雨のち晴れ | 后バー有楽のブログ(さきバーうらく)

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交通会館地下1Fにある日本酒バーの日替わり女将が日々をつづります。

お疲れ様です。
火曜日女将のメグミです。

6月も半ばとなり
まさに梅雨真っ盛りですね。
気温も湿度も高くて
熱帯雨林に居るような
蒸し暑い日が続いております。

しかし、こんな梅雨の日の
うっとおしさを払うには
絶好の隠し酒が入荷しました。

私も大好きな広島のお酒
「神雷」
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↑画像左より
「純米酒 八反錦 夏 生原酒」
「黒ラベル 純米吟醸 千本錦」
「特別純米 千本錦 瓶貯」
「特別純米 八反錦 瓶貯」
「純米酒 八反錦 三温至福」

どのお酒も、しっかりとしたボディで
お米の旨味、ふくらみ、酸味が
バッチリ引き出されています。

醸造元の三輪酒造さんは
1716年 享保元年に御創業とのこと。
江戸時代中期ですね。
その昔、雷が蔵に落ちたけれど
大過無かった事や
又、「神の宿る国」として
命名された「神石郡」と云う
所在地にあやかっての名称だそう。

標高400メートルとなる
周囲を山と緑に囲まれた
自然の恵みが豊かな土地で
時には厳しい自然からの試練を
享けながらも
長い歴史の中、
確かな酒造りを
脈々と受け継いできた
力強い酒蔵です。

更には
「信頼して呑んで戴きたい」
と云う思いも込められてるそうで
「しんらい」の名称には
蔵元の熱く深い気持ちが
詰まっておりました。

東京で、ここのお酒を
呑み比べ出来るお店が
今、いくつ有るでしょうか?

今回、蔵元杜氏である
三輪裕治さんが
当店に御来店下さる御縁で
幸運にも揃えさせて戴きました。
この機会に是非
皆様にも御賞味戴ければと思います。



ところで、雨が降ると
眠くなったり
だるくなったり
偏頭痛があったり
古傷が痛む人が居たりしますよね。

あれは
低気圧によって上昇気流が起こる為
周辺の空気が気流に乗って上がってしまい
地表の酸素濃度が薄くなってしまう
せいなんだそうです。
酸素が薄くなると
全身に酸素を送る事が
難しくなります。
身体は貧血と同じ状態となり
エネルギーが充分に行き渡らず
省エネモードとなるようです。

又、太古の昔から
人間が培ってきた防衛本能が
雨の日になると
副交感神経を優位にさせるとも云われ
身体が、お休みモードに
なる為でもあるとか。

身体の動きは鈍くなるし
ジメジメしてカビも生え易くなるし
勿論、洗濯物を外干しする事は
出来ないし‥‥梅雨の時期は
不便極まりないようですが

私達の暮らしには
雨の恵みが
絶対的に不可欠で
美味しいお酒の原料となる
お米も、この時期の
雨無くして生まれません。

あらゆる生命の源となる雨。

天地を循環しながら
世界を浄化し、育んでくれる
その感謝を込めて
この雨を迎え

恵みの美酒を頂戴しましょう。



♪もういいや もういいや
疲れ果てちまった
そう言って そう言って
ここまで来たじゃないか

今日は雨降りでも いつの日にか

もうちょっと もうちょっと
頑張ってみるから
ねぇもっと ねぇもっと
いい事があるかな
イメージは いつでも
雨のち晴れ

いつの日にか
虹を渡ろう♪

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「后バー有楽(さきばーうらく)」
TEL03-3216-1610


今夜も たくさんの御来店
有難う御座いました。

今、暫しの梅雨を
どうぞ一緒に乗り切りましょう。

皆様の杯が
今週も素敵なお酒で
満たされてありますように。