2018年5月15日13時36分、37分に双子の男の子が産まれました
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朝までは何とも無かったのですが…
午前中のモニターで8分間隔の陣痛がきてしまい
看護婦さんや先生たちがバタバタ
担当医の先生も教授も休みなので…
マグセントをマックスの流量20にして
さらに張り止めのお薬を飲み
これで治まらなければ、緊急手術になるかもという状況に…
30分程して薬が効き、なんとか張りが治まりました
でも、マグセントをいきなり上げた為また強い副作用…
この時は頭痛がひどくて頭割れるかと思いました
副作用に耐え、翌日は担当医と教授が診察してくれて
本来なら帝王切開は横切りですが、前置胎盤と双子を避けて縦切りでいくとのこと
そして、術後は私はMFICU(母体胎児集中治療室)に入院することになるだろうということで
この日の夕方にMFに移動になりました
そして、無事15日の朝を迎えることが出来ました
朝からは絶飲食だったので、ゆっくり過ごし…11時頃母と旦那が到着
術着に着替え、15分前に病室を出発
手術室の前で家族とお別れして、いざ最新の設備が整うハイブリッド手術室へ
手術室は広くて、私の手術には産科、新生児科、助産師、麻酔科、放射線科と総勢30名が手術に入ってくれました
手術台に寝転がり、左手首に局所麻酔をして血圧測るカテーテルを入れるのが激痛
めちゃくちゃ痛いのに、うまく出来なかったらしくもう一度やられ
それまた激痛でさすがに泣きました
しかも、またうまく出来なかったらしく…
結局右手にまた局所麻酔をして3度目でなんとか入りました
そのあとは放射線科の先生が足の付け根に局所麻酔をし、造影剤を使いながらバルーンカテーテルを入れ
他にも色々と準備され全身麻酔が入ると…
「よろしくお願いします!」
と伝えた瞬間、すぐに意識が無くなりました
そして全身麻酔なので意識朦朧としてましたが…
気づいたらMFICUで泣いて痛がっていました
傷は点滴の痛み止めが効いていたのですが、双子なのと大量出血だった為、子宮収縮の強い点滴を
していたらしく後陣痛が激痛でした
大学病院でも年に1例あるかどうか…産科バルーンカテーテルは3例目、ハイブリッド手術室では私が初めての大掛かりな手術
普通の帝王切開なら1時間半あれば終わるのに、私は5時間かかったそうです
私も手術中3リットル、術後も1リットル程(1人の大人の血液は5リットルほどなのでほとんどの血液が無くなりました)…大量出血し自己血と自己回収血で合わせて1.2リットル戻しましたが
術後、ヘモグロビンの値が5.7
身体を起こすと胸が凄く苦しくなり、頭がクラクラしてトイレも近いのに車椅子で連れてってもらい…とても辛い日々でした
輸血を提案されましたが、出来ればしたくなかったのでかなり辛かったですが値が戻るには時間がかかる鉄剤の点滴にしてもらいました
車椅子でGCUに双子に会いに行くのにも凄く大変でした
妊娠中12キロ増えましたが…
出産から3日後には−7キロ、10日後には−13キロで妊娠前より痩せました
今も減っていっているので…産後ダイエットが必要無いのは良かったです
帝王切開だと6日で退院ですが、貧血がひどかった為…ヘモグロビンの値が7になり輸血の必要も無くなった、11日後の5月26日に3人一緒に退院することが出来ました
ですが、まだまだ貧血が酷いので鉄剤を処方してもらいました
37週0日までお腹の中で育てることができ、お兄ちゃんは2900g、弟は2500gと双子にしては体重もあり良かったです
実家に帰って母が色々サポートしてくれているのですが…双子の育児はやはりとても大変で毎日ほとんど寝れず、横になる時間もあまり無く、まだまだ貧血の私にはいっぱいいっぱいです
でも、双子はとっても可愛いです
双子の同時授乳のやり方も色々教えてもらいました