節約とは工夫である | 天然石ジュエリーのCanecryのブログ

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楽しい人生とはなんだろう、と、よく考えていた時期があった。

おそらく10歳くらい。小学校中学年くらいの頃である。

考察を続けていく過程で、楽しいことと、つまらないことの一覧表を作り、さらにつまらないことの中でも、やらなければいけないことのリストを作成した。結果、必要な苦労と、必要ではない苦労がある、という新事実を発見するに至った。

余談だが、わたしは新発見をするのが得意な神童で、3歳にして夜空を眺めているときに、暗い夜空にひときわ輝く大きな星を発見したこともある。ベガでもない、アルタイルでもない。それは夜空の一等星よりもさらに大きく、暗い地球を輝かしく照らしていた。大発見だと思った。

のちにそれは "月" だと判明する。所詮3歳児である。

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話を元に戻そう。人生にはいらん苦労と、必要な苦労があるのだ。ブラック企業のサービス残業や、スポーツの練習でコーチの体罰に耐える、なんていうのはいらん苦労である。必要がない。逆に自分の将来の為に、苦労して資格を取るとか、なにかを練習してスキルを身に着ける、というのは必要な苦労だ。こちらの苦労は非常に重要である。

世間では一般的に "苦労" はした方が良い、とされている。嫌な事でもガマンすれば、きっと良いことがあるよ、と、こうだ。しかし、その "苦労" の中には、良いものと悪いものがあり、その判断が非常に重要だったりするのだが、それが語られることは少ない。

言語とは、すなわち思考であり、日本語で言う "苦労" とは "努力" と混同されがちで、それが基本思考として染みついてしまっている。そしてまた美化もされており、いらん苦労でも、報われない苦労でも、経験としては重要です、みたいなおよそ合理的とは呼べないような文化が存在しているのだ。

今、これを呼んでいる読者の方々にも、理不尽な苦労を強いられたことがある、という経験を持つ方は少なくないだろう。実に非合理的で不愉快である。理不尽な苦労はきれいさっぱり世の中から排除してしまったほうが良い。

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さて、必要な苦労を重視し、不要な苦労を排除する。楽しい人生をエンジョイするためには、このことが最重要だ。と、その考えに到達した10歳のわたしは考えた。

自分の人生において、必要なものとはなんだろう。艱難辛苦を味わって、苦労に苦労を重ねても、必要不可欠でかけがえのない価値をもつものとはなにか...

そう...







寿司だーーー!


まぁ...寿司が好き、という寿司愛を語るために、ながながと幼少のみぎりのエピソードをそれらしく語ったわけですが、本当に本当に寿司が好き、三度のメシより寿司が好きという、スシラーのみなさんには共感する部分が多いのではないかな、と、思います。

それから齢40に至るまでの30年間、寿司を食い、寿司の本を読み、ドキュメンタリー番組を見て、そして勿論、作り方の練習を重ねに重ねて(動画とかで)、格安でそれなりに美味しいお寿司を我流で作るに至りました。

人生の目標は達成できたのではないかな、と、思います。


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あ、ちなみに、おいしいお寿司を簡単に作るコツはシャリです。お寿司屋さんの "酢"、"砂糖"、"米" だけの銀シャリみたいなのは難易度が高いので、胡麻とか紫蘇とかの薬味をいっぱい入れて、シャリだけでも美味しい!ってのを作れば、お寿司もそれなりに美味しくなるよ!