『人の気持ちを感じとってあげることの出来る人を
スピリチュアルと言うの』
以前、アーユルヴェーダのカウンセリングを
師匠にしてもらった時のこと。
『スピリチュアルな人だね』と言われ、ピンと来なかったので、
『”スピリチュアル”って、どういう意味?』と聞いたら
そんな超簡単な答えが返ってきた。
へぇ!
だけど、普通にググると、
『霊魂や神などの超自然的存在との見えないつながりを信じる、
または感じることに基づく、思想や実践の総称』
なんていうのが出てきたりして~
こりゃぁ普通の人は引くわな(^^ゞ
と”納得”の解説…w
でもヴィッパーサナ行ってみて、気付いたのは、
周りのインド人参加者たちはみな、
スピリチュアリティについて、
ふつ~に誰もが持っていて、
より高めたいと思っている資質として、とらえていること。
今回の参加者のうち、
ビジネスマンの過半以上は役職者と思われ、
経営者、人事部長、採用担当も結構いた。
インド国内は、ボリウッド俳優から国会議員、
財閥の富豪からアンタッチャブルまで、
実に幅広い層が参加しているのだそう。
で、ふと思った。
そっか、
人の前に立ち、
上に立ち、
背中を見せ、
導く立場にある人たちの資質としての
スピリチュアリティが、
ここにはあるんだな~と。
これらの人たちは、家庭人・個人としても
人の前に立つし、
親として、人生の先輩として、背中も見せる。
日本だと、広義に言う”公人”は、
経営者であれ、パパラッチに追われるような立場の人たちであれ、
方位やら字画やら、自分の『外』に答えを求める、
敢えて誤解を恐れず言うとすれば、”占い”的なものに
傾倒してしまっていることが少なくない感じがする。
スピリチュアリティ = 人が持ち、磨いていく資質のひとつ
そんな見方は今まで私はしたことがなかったな~。
なんか新鮮。
スピリチュアリティって、
一部の人が持っている”特殊な能力”とか
怪しいものじゃなかったんだ~w
って、今回の旅で本当に体感!したのでした。
☆ヴィッパーサナ瞑想体験記☆
第一話 ヴィッパーサナ瞑想10日間から下界復帰♬
第二話 おならとげっぷと集中力
第三話 寝ても覚めても息を観る
第四話 息して、息して、観えるもの
第五話 連続TVドラマ『ブッダ』に萌える
第六話 魔法の紙きれで毎日がクリスマス
第七話 純粋な男子、現実的な女子
第八話 舐めんじゃねぇ、ヴィッパーサナだぞw
第九話 舐めんじゃねぇよ、つづき ~vippasana 体験記~
第十話 こっちの水は甘いよぉ~
第十一話 入ったひとだけ、守ってあげるっ☆
ふろく
ムンバイ帰りに麻薬探知犬