気付き、

 

少しずつ心の整理ができるようになってきました。

 

 

笑顔のシロップ

 

 

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22日、

お骨になってお家に帰ってきました。

 

 

暑い時期だったけど、

傷むことも、においもなく、

 

きれいな姿のまま空にのぼっていきました。

 

 

 

シロップの入った箱には、

 

シロップがずっと過ごした

このお家のお庭に咲いている花と

いただいたお花でいっぱいに飾りました。

 

 

手には数珠と守り刀

 

 

シロップが読んでくれるといいなと、

お手紙も入れました。

 

 

シロップに

「おかあさん、胸っていう字、間違ってるよ」って

言われてるかな...あせる

 

 

 

きっとシロップは、

「ぷーちゃん、ミルフィーユ、ビスケットの面倒、しっかり見てね、おかあさん!。託したよ!」って

言ってくれているかな...

 

 

だからおかあさん、がんばるね。

 

 

シロちゃん、かわいいかわいい。

ずっと大好きだよおねがいラブラブ

 

 

 

シロップへ おかあさんより。