最近、サンドイッチの可能性を追求するべく、いろいろ変わった具材をパンに挟んで試食している。
少し前に、油揚げを挟んだサンドイッチを考案した。しかし、この「いちべーFoxスペシャル」と命名したサンドイッチは、意外にアッサリしていて、自己評価としては5段階評価で、★2.7個というイマイチな結果であった。イマイチ、インパクトが小さいのだ。
とは言うものの、油揚げはパンに挟む食材として魅力を感じる。なにしろ形が四角いので、二つに切れば、パンの形によくフィットするからだ。
そこで、今回は、福島屋さんの眞辣油をたっぷり使って「いちべーFoxスペシャル激辛」を作ってみた。辣油を使えば、当然インパクトのあるものになるに違いないと考えたからだ。
食べて見て、辣油の香りと辛さが、ふわっとした食感の油揚げによく合う感じだ。しかし、やはり何かが足りない気が・・・。
そして、気づいた。このサンドイッチには、塩も味噌も醤油も、塩分らしいものは全然使ってなかったことに。そう、人間には、塩分が必要だ。そこで、小皿に醤油を注して、鮨でも喰らうが如く、ちょこちょこ醤油をつけながら食べると、どうであろう。醤油がパンに滲みて、口の中で辣油の辛さとほどよく混じり合い、ただ辛いでけでないまろやかさな味になった。なんだか、これを肴に酒が飲みたくなる。
いちべーFoxスペシャル激辛