リアクト | 暁しぐれ

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自由気ままに書き綴っていきます。
ですが、基本的には今まで読んできた小説の感想などが多いです。

リアクト
著・法条 遥 レーベル・ハヤカワ文庫

【あらすじ】
 1992年、N中学校2年4組の美雪は、未来からきたという保彦と出会う。ある小説を探してひと夏を過ごした彼は、300年後へ帰ったはずだった。そして1992年秋、西暦3000年からきたタイムパトロールの少女ホタルは、過去が見える能力者、坂口霞との遭遇をきっかけに岡部蛍の小説『リライト』に疑問を抱く。作中で2年4組の同級会が開かれたという2002年に向かったホタルは、恐るべき夏の真実に近づいてゆく。シリーズ第3弾。

【感想・内容】
 えっと、『リライト』、『リビジョン』の続編。今回もメモを取らないと混乱する話でした。。。いや、メモは取ってないけど、取ればよかったと思っただけで。でも結構混乱をしたのは本当です。
 今回の主人公は西暦3000年からパトロールに来たホタル。ホタルはまだ中学生なのに、働いているらしい。なんでもタイムパトロールの職に就けるのは極限られた人だけだから。このホタルが1992年と2002年を行き来してるんだけど、時系列がどうなってるのかたまにわからなくなる。色々飛び過ぎだなと思ったけどね(笑)
 で、この小説をずっと読んでいて思ったのは、友恵は頭が良すぎだなと。今回の話でだいぶ話の整理をつけることが出来たので、最後の4作目が楽しみです。