おとなげない大人も哀悼の意を持つことはある。
こんにちは。
相模の風THEめをとのダンナ
いしはらとしひろです。
僕らめをとが毎年参加している、仙台のとっておきの音楽祭のプロデューサー、菊地昭典さんが亡くなった。
2011年に相模の風THEめをととして、初めて音楽祭に参加した時、僕らの演奏を聴いてくれていて、終わった時にひょいと近寄ってきて「音楽祭の運営をしている菊地です」と名刺をいただいたのが最初です。
え、え、この人多分音楽祭の上の方にいるエライ人だよね?と、ちょっとびっくりしたのを覚えている。
その後は仙台はもちろん、枚方や熊本などのとっておきでもお目にかかり、そんな深い話をするわけではありませんでしたが、いつも明るく力強い言葉をかけてくださいました。
毎年仙台で、街のどこかでは必ずすれ違い、よおって感じで手を上げてくれて。
時間があればどうってことのない馬鹿話をちょっとして。
もちろん、とっておきの音楽祭を支えているのは菊地さん一人ではないけれど。
深い交流がなかった僕でも、大きななにかが欠けてしまったという気持ちです。
向こうでもきっと、豪放磊落に笑っていることでしょう。
ご冥福をお祈りします。