ブランの5日間 | ずっと一緒だよ

ずっと一緒だよ

ボーダーコリーのロビン
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毎日のなにげないひとコマです♪

 

こんばんは


「ずっと一緒だよ」にご訪問

ありがとうございます。


何気ない日々

犬達との忘備録です。


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続き


27日(金)
朝ごはんの後
立っていられなくて
横たわる

いずれ
脚に痛みが出るのだろうか

このボッコリの中身は
ほぼ血だという

その血を栄養に
あのレントゲンで見た
ザワザワした毛羽立ちが
触手を広げていく

28日(土)
この日は
朝から一日仕事なので
娘にお願いして
ブランのそばにいてもらう

目を瞑る事が多くなって

鼻づまりのような
呼吸をするようになる

ぶ~ぶ~って感じで
まさか鼻の奥に腫瘍とか
あるのか?
って思った

夏場 暑くて
ハッハッハッって
やるような呼吸をする

このハッハッハッが
2分くらい続いたあとは

また静かな呼吸に戻る

朝ごはんは
食べる気満々

完食です
おしっこも行かず
横たわっちゃったアセアセ
休憩で戻ったら
おしっこ連れてこ泣き笑い

勤務中に
娘から写真がきた

この二頭引き見た人は
きっと避けて通るだろうな
不安不安不安コワッ
娘曰く
「普通に静かに寝てたよ」
との事

休憩で戻った時
おしっこさせに
庭に出そうとしたら
ここまできて
横たわってしまった
そして
仕事から戻ると
ブランは 昼間と同じ場所で
横たわっていた
私の顔を見ると
起き上がる素振りを
したので
その勢いで立たせて
庭にだす

ずっと横たわっていたせいか
庭に出た途端
腰から崩れて
横たわってしまった

時間にして15分位かな
いくら声かけても
立たせようとしても
動かない

そのうち
ブランも小刻みに
震え出す
こりゃマズイ!!
頭→下半身→頭→下半身
って 腕を体の下に入れて
持ち上げながら
移動する

犬のレスキュー、
救命士の講習受けたけど
習ったようには
出来ないじゃん!!
せいぜいゴールデンサイズ
じゃないと無理!!
って思った

体全身使って
なんとかブランを部屋に戻し
布団に包んで
ストーブつけて
徐々に震えも収まり…

でも
この日の夜は
呼吸がかなり乱れて
荒い→静かすぎの繰り返し

このままサヨナラ
なんじゃないかと
真剣に思った

当然 夕飯食べず……

これは もぉ
庭でおしっこではなく
下手に動かさない方が
良いと判断
介護を覚悟
29日(日)
眠れない夜だったが
「おはよう」が言えた

この日は
病院に行く予定だが
昨夜の事もあるし
ブランの負担になるので
留守番で

寝たきりに
なるから
紙おむつ なども
買ってこなきゃ
って 色々買ってきた
朝ごはんは
しっかり食べたので
ちょっと安心
でも 暫くすると
生あくびしたり
なんか呼吸が変
娘に留守番にきてもらう
娘がきたときに
見せた笑顔♡
この日を境に
今までとは違う
喉がなるような呼吸になる
強心剤の薬を
飲ませたいのに
夕飯は一切食べず
目を瞑るブランの呼吸は
重症の喘息の人みたいな
喉と鼻が
ゼーハーゼーハーで
時折 ガハッーっていう
咳き込み

また荒い呼吸→落ち着いた呼吸
の繰り返しで
ほぼ眠れない夜

獣医師が言っていた
「呼吸を楽にしてあげよう」
と言っていたのは
こういう事か!
と 納得いく程
今までとは違う息遣い
30日(月)
朝 チュールに
砕いた強心剤を混ぜて
口の中に塗り込む
朝も晩も
ご飯食べないので
強心剤入りチュールを
食べてもらう
そのせいもあってか
30日は
比較的落ち着いていた
笑いはしないけど
目や顔つきが普通だった
まだ表情もあった
31日(火)
早朝の仕事があるので
出る時に
いつもの声がけをして
出る 
でも とにかく不安で
勤務を1時間早めて
帰宅させてもらう

ちゃんと
待っててくれました

でも これが
生きているブランの
最後の写真に

帰宅してから
1時間半
みるみる呼吸が
おかしくなり

8時39分
ブランはアビィのところへ
逝ってしまいました

気持ちが落ち着いたら
また 備忘録として
残したいと思います

ブラン
またね
バイバイ