自民党の処分対象者にどうして岸田文雄の名前がないのか? | 井上政典のブログ

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 歴史ナビゲーターの井上政典がお贈りする祖国日本への提言です。
 
 ご意見は賛成反対を問わずどんどん書いてください。

 ただし、社会人としての基本的なマナーは守ってくださいね。

 法やルールを破った場合にはそれぞれ罰則規定が設けられ、それ相応の罰を受けることになっていますよね。悪いことをすれば、罰を受け、いいことをすれば褒められる、つまり「信賞必罰」が社会の秩序を守るためには絶対必要なものだと思います。

 

 交通違反を例にとれば、免許不携帯と無免許は次元の違う軽重があります。同じ免許を持っていないで運転して捕まっていますが、一方は免許を手元に持っていないだけ、もう一方は免許そのものを持っていない人です。

 

 皆さんは、どちらが重くてどちらが軽いか簡単にお分かりですよね。

 

 ところが、マスコミがわあわあと騒ぎ立てる案件と、全く騒ぎ立てない案件では騒ぎ立てる案件の方が重罪になってしまう不思議な現象が起きています。

 

 辻元清美が「自分も参考人招致に呼ばれ、逃げなかったから今ここにいる」と厚顔無恥をさらしていましたが、この人がやった行為は歴然とした秘書給与をだまし取った犯罪です。ところがパーティ券問題は派閥のノルマを達成した議員たちへのいわば営業報酬を政治資金報告書に記載しなかっただけのこと。つまり軽犯罪です。

 

 普通は漏れがあったから修正報告しますで終わるような問題です。それをあたかも汚いお金を横領しているように騒ぎ立てているのがマスコミです。

 

 さらにおかしいのは派閥の長と会計責任者が責任を取るのはわかりますが、なぜ旧安倍派だけ? 

 

 岸田文雄宏池会会長の責任は?

 

 ご褒美の記載漏れと大量のCHINA人からパーティ券購入を受けていた岸田総理とどちら重い罪なのでしょう?

 

 さらに、河野太郎は祖国のインフラをCHINAに売り飛ばし、脆弱にすることを役人を恫喝しながら、手下をタスクフォースにねじ込んでいた罪はどうなるのでしょうか?

 

 罪の重さを考えると河野太郎の方が圧倒的に重いのではないでしょうか?

 

 国家反逆罪に問われても不思議ではないと思います。

 

 にもかかわらず、マスコミが大騒ぎしているパーティ券不記載問題で自民党は39人の処分を検討中とあります。

 

 それならば河野太郎の売国の疑惑の方がずっと重く、岸田総理は速やかに河野太郎の党員資格を停止し、事件の洗い出しをしてどこまでこの薄汚い売国奴たちの影響が及んでいるかを調査すべきだと思います。

 

 どう考えても再生可能エネルギーでは祖国の基幹エネルギーとはなりえないのです。再エネ賦課金があげられるのは、太陽光発電がこれだけ日本の自然を破壊して普及してきているのに、再エネ推進者が言う通りなら、電気代は下がっていいはずなのに、逆に上がっていますよね。

 

 なぜなら不安定な再生可能エネルギーを活用するためには、火力発電のバックアップが必要であり、その燃料代が高いから上がるのです。これをなぜ再エネ議連の人たちはちゃんと説明しないのでしょうか。

 

 再エネ利権に群がる再エネ議連の約100人の議員たちはこの件に関してどう思っているのでしょうか?私なら速やかに沈み行く船から脱出します。

 

 理系でも文系でも論理的に考えれば、発電効率が12.5%しかない太陽光発電が主力の基幹エネルギーになることはないのです。

 

 再エネは環境に優しく、安全だと言いながら、祖国の自然を破壊してきたのです。いまは盛んに洋上風力発電と言われていますが、これも海風に部品がどこまで耐えうるかとても不安定な電源です。つまり、風の強さと潮による腐食です。

 

 原子力は一基から発電されるエネルギーが莫大なため、メンテナンスをしっかりとできるだけの利益を生みます。しかし、再エネは一つ一つの出力が小さいためにメンテナンスに大きなお金をかけることができません。

 

 イメージだけで判断せずにちゃんと考えましょう。

 

 パーティ券収入の不記載問題で処分される議員N氏のように、安倍さんがやめようと言っていたのだからやめるべきだと言って回っていた人も含まれます。今回の処分で党の公認をされないことになっても堂々と受けて立つと言われています。

 

 ちゃんと説明すれば皆わかるのですが、マスコミにあれだけ連日言われると中身ではなく、イメージだけが独り歩きしている状態です。

 

 この騒ぎを収集するには、森元首相がすべての責任を取るということで幕引きしたらいかがかと思っています。

 

 清和会が安倍さんの死後、後継者を立てることができなかったことが今の安倍はつぶしに繋がっています。これ以上の被害を出さないためにも、森さんはすべての責任を取ってくれたらいいなと思います。

 

 岡田資(たすく)日本帝国陸軍中将は、東海軍管区司令官の時、名古屋空襲をし逮捕したB-29の搭乗員を処刑した罪を問われました。その時、戦時国際法で禁じられている一般市民への無差別爆撃は戦争犯罪である、だから司令官権限で処刑したのが何が悪いといって法戦を挑みました。

 

 そのまっすぐな姿勢にアメリカ人検事も米軍の守衛も岡田閣下の人間性の高潔さにひかれ、助命嘆願書をだせば死刑は免れるからと言って説得しますが、それには応じず、自分は処刑されても自分の命に従った部下は助けてほしいと淡々とした足取りで絞首刑台に上ったのです。

 

 見事な最後を飾った軍人の鑑です。この話は『明日への遺言』(2008年 藤田まこと主演)で観ることができます。ぜひ、森さんにも見てほしいと思っております。

 

 こういう人生の幕引きもあるのです。

 

 ただ森さんは、東京オリンピックの疑惑などでとりだたされていますが、ロシア通で、プーチン大統領とのパイプを持っている稀有な政治家です。お判りでしょう、アメリカからすれば、とてもいやな存在なのです。

 

 でもこれから日本を支える政治家を救うことも視野に入れて行動なされば、歴史が無実を証明すると思います。