カフェを始めて半年経った | あかるくずぶとく

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関西にて役者として活動中、中嶋久美子(キャパシティせまめ ユニットまいあがれ)のブログです。
活動のご報告、日々のこと。書き綴ります。

半年たったところでやはりまだまだ暇なので営業中にブログをかいています。


実家に帰って一年とちょっと。

カフェオープンから半年です。


仕事をとにかく公表しまくるヤツですね。

どうなんでしょう?

でもその方が面白いでしょう。


しかしどこで何が起こるか分からない世の中なので、自分と家族とお店の安全を守るためにお店の名前は書かないでおきますね。


もともとカフェがしたかったのか、と言われると全くそんなこともなく。


とにかく煮詰まっていた状況、環境から抜け出したかったというか逃げ出したというか。


仕事もうまくいかん、演劇もできない、あとめちゃくちゃ太った。

8キロ太った。


全部コロナのせいかと言われたらそうでもないかもしれないんだけど、あの頃のわたしは本当にどうかしてたと思う。

今もどうかしてるかもしれないけれど。


これ以上の一人暮らしは身を滅ぼす、と察知したので大急ぎで滋賀に帰りました。

「いつでも帰っておいで」と言ってくれていた家族には本当に感謝です。


実家で暮らすコツを掴むのにちょっと苦労はしましたが、いまは猫と母を適当にからかいながら楽しくやってます。


カフェのはなし。


半年経つと顔見知りのお客さんも増えてきました。

どこを気に入ってくれたのか分からないけど本当に優しくて良い人たちばかりです。

ありがてぇ。


カフェを始めるにあたって、持ってて良かったな。と思ったのは食べ物に対する愛情くらいです。


美味しいものをたくさん知ってて、色々食べたことがあるってのはとても大事な要素だったなぁ。


あと愛想が良くてよかった。


それ以外のことは今から身につけていけばいいので。


ジャズが好き。ということで年配の男性が多いです。

バブル期を働き抜いて。

当たり前のように結婚して、家庭を持って、働いて、働いて。

退職して。


お店を訪れたおじ(い)さんたちは私に自分語りをしてくれます。

私とジャズ。

私と音楽。

私と仕事。


私は小さい頃からおじいちゃんおばあちゃんの話を聞くのが大得意でしたので、とにかく年配の方の話を聞くのが得意で。


上手に相槌もうてるし

ちょっと派手に笑って、大きく驚いて、同じ話を何回も何回も新鮮に聞いて。


一杯コーヒーを淹れて

リクエストの音楽を流して

小一時間お話を聞いて


それが私の最近の仕事です。