まねっこ推奨委員会だより | 岩崎 結~ピアノ、歌、音楽、心の浄化のこと

岩崎 結~ピアノ、歌、音楽、心の浄化のこと

普段の音楽生活を通して見えたこと、感じたことを書いています。

こんにちは

岩崎 結です(^-^)






最近の私の常套手段

人のまね ( ́ ́ิ∀ ́ิ )







いいなーと思ったことをどんどん真似します。


人の真似だと思われたらどうしよう
っていうのは、なしです!








でも考えたらそれって、最近の常套手段でもなんでもなく、ずっと昔からやっていたような気がします。


私は今ピアノを演奏している
ピアノを教えている
歌を歌っている
ブログを書いている



一見全て私が考え、私がやっているようにみえて、
実は全部私がいいなと思った、もしくは関わりのあった、誰かのやり方を採用しています。




昔ピアノを習っていた先生
今習っている歌やピアノの先生
友達、先輩、親





自分で弾きながら、あの人があんな音をだすときみたいに…って、私の中のあの人が顔を出す。
教えながら言っている言葉は、あのときあの人に言われた言葉だったり
ここに書いている言葉もそう。
考え方やふとした行動は親に似る。



今ある私は、無意識にしても意識的にしても、採用してきた外のものによってかなりの部分か出来上がっているんだな、と思います。



自分の深いところに入り込むまで、
その誰かの真似をする。



それを今まで何度となく繰り返してきたんだと思います。






考えてみたら、クラシック音楽もまさにそんな感じ。


そもそも日本人の私たち、
なんにもしないでいたら自然にヨーロッパのクラシック音楽が自分の心からあふれでてきました!っていうのは基本的にはあり得ないんです。


だって日本人だもの(*´∀`)ノ



ベルカント唱法は日本のものじゃないから、それを知ってる誰かに教えてもらわなければ、私たちはまずそれをマスターすることは出来ない。


日本人がなにも習わず、ぱっと出てくる歌声といえば、やっぱりアニソンかアイドル系でしょう!



だから私たち、これは日本にはないものだー!と目を丸くして、この日本で、もしくは本場のヨーロッパに行って、一生懸命ヨーロッパ人になりきろうとするんです。



私が、これは自分にないものだー!と思っていろんな人の真似をするように



ないものねだりの王道である( ̄▽ ̄ )






でも、やっぱり、私たちは日本人で、ヨーロッパ人ではない


私も、私以外の誰かではない



だからいくら真似したところで、彼らと同じにはならない


なれない、ではなくね、ならない



だからこそ安心してこうやって真似が続けられるんです。だってヨーロッパ人になっちゃったら、そんなに簡単に尊敬する誰かになっちゃったら、もう真似ができなくなっちゃう。



人の真似って結構楽しいから( ̄▽ ̄ )



ないものはねだっていいんだと思う。

そしてもうすでに自分のものであるかの様な顔して真似をする。



フフフ、
楽しいーーー!!!



















読んでいただきありがとうございました音譜