子どもの頃から食い意地が張っている。
しかし、食べる量とは比例せず、
美味しいものが食べたいと言ってる割に
あまり多く食べられない。
飲み会では、わいわい言ってるけど、
お酒はあまり飲めない。
素面でも酔っていると思われる。
それでも20代前半までは胃が4つあった(はず)ので
満腹神経が信号を出すまでに早食いしていた。
夫と焼肉屋へ行くと、カルビ4人前、
ロース4人前、タン塩4人前
ハラミ、カルビ、ツラミにユッケに生レバーに、
ビビンバ、冷麺まで食べていた。
まさにプロレスラーへの道のような食べっぷりだった。
若く貧しい夫婦だったので、
当然USAビーフかオージービーフを
美味しい美味しいと食べていた。
今はすっかり落ち着いたマダムになり、
胃はひとつになってしまったので、
上等な国産のお肉しか食べられない。
それもおちょぼ口で、ほんの2人前ぐらい。
マクドナルドのハンバーガーも食べられない。
今は、フレッシュネスバーガーか、モスバーガーのみ。
老化と共に胃液の量が減り、
胃腸の働きも鈍ってきているに違いない。
悲しい
悲しさを忘れてある日のランチ。
焼き鳥の正起屋で花そぼろ弁当、確か680円。
正起屋は伊勢の赤鶏を使っているらしい。
月に1度のお得情報として、
毎月1日はB弁当の日!
通常700円のB弁当が500円になる。
それも1日中、そしてお持ち帰り弁当も。
お店に行くと、80%位の人がB弁当を食べている。
当然私たちもB弁。周りを観察し
まれに焼き鳥弁当を頼んでるのを目撃すると、
「モグリやわ」なんて囁きながら食べる。
で、食後は予約していた高島屋の赤福に
朔日餅(ついたちもち)を引き取りに行く。
朔日餅というのは、伊勢の優良企業赤福が
毎月1日に販売する季節のお餅で、
赤福本店では、朝の4時ごろから並ばないと買えない。
昔、夫の実家の伊勢へ行った時、
義父から朔日餅のことを教えてもらったことがある。
まるで伊勢の地元民しか食べられないような自慢をされ、
ちょうどその日は1日で、
食べさせてもらえるのかと期待したら、自慢だけだった。
私が、そのお餅大阪では近鉄百貨店や髙島屋で
予約していたら買えると話したら驚いていた。
1日の深夜、伊勢から大阪まで運んでくれるんだよね。
義父の自慢は何だったんだ。
そして、別の日のランチ。
土用の丑の日、鰻ではなくあえてお肉。
鰻は嫌いではないが、さほど好きでもない。
なくても平気、あっても平気。
髙島屋B1柿安のイートインコーナーでがっつり
ヒレステーキ重、1990円!
牛は、人が交配させ、餌に気を配り、
小屋を掃除し、ブラッシングし、音楽を聴かせ、
食卓に上がるまでに何人もの手がかかっている。
養殖うなぎも手がかかっているが、
稚魚は海から捕ってきたもので、
餌もたいしたものを食べてないに違いない(注:私調べ)
牛より高いのは納得がいかない。
まず、メニュー
そして実物。
隣で食べてる友人の牛ロース重、1500円。
焼く前に、この○○産のお肉を使いますと見せにきた。
私の高級なヒレステーキ重は何も披露なし。
どこ産のお肉が知りたかった。
次は牛ロース重にする。
そして昨日、
午後から映画の関係者向け試写会があり、堀江に行った。
評論家とか記者とかが観る試写室というのに
初めて行かせてもらった。
昔、堀江は家具の問屋街だった。
十数年前にセレクトショップやカフェができ始め、
帽子専門店やらインテリアショップやらカフェやら雑貨店やら
おされなお店がいっぱい。
おばちゃんたち、歩くだけできょろきょろしてしまう。
以前、西の代官山と関西の雑誌に特集が組まれていたが、
これはさすがにあかんと思った。代官山に怒られるわ。
試写会前にランチ、
ベトナム料理チャオルアで焼き豚ご飯、900円
平日はプラス100円でチェーバイキング&ドリンクバー付
焼き豚ご飯はともかく、チェーバイキング!
乙女にぴったり
タピオカや甘いレンズ豆や金時豆や、クコの実や、
マンゴーやパインなど好きなものをお椀に入れ、
ココナッツミルクをかける甘くて美味しいデザート。
江戸弁の若いサラリーマンたちが嬉しそうにチェーを作っていた。
そう、代官山やったら2000円はするよ。
満喫しときんさいね(広島弁)。
お外は灼熱、お店の中も暑かったが、ベトナム気分を味わった。
暑いからこそ美味しいランチだった。
今日、気温は37.9℃だったらしい。
じっとしていてもうなされるわ。
そのうち大阪で椰子の実が採れるようになるはずだ。
ランチはなんばCITYのSant-Angelo
アンジェロランチにコーヒーをつけて990円。
マルゲリータ1/4と
ペンネと荒びきソーセージのトマトクリームグラタン
暑いときに熱いものをと宣言して選んだが、
ほんまに熱々だった、グラタンだもの。
どうかしてたワタシ
なぜパスタにしなかったのか、きっと暑さのせいだ。
とどめにホットコーヒーを飲み、
今日の闘いは終わった。
ランチのあとはヌケガラだった。
さあ、明日は1日だよ、正起屋へGO-!