教育のお話会と、馬頭琴のコンサートに行ってきた話し。① | ~豚飼いと天ぷらカーと子育て~ 桜の山農場のブログ

~豚飼いと天ぷらカーと子育て~ 桜の山農場のブログ

地域循環による豚飼い、無農薬有機農法による米作り、可能なエネルギーの自給、、を模索する日々のブログです。
生活の中で思い感じたこと、作ったものや息子の成長記録などを刻んでいけたらと思います。


日曜日に、安芸高田市で「未来を切り開く『自由』な子どもが育つ学校のお話会」というタイトルで、お二人の先生からお話を聞き、それをグループシェアして、全体でまたシェアして、、という会に参加してきました。




・来年4月に長野で開校予定の「イエナプランスクール」という学校の教育理念や教育方法のお話と


・紀の国子どもの村学園という、10年以上続いている私立の小中学高で学び、社会に出てからまた先生として帰ってこられた先生の、ご自身の経験した学びであったり、その後の社会との繋がりや、いままた教育者として紀の国子どもの村学園に戻ってきてのお話でした。




とても、良い学びの時間でした。








以下は、お話を聞きながらのメモです。

キチンと人に伝えるためのメモではないので、事実と異なる表記をしてしまっているかもしれません。興味を持ったかたはご自身でまた調べたりその道の人に会いに行ってみてください。







イエナプラン教育   1924年にドイツからペーター ペーターセンが始めた実験校。


1950年にオランダでスース ふライダーセンによって紹介、1962年にイエナプラン校が設立。日本では1984年に。

ペーター ペーターセンは戦争で兄弟をなくした経験から、二度と戦争を起こさないためには教育を変える必要がある。

自分で考えて正しいこが、考えれる教育。

イエナプラン教育は、社会と繋がった教育。  20の原則。



人間について




社会について




学校について










学びの中の4つのサイクル


対話→学習→遊び→催し→対話へとループ


自分たちの学びを伝えるために催す



サークル対話。

オランダは4歳から小学校、4歳から朝30分サークル対話。

みんな人の話を聞く、ちゃんと喋れる。


社会に出た時に、同じ年齢の人だけでの集団で何かやることはまずない。

イエナプラン教育では、三学年が1つになって学ぶ。

下の立場、真ん中、上の立場と集団の中で経験できる。

年齢がバラバラの集団でいると、出来なくても、人と違っても当たり前という意識。

自分ができてなかったりということで負い目、でも、人と違って当たり前。みんな違う人間。


ブロックアワーやワールドオリエンテーションという手段を使って学ぶ


全ての人が幸せに生きていくことができる世界。→自立と共生する力→対話、遊び、仕事催し→学習内容、テーマ→日々の実践



最初の2つが軸。そこがしっかりしてなきゃただの教育システム。  



子供が自由に未来を切り開く力をつけるには、、






紀の国子どもの村学園の始まりは

学校に行って勉強が面白いと思う子が何人いるのだろうか?



プロジェクト型の学びが半分、






※神野先生のお話は、深いご自身やその教え子達との学びの中から湧き出てきた言葉というか、なんかメモして聞いてられないような、引き込まれるお話でしたので。



紀の国子どもの村学園の動画を見て、感じてもらえたらなと思います。














クエッション


紀の国子供村学園      その後の高校での学びとの折り合い、人との価値観との折り合いは?




イエナプラン教育では、教育の個人差については?

年齢が上がってもその学年にとどまる子も珍しくない。個別に必要があれば先の教育も教えるし前の理解できなかった事も教える。

一年生で決められた課題ができることよりも、その子が学びたいと思う気持ちが出てくることが大切。

その気持ちが出てきたら、その子はその後しっかりと伸びる。 やりたいなという、 そういう気持ちになるような場作り。


紀の国子供の場合は、そもそもさがあって当たり前という考え方。  公立学校に居たとき、繰り下がりや小数点でつまづいてる子にもっと進んだ教育を進めなければならない時に、とても罪悪感を感じていた。  この子はこの時間で何を学ぶんだろうか?   自分はできない事を思い知らさせるのか、授業とはそういうものと我慢してずっと座り続けるだけか。

縦割り三学年をまとめて進める場合は、その子に応じて戻ったり進んだりできるのでとてもやりやすい。






以上、メモもおり混ぜつつでしたが、お話会に行ったまとめとして記します。






話を聞いての、僕自身の振り返り。



子どもにとっての教育や学びは、方法は沢山あるし合う合わないは十人十色で人それぞれ。 だから、コレが正しいとか間違ってるとか、良い悪いとかいう話でもなくなってくるのかな。

子ども自身が受け取った学びや経験をどう活かして社会や人と繋がっていくかだし、それはどんな形の教育や環境だろうと、自分で考えて答えを出すという習慣を身につけれたら、きっと自分の人生をしっかり歩んでいける。


素敵な大人や学校や教育を受けることで、繋がることは子供にとって素晴らしい財産になるだろう、けど。

イエナプランスクールや紀の国子どもの村学園に我が家から通うことはできないわけで。 良いインスピレーションはもらうけど、真似しようとしても限界はあるし、頑張って無理がでたらかえってダメやないかな。


いまこの場所で子どもと、我々が伝えたい哲学や人間性を思いながら、教育を考えて生きてく事が大切ねと。  子ども自身の受け取る力、社会と繋がってく力を信じながら。




以上、雑な感想も添えました。






長くなったので、2部に分けます。


14日の後半は、馬頭琴の音を野外で生で聴ける素敵な会に行きました!