豊竹咲寿太夫
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ジブリやスタジオ地図、この世界の片隅に、など劇場アニメのあらゆる背景や美術を担当してこられた男鹿和雄さんの動くアニメーション背景によるスペシャルな曽根崎心中。
本日、千秋楽をむかえました!
誰も病気などになることなく無事に、1日2回公演を1週間、14回上演しました。
男鹿和雄さんの絵画はまるでタイムラプスのように、時に物語を牽引するように闇を呑み込むがごとく浄瑠璃と人形を包み込み、しかしけっして主体になることなく見事に舞台機構として昇華されていました。
実はお忍びで勘十郎さんがお越しになられていて、唯一男鹿和雄さんのラフ画をご覧になられているのでその経緯と感想を聞いたりしました。
ふたり共通での感想は、あの絵は職人の技で模写など真似しようにも真似できない技術だ、という結論に達しました。
男鹿和雄さんの絵は版権の問題で我々芸人も撮影することはNGだったので、どうしてもこの絵を記憶に残しておきたくて、海外の美術館に通う学生を思い出して模写しました。
たった1週間の公演だったのですが、1日2回公演していたことも合わせて非常に濃密な公演でした。
この公演は海外も視野に入れて企画された公演です。
ご覧になった方はぜひぜひぜひ!口コミ感想を何度でも何度でも様々な人に拡散してください。
この公演を海外に連れていってください。
そして!
日本に凱旋できたら、日本の伝統芸能と日本のカルチャーとの融合に自信をもつことができます。