バックボーン 後編 | QOOLAND タカギ皓平 オフィシャルブログ

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QOOLANDタカギのブログです。

本日ついにQOOLAND 『COME TOGETHER』が発売となりました。
クラウドファウンディングでファンの皆様と追いかけてきたこの日を無事に迎えられて本当に嬉しく思います。
沢山聴いて、是非友達にも勧めてください。そして、ライブにも遊びに来てくださいね。

さてさて、前回のバックボーン前編に続き今回は後編ということで、引き続き僕が影響を受けたバンドを紹介していきます。

今回は洋楽編!


slipknot

初っ端から濃ゆい。
メタルハードコアの帝王slipknot。
ガスマスク、ピエロ等ホラーモチーフのマスクを被ったビジュアルはあまりに有名。

前回紹介したHi-STANDARDをある程度叩けるようになった頃ドラム教室の先生に勧めてもらったんですが、サウンドがあまりに猟奇的過ぎて普通に怖かった。全然聴けなかった。
何だかんだまともに聴くようになったのは中学生になってからでした。

このバンドの特徴はやっぱりドラマーのジョーイ・ジョーディソンの高速ツーバス。
当時の僕には何やってるのか全く見当もつかず、本来両足でバスドラムを鳴らすのですが、どうにか片足だけで速さに追いつこうとしてました。知恵って必要ですね。無知は罪だなあ。

僕も今でこそツインペダルを使ってますが、まだまだジョーイの速さには追いつけそうにありません。
メタルドラマーってなんであんな速くキック踏めるのか謎だなあ、、。



FOO FIGHTERS

ニルヴァーナ解散後、ドラマーだったデイヴ・グロールがボーカルとして結成したバンド。こてこてのアメリカ感というのか、重厚だけど乾いたサウンドがカッコいい。

当時高校生の僕の中で、フーファイターズは洋楽の代名詞でした。多分、僕がイメージしてた洋楽ってものとガッチリ一致したんでしょうね。

今でも凄い好きなんですけど、正直音楽的な影響はあまり受けてはいません。ドラマーとしても特に感化されたわけでもない。
音楽家として憧れたんじゃなく、純粋にファンになってしまったんだろうなと思います。
じゃあなんでこのブログに書いてんって話ですけど、ここに名前を連ねたかったので書かしてもらいました。



OASIS

何も言うことはないです。ただただ良い。
ボーカルのリアムのガラガラの声が凄まじくカッコ良いです。
前回のブログに登場したブリリアントグリーンの本家ですね。
ブリグリを通ってただけにOASISはすんなり耳に入ってきました。

オアシスのコード感ってなんでこんな気持ち良いのか、G → Cadd9のツーコードだけでオアシスっぽくなるんですよね。
QOOLANDでもこのコード進行はめちゃくちゃ出てきます。
前回ゆずでギターを始めたと書いたけど、自分でも作曲できるんじゃないかと思ったのはOASISがきっかけでした。

余談ですけど兵庫県にはOISIS(オイシス)という食品メーカーがあります。ロゴもオアシスと似てます。



Maps & Atlases

この辺から大学生に聴いていた音楽です。

マップスはQOOLANDとはかなり親和性が高いバンド。それもそのはずで、ギターボーカル、リードギターが二人ともタッピングしてるんですね。
そして、僕が使うジャムブロックというパーカッションもこのマップスの影響です。
タッピング×ジャムブロックのサウンドは凄くコミカルで特徴的な聞き応えになるので好んで使っています。

ドラマーとしての影響はかなり色濃いかも。QOOLANDの1st Full Alubum『それでも弾こうテレキャスター』だと顕著に影響が見られると思います。


タッピング祭りのやつ

ドラマーとして影響を受けたもの


MOCK ORANGE

前回紹介したthe band apartとの盟友モックオレンジ。国を越えてのスプリットシングルもリリースしてますね。
このバンドの面白いのは、アルバムごとに全くサウンドが違うこと。
初期はゴリゴリのエモサウンドだったのに、今ではすっかり大人なサウンドに。
でも、ギターワークやリズム遊びはバンアパに共通して秀逸です。
中々影響された部分を落とし込むのが難しいバンドですけど、いつか詰め込んでみたいなと思っています。
今でも新譜を購入する数少ないバンド。



The Fall of Troy

これはもう影響を受けまくってます。
ギターワーク、ドラミング共にQOOLANDに反映してる面が多いバンド。
所謂マスロックなんですが、サウンドがメタル・ハードコアでクソかっこいい。
ギターボーカルのトーマス・アレックがギター弾きまくり、歌上手すぎで笑ってしまいます。
初期のQOOLANDのギターワークはこのフォールオブトロイとバンアパの影響で構成されてますね。
本当気持ち悪いくらい聴いてたんで、まだまだこれからも色濃く反映されていくと思います。



invalids

アンバリッズと呼びます。
これもタッピング祭りのバンドです。
バンドになったのは最近で、最初はボーカルギターとベースの2人で行われたプロジェクトでした。
何か新しく良い音楽に出会たくて、バンドキャンプってサイトを使い始めたころにたまたま見つけたのが同バンド。
一曲目の出だしのリフで一発でやられて即購入しました。

QOOLANDみたいな所謂ボスハンドタッピングしてるバンドって海外には沢山いて、探せばいくらでも似たようなサウンドが聴けるんですけど、リフセンスだったり曲のメロディラインが秀逸なバンドは全然いなかったんです。みんな雰囲気ものというのか、本質が凄いペラペラだった。
でもその中でどちらも満たしてくれていたのがinvalidsでした。
こういう偶然に出会って欲しいものが見つかった時って電撃が走りますね。脳天から串が刺さる感じというか。
僕にとって凄く刺激的な出会いだったと思います。




前回同様他にもまたまだ影響を受けたアーティストはいるのですが、その中の最も色濃く影響を受けたものを紹介させてもらいました。


昨日と今日、僕が紹介したものもCOME TOGETHERと併せて聴いてみて下さい。
もしかしたら、どこかで同じ血が流れてる瞬間を皆さんにも感じてもらうことが出来るかもしれません。

そうやって好きなアーティストが影響を受けた音楽を好きになるってサイクルとても面白いなと思っています。
アジカンのゴッチさんが年末にFuture Timesのサイトで今年の名盤10選を紹介してますが、僕も欠かさずチェックしますしね。

またこういう紹介記事書けたらいいなと思ってます。


改めてQOOLAND 『COME TOGETHER』をお楽しみ下さい。

では!