変化や違いを楽しむ。
この度3年ぶりにヨーロッパに出張をして、人々がコロナ後強くそれを想い行動していることを感じました。
私たち身近でいうと、コロナでテレワークが増えたこと。
ヨーロッパでは、会社はそろそろオフィスに戻ってきてほしいと言っているようですが、
社員がテレワークを続けたいといい、なかなか戻らないそうです。
日本はせっかくテレワークが定着し、東京の朝の苛酷な通勤ラッシュも一時は緩和されましたが、
結局定着していない会社が多く朝はコロナ前と変わらない通勤ラッシュになっています。
変化を受け入れる寛容性の違いを感じます。
街中では一部の高齢者を除き誰もマスクをしていません。
いっぽうでコロナの間で空港をはじめ公共施設のトイレはものすごく綺麗になりました。
場合によっては日本の公共施設よりも綺麗です。
コロナでクリーンネスの意識が高まったのだと思います。
街も夕方になるとレストランやバーは人で溢れていますし、日曜日の午後はホテルのアフタヌーンティーは満席です。
日本だと少人数で行くというイメージですが、6,7人でアフタヌーンでクラス会をしている人たちもいました。
人と実際会って食事をする、話すという本質的なことが失われていなく、
ヨーロッパに行き、コロナが悪く作用していることをあまり感じることはなく、むしろ良いほうに作用している印象をうけました。
会いたいときに会いたい人には積極的にあう、
仕事の場合は会う必要がれば会う。
改めて変化や違いを恐れず、それを楽しむ生き方をしたいと強く感じた貴重な旅でした。
さて、そんな旅をさらに楽しくしてくれるのは毎日のコーディネートです。
ただ、今回13日間という長いトリップでしかも途中移動が列車だったので、
スーツケースも90Lの5泊用のものに、さらに冬物!をどう入れていくかは至難な業でもありましたが、
ベーシック+特別な一枚(Masterpiece)で乗り切りました。
特別な一枚はミーティング以外にもおのぼりさん(ミシュランのレストランに食事に行く、5つ星のホテルにいく)するときには欠かせないアイテムです。
特に後者においては海外で日本人として丁寧な対応をしてもらうには、服装を整えておくのは基本的なことです。
●今回の旅でもっとも役立ったジレ。
デザインもそうですが縫製がきれいなので、着た時にきちんと感があります。
「縫製がきれい」というのはMade in Japanのもっともなウリかと思います。
日本人の体形や雰囲気にあう服は着ていてその場で自身も安心ですし、人からみても素敵だといわれることが多いです。
●ニット系は今回はPRISTINEのニットを1枚、それ以外はすべてOscalitoで乗り切りました。
パリも日中でさえも氷点下という日があり、大変寒い毎日でした。
ロンドンの5つ星、ホテルでのアフターヌーンティー発祥のブラウンズホテルにアフターヌーンティーをしに友だちと行きました。
「時空」の体験です。
これもコロナで忘れていた?いや、忘れてはならない豊かな経験です。
Oscalito のタートルネック、ハイネック、長袖Uネック、タンクトップUネック、オーバーパンツ、全てのラインナップを持参。
タートルの下にハイネック(気温を見て長さでUネック)を着て、その下にレースのタンクトップ
これが定番でした。
夜はインナーをすべて黒にし、昼間は明るい色で調整しました。
※黒の下には基本黒かグレー、アイスグレイの下にはシャンパンカラーであわせます。
●パリ到着日は初雪でした。
到着日の夜、知り合いのシェフから「Kigawaが1シートだけキャンセルで空いている」と連絡があり、
急遽かけつけました。
パリの日本人シェフのミシュランレストランでなかなか予約が取れないお店です。
雪の中でかけましたが、こちらのネックウォーマーが大判ショールの下に役立ちました。
今年は売り切れですが来年はもっと皆様にご紹介したいです。
バックに入れてちょっと首元が寒いとき、レストランでも違和感なく楽しめます。
16区にあるKIGAWA。
とても温かい雰囲気とおもてなしのお店です。
フレンチのフルコースですが、味付けもライトなので最後まで何一つ残さずいただきました。
もちろんこの子たちは石畳で脚から冷えるヨーロッパの街においても絶対に欠かせないものでした。
寒くなったら途中カフェで休憩です。
ラデュレはオペラ本店よりも6区にあるパナバルト店の方が席数は少ないですが静かで落ち着いた雰囲気です。
シャンパンもナミナミと🥂
●旅に忘れてはならないエッセンス、エッセンシャルオイル!
とても寒かったので毎晩ホテルで湯船にエッセンシャルオイルを入れて温まりました。
荷物にならないですし、ベッドサイドでも使えるので、エッセンシャルオイルは旅の必需品です。
夜寝る前はLove &Bliss, 朝はラベンダー、時々の頭痛対策として、ファミーナを持参。
弊店でお取り扱いのある英国フレグラントアース社のプロフェッショナル向けの製品です。
以下はヨーロッパの街角オシャレさん!
●パリの早朝のリヨン駅にて。きっとお友達同士60歳前後のお二人です。
コートも(もう一人の方はジレやニットの重ね着)、お帽子のコーデも素敵です。
●ミラノの朝9時のわんこのお散歩。ハイヒールや白いパンツが日常化しているところがさすがです。
ちなみにミラネーゼはハイヒールは基本のようです。
●ミラノの朝9時の幼稚園の送り迎え。自転車にエルメスのコンスタンスの斜めがけには脱帽です。
海外でのお買い物のマメ知識です。
日本人はいまだにスリによくあうと聞いたことがあります。
ブランドショップやそこそこのお店でお買い物したときは、その日のうちに無料でホテルに届けてもらえるので
必ずそのようなサービスを利用してください。
その方が手ぶらでその後の観光も気にしなくてよいです。
今回も友達や家族から頼まれたものがあったので、すべてホテルに届けてもらいました。