銀輪鉄道 -379ページ目

今日のオススメ



VRMという世界で ジャンルは微妙に違うのですが
れっきとした鉄道レイアウトです。
通常の鉄道模型では表現不可能な造り込みも可能で
コレはコレでまた違った楽しみ方が出来そうですね。
 この方の動画は以前から注目していたのですが
自分のブログデビューをキッカケにご紹介してみました。


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起点との標高差

 重連で補機を付ける事により、何とかなりそうな目処が立ち
実際に屋根裏部屋からの工事に取り掛かります。
屋根の稜線と直角の僅かな妻面に、起点となる駅の建設用地を
確保するのですが、
  ◆12連+重連補機分の延長
  ◆島式3線への分岐区間長
  ◆緩曲線にて100度旋回させる半径
  ◆台を使わず直接造り付け
  ◆登坂可能勾配にて所定高度に到達出来る起点標高
これ等を充たす為の試行錯誤を繰り返します。

$銀輪鉄道
延長不足の為止む無くカーブさせたホーム終端
巨大構造物はエアコン室内機

$銀輪鉄道
駅総延長の関係でギリギリとなるカーブ区間
この辺から上げて行かないと間に合わないんです。

$銀輪鉄道
カーブ区間路盤下部より
水平を出しながら最も苦労した場所

$銀輪鉄道
部屋の中心部 自作の仕切り扉付近から
その先の工事区間をのぞむ。

$銀輪鉄道
階段式で高度を稼ぐ勾配への取付き部分
※黄色のリボンが基準線の目印…
 少し低くないか…?

$銀輪鉄道$銀輪鉄道
勾配の限界で上端を切除した仕切扉と 新設した扉枠
新線建設は 「住まいのリフォーム」?の様相を呈して来ました。

散らかった部屋と蛍光お星様はご愛嬌^^


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登坂力の考察③

 登れない…と言っても実際の鉄道では6Mとか8Mなんて編成で
走っていた訳ですから模型の動力車は縮尺の割には相当な馬力が
あるのですが、何はともあれ「駄目なものはダメ」です。

$銀輪鉄道
◆最大斜度未決定の内に建設は開始された◆
※青いシートは削り屑集積用

補助機関車に重連で推進させる事により、登坂力不足については ほぼ
解決の方向が見えてきましたが、もう一つの「車両の構造上の問題」
特にカプラーの剛性不足があります。
12連で組成する時、仮にM車を谷側のクハの次に11号車として組んだ場合
10号車より山側前方の10両分の重みと加速度の差が 勾配区間では この2両
を連結するアーノルドカプラーに集中し、「ひしゃげた」まま平坦地に
戻っても復元しない、という現象が起きたのです。
旧製品の485系をEF63と繋ぐ為の先頭車両のカプラー交換ばかりに逡巡
していた当電鉄技術陣にしてみれば、寝耳に水の大問題です。
 幸いな事に、カプラーに関してはKATOの「密連型」に換装して見ると
ドンピシャリで連結部分の剛性不足の件は車両連結間隔の視覚的向上効果
と云う副産物(本来は逆みたいですが)と併せて無事クリアしました。

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◆登坂時の剛性不足を解決した密連カプラー◆
※写真はBM型と台車M型の連結例



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登坂力の考察②

 前項でご説明したかったのは「勾配区間の長さによっては
長編成でも充分イケる。」という事でした。
では、連続する勾配部分が長い場合はどうでしょうか?
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◆勾配の図③
上記図③の様に全車両が完全に勾配区間に入ってしまってからは
全く話が変わってきてしまいます。
勾配進入、脱出時にも微妙に発生し始める幾つかの走行上の問題が
より顕著に現れてくる為です。
問題とは大きく分けて
  ① 勾配傾斜角度そのものの問題
  ② 駆動状態や連結部分といった車両に起因する問題
の2点になります。
 まず、勾配の角度についてですが、これについては各参考文献や
メーカーのカタログ等にも在る様に概ね4%であれば可能とされて
いるようです。
 しかし、それは通常6~7両の整備されたモノの場合が基準となって
おり、それ以上の長編成の場合は個々に検証しつつ決めて行かねば
なりません。
 当電鉄が出戻り再開当初に初めて導入したKATO485系300番台9連
+増結2連+サシ計12連は、ホームセンターで購入した「赤松荒材4m」
の実験線で4%以下でも登る事は不可能でした。

続く


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登坂力の考察①

今日は「勾配」に関するお話です。
難解ではありましたが非常に参考になったコチラを
予めご紹介させて頂きます。
鉄道模型おきらく研究室:レイアウトと列車のページ最大勾配と牽引力

さて、当電鉄碓氷線建設の最大の難関、成否のカギとも言うべきその課題は、
「連続急勾配の克服」です。
普通?のレイアウトでは緩勾配のループ線で抜ける方法が一般的の様ですし
高低差も さ程でも無いので、あまり取沙汰される事も少ない分野ですが
このブログをご覧の(奇特な?)皆さんは もう暫くお付き合いください。^^
$銀輪鉄道
◆勾配の図①
一見、「長編成で勾配やるのは無謀だ」と考えられ勝ちですが、時と場合に
拠ってはそうでもないようです。仮に推進補機を使わなくても ある程度の
勾配ならば登ってくれます。上記図①は勾配の取っ掛り部分のイメージで
中間M車は負担が掛かり始め粘着力限界の状態。
※注 飽くまでも平坦なレイアウトでの展開を前提とした(?)TOMIXのEF63
   2両セットのM車のT車化は この場合では逆効果で「お荷物」となり寧ろ
   全く登らなくなります。

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◆勾配の図②
またM車を極力勾配の「谷側」に組成する事により、補機を含めたM車が完全に
勾配区間に進入する頃には前方のT車は順次平坦区間に入る形になり、M車の
粘着力も徐々に回復、峠は無事通過となる訳です。
※注 この点でKATOのEF63の「トラクションタイヤ レス」の設定は非常に
   有効で、適度に空転差動する事により まるで「DCC化すれば更に良く
   なりますよ」と云わんばかりの協調を魅せます。

続く

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小田急線

昨日、グルっぽのジョニー山口さんから教えて貰うまで全然知らなかったんですが
9000系・・・・とっくに居なくなっちゃってたんですね。(寂しい~)
5000系も 余命幾ばくか とのこと…
諸行無常の響きあり って感じですね。

ってな訳で
今日の一枚は追悼の意をこめて コレ です。


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◆祖師ヶ谷大蔵~成城学園前間を行く9000系4連各停◆
まだ急行10連化以前です。のどかでした。




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路線敷設図

 なぜ、高い位置で 建設も面倒な鴨居レイアウトに固執するかと言えば
一定の広さを持つ敷地が確保出来ないという点では、多くの同志諸兄と
同じだと思いますが、仮に そんな部屋があったとして、その面積と外周
を フルに活かした線路配置が可能な事だと思っています。
 また、当電鉄の場合、新線建設に於いて「旧村上線」の経験に基づく
もう一つのテーマがあります。
それは… 旧線は鴨居に ほぼ沿う形で敷かれ 部屋の四隅は箱根登山鉄道
もビックリの極小半径レールを使用した「超急カーブ」を形成していた為、
高速で進入した列車が曲がりきれずに転落!といった悲惨極まりない事故
が しばしば発生していたのです。
(当時は良くも悪くも 全車両アーノルドカプラーでしたから被害は最小限
でした。最近の一蓮托生カプラーだったら…と思うとゾッとします。)
 この教訓から 新線のカーブは国産道床付きレールの中で最も緩い弧を
描くKATOのR718レールを基準とし、更にフレキを使用する事により、可能
な限り それより緩い曲線の形成を主眼に置く「高規格路線」になります。

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現場の状況・地勢

 今日から当鉄道で目下建設中の「碓氷軽井沢線」の建設状況を
固有のテーマ化して定期的に配信しようと思います。
 
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我が家は20数年前に あらかじめ屋根裏部屋を機能させるべく、変則的に
傾斜した屋根を持つ平屋部分を増築した小さな(古い)家です。
 この独特な傾斜の屋根裏伝いに 胸の高さから 斜めに這い上がる勾配区間
を設け、仕切扉を潜って母屋の鴨居部分まで上昇させ、隣室の平坦区間に
入って行きます。


ってな訳で 今日はココまで^^




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ゲゲゲと東大と裕次郎

 今日は久々に晴れたので午前中のひと時を妻と近所を散歩して過ごしました。
まずは我が家から西の方角、鉄道ブログを謳ってる関係でネタでも拾えるかな…と
小田急喜多見車両基地 へ向かいました。
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地元で通称「サッポログラウンドの坂」は天気が良ければ富士山もバッチリ拝めるスポット
ですが、生憎今日は見えず、最近整備された野川沿いの長閑な遊歩道を進みます。
野川といえば、今 連続テレビ小説「ゲゲゲの女房」のドラマの舞台が この川上の調布や
深大寺周辺である事からか、散歩やジョギングをする人も若干増えたような気もしました。
 川の対岸にはかつては無かった緑の丘がありました。丘の上は芝生の公園になっており
様々な樹木も植えられて周辺住民の憩いの場となっています。
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実は鉄筋コンクリートの骨格で造られた巨大なこの丘こそ、そのまんま「車両基地」の
施設になっているのです。
ネタ拾いを狙って来ては見たものの、一編成も入場しておらず、もぬけの殻の喜多見車両基地を
後にし、母校である小学校の通学路つたいに帰途に就きます。
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 僕の母校は公立の普通の小学校だったのに、噂に拠れば最近では「我が子の為に住所移転して
まで入学させたがる親」が出現するほどの進学校になってるらしいです。
 そんな噂話を聞かされても「さもありなん」と納得出来てしまう位の片鱗が、我が母校には
以前からありました。
 卒業後に再会した友人達からの話を総合すると、なんと同じクラスから東大に進学した奴が
5人もいました。進学塾のクラスじゃありません。普通の6年1組の話です。いきおいクラスの
友人達の普段の会話の中にも、中学を受験するとかしないとか って話がありましたが
そんな小学生時代のある日のこと、数人のクラスメートと話しているうちに
「中学・高校と進学してから最終的に何処の大学に行くか」と言う話題になり、僕が
「俺は幼稚園の頃から爺ちゃんからトーダイに行け って云われてるんだ。」って爆弾発言して
大爆笑されたことがありました。
 恥ずかしいやら悲しいやら… たしかに小さい頃から祖父から「お前はトーダイに行け!」
と云われながら育ったのは事実なのですが、同時にボーイスカウトや警察署の柔道教室や
スイミングスクールといった「学問」とは程遠い活動に参加させられていた自分にとって
「トーダイ」のイメージは
◆ 恐らく大抵、海のそばに位置し
◆ 春夏秋冬厳しい自然環境の中で
◆ 現職の「恐い燈台守のおじさん達」の下働きをしつつ
◆ 座学のみならずカッター、遠泳、海岸のマラソンに明け暮れる
◆ 入学は容易いが極めて落伍者の多い教育機関
…と、勝手に思い込んでいたのです。
 自分の想う「トーダイ」と友人達の語る「東大」に微妙な差異を感じながら家に帰り、祖父や
両親達の前で 「とうさん、トーダイって、普通の学校の事なんだね。」と自分の考えていた事や
学校での経緯を話したら 家族一同から再び大爆笑されました。
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 さて、そんな幼き日の思い出を妻と話しながら家路を辿れば、懐かしいお屋敷が…
近所に「東宝撮影所」がある事からか芸能人や有名人の邸宅の多い街なのですが ここは一際
「裕次郎さんち」です。
ここでもチョッと秘蔵のエピソードがあります。
 それこそ「東大」を目指していたT君との学校からの帰り道、このお屋敷の前で
短パンにサンダル姿で高級車を洗車していた裕次郎さんの傍らを通り過ぎざまに
「…へぇ~、裕次郎でも自分でクルマ洗ったりすんだぁ~」って話していたら、聞こえちゃった様子で
「うるせぇっ、この糞ガキども!」
って怒鳴られてホースの水を ビューッ とかけられて 僕らは一目散に
「わーい!」 って逃げた事がありました。
七曲署の藤堂係長はいつも背広姿だっただけに、この時の大スターは子供心にも
「チョッピリ恐いけど普通のオッサン」だった気がしました。

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廃線跡

 現在、当鉄道では国鉄時代の信越本線を標榜する路線を自宅の屋根裏部屋を
起点として順次構築中なのですが、急勾配区間の仮敷設を終え、工事関係者が
いよいよ隣部屋の平坦区間に進出したところ、驚くべき「遺跡」を発見しました。
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◆◆平屋屋根裏勾配区間◆◆

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◆◆同区間下方向から◆◆

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◆◆同区間上方向から◆◆

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◆◆トビラ上部を抜け隣室へ◆◆

この隣室は平屋部分が増築された平成元年以前は自室として使用しており、当時
そこには部屋の「鴨居」部分の凸部に沿う形で周回のレイアウトがありました。
齋藤電鉄村上線(むらかみせん)と呼んでおりました。

増築の際、赤字続きのこのローカル線は当然廃止を余儀なくされ、また私自身も
結婚し、別に新居を構えた為 路線は部屋ごと誰に顧られる事無く放置される
憂き目となった訳です。
 新線建設のプロジェクトが無ければ永遠に語られる事も無かった村上線の当時
を偲び、薄れかける記憶を辿って当時の敷設図を描いてみました。

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遺跡 と言っても、僅かな線路の残滓だけですが20数年前の遺構?を
こちらでご紹介しています。
齋藤電鉄ホームページ


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