ワイキキ沖をクジラとお散歩 ウェールワッチングクルーズ | KIKIとウインドサーフィンとハワイ移住のブログ

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ウインドサーファーとして夢見ていたハワイでの長期滞在
KIKIの誕生で思わぬきっかけが舞い降りてきました
米国の教育を受けさせることを心に決め、ハワイ移住
家族、仕事、療育・・乗り越えなくてはならない障壁は
多くその試行錯誤を綴っていきます

 

冬最後の楽しみ

 

寒いし、荒天だし、と聞く日本のお天気。

年々早まる桜の見ごろ、今年はまだ開花のニュースを届きません。

もう春分の日、みんな桜の華やかな季節を心待ちにしています。

 

ハワイで日本のようなお花見はないものねだりだけど、

やはり冬はもう終わり、という時期です。

アメリカ版春分の日もちゃんとあって、

辞書では”Spring Equinox”とあります。

おそらくこの単語、ハワイで使っても誰も知りません。

”The first day of Spring”はもうちょっとポピュラーかな。

 

悲しいかな、

セントパトリックスデイと、イースターと、

3月の後半はアメリカにとっては大切で賑やかな祝祭が続いていて、

その谷間に落っこちてしまっている春分の日って、

なんとも存在感が薄くて、祝祭日でもないから誰も祝ってくれません。

 

 

 

 

 

 

とは言え、冬から季節が移ろう頃、

という嬉しい時候です。

片や、冬の楽しみは、そろそろ終幕。

春休みの一日、その名残を惜しみに行きます。

 

KIKIファミリーとしてはかなり珍しく、今回はThe Busで移動します。

アラモアナビーチパーク沿いのワードセンター前から乗車して、

目指すバス停は、

海沿いの道から、ダウンタウンの山側に曲がったところ。

ご存じ、The Busの降車合図は、車内に張られたワイヤーだから、

降りたければ、引っ張ります。

 

”Stop Requested”と運転席脇のサインに出ていなければ、

力不足。

ガンと引いて、これで効いたかな?

サイン確認が欠かせません。

 

 

 

 

 

 

アロハタワー脇をとことこ。

ピア(桟橋)に停泊する豪華なボートを眺めながら、

ちょっと港のお散歩。

お目当ての船が見えました。

 

 

今回のロカヒはクルージング

 

この日は、発達障がいのある人とその家族の会、

”Lokahi Life Hawaii”の定例会。

なんと、クルーズ、です。

 

いつものワークショップや、勉強会や、は

費用がほとんどかからない集まりです。

春休みで、子どもたちの期待も大きくなっているから、

この日は、ちょっと張り込んで、

舟遊び、です。

 

 

 

 

 

 

ピア6から出向する”MAJESTIC”号。

クルーズの目的は、ウェールワッチング。

そろそろ避寒のハワイ沖を離れて、アラスカ沖に向かうクジラさんたちに、

会いに行こう、

がこの日のLokahiのテーマです。

 

冬の間、春先4月くらいまでは、ハワイの海で子育てをするクジラたち、

そろそろ長い旅に出かけるというのがこの時期。

気が早いクジラは、オキアミなどクジラのゴハンが豊富な北の海に、

移動し始めてしまうので、

春分の日、ともなると、ウェールワッチングのクジラ遭遇率もじわじわ減り始めます。

子どもたち、

いつもナイスにしているはずだから、会えるかな。

 

 

 

 

 

 

エアーシック(ヒコーキ酔い)が重いKIKI、

お船はどうだろう。

数年前にやはりウェールワッチングのクルーズに参加した時

ママの記憶では、

 

「けろっと、していたよ」

 

KIKI、ヒコーキの機内の臭いがまるで苦手で、酔います。

風の流れるお船のデッキなら大丈夫みたい。

念のため、

トラベルミンをごっくん。

本人の表情は、ぜんぜんナーバスでもありません。

やがてホノルルハーバーを滑り出した”MAJESTIC”号、

KIKIは操舵室の隣から、波を切って進むお船を楽しんでいると見えます。

 

 

 

 

 

 

乗船客がクルーズを楽しむ空間は、

2階デッキのバーレストラン、

それに3階の屋外デッキ。

バーレストランの設えは、さすがにクルーズ船できらきら豪華。

ライブの演奏も楽しめます。

 

バーで楽しめる食事や、飲み物の値段、

さぞや高いかな、とちら見してみたら、

フツーのレストランとあまり変わらないか、安いくらい。

スナックも手軽な値段で、意外です。

 

 

 

 

 

 

赤ちゃん連れのファミリーには、

ソファーもあって、快適な時間を過ごせる2階デッキ。

でも、

みんなの興味は、ワイキキ沖のクルージング、

それに、ウェールワッチングだから、やっぱり3階の屋外デッキに集まります。

 

 

出航 ウェールワッチングクルーズ

 

ホノルル港を静かに抜け出したクルーズ船は、

穏やかな水面をぐんぐん進んで、

ケワロベイスンを過ぎて、もうアラモアナ沖。

見慣れたアラモアナも、逆さまの方向から眺めると新鮮。

そのうち、オウチも見え始め、

 

「マッマー」

 

ママも一緒にボートに乗っているというのに、

KIKIがいつのようにオウチの窓に向かって叫びます。

 

 

 

 

 

 

リーフの外に出てしまえば、

オアフ島も海底火山のピークの一つだから、

沖の水深は深く、海面下5Kmが海底。

ハワイ島は大きな海底火山で、

海底からの高さは9000mと地球上最大の山として知られます。

 

こんなに深ければクジラにとっても、余裕の深さです。

とは言っても、

クルーズ船が進むのは、ビーチから数百メートルという近さ。

アラモアナとか、ワイキキとか、

人も、街も、にぎやかなのに、

こんな近くでクジラって遊ぶのかな。

 

 

 

 

 

 

クジラが見られるとしても、きっとまだしばらく先かな。

デッキの子どもたち、ママたち、パパたち、

クルージングを楽しみながら近況の交換のおしゃべり。

ボートはじわじわ進んで、まさにワイキキ沖。

 

 

ワイキキ沖で泊まったボート

 

クジラがどこら辺にいるのかは、

ボートのキャプテンや、ナチュラリスト(海洋生物ガイド)のみぞ知る。

でも、

KIKIファミリーも、ロカヒの家族たちもハワイでクジラ観察の経験があります。

マカプウポイントのトレイルのハイキングを楽しんでいた途中、

沖に何か見えます。

プシューDASH!

そして、黒く光る尾びれ。

 

「クジラだー」

 

みんな大興奮。

ハイキングとウェールワッチングとまとめて楽しめるなんて。

というのが、ダイヤモンドヘッドを回り込んだ、ココヘッドのさらに東、

少し荒い波も乗り越えた、ウインドワードの端です。

 

 

 

 

 

 

ところが、

ボートがエンジンをニュートラルにしたのは、ワイキキ沖。

ダイヤモンドヘッドの手前で、

目の前には、ワイキキ沖クルージングを楽しむボートが行ったり来たり。

 

予想とは違って、

ずいぶん賑やかな海面で、クジラを待ってしばらくぷかぷか。

舳先をビーチ側にしたり、

そのうち転進して少し沖を向いたり、

という時間。

海側から眺めるワイキキを楽しめます。

 

 

 

 

 

 

突然、ナチュラリストのアナウンス。

 

「11時の方向!」

 

えっ、どこだろう。

あわあわ、カメラを向けた一瞬。

プシューと海面から、クジラの潮吹き。

続いて、背中がきらりと見えたような。

 

そしてまた海面は静けさを取り戻します。

周りを見渡してみると、

いつの間にか、ワイキキ沖クルーズのボートとは違う、

ボートが数隻。

みんなクジラを楽しみにするウェールワッチングのボートです。

 

 

 

 

 

 

そのあとは、

ナチュラリストの哨戒する海面のちょっとした予兆と睨めっこ。

 

「9時の方向!」

 

反応が遅いえーん

わずかに潮吹きの名残が見えただけ。

ぼーっとしていると、クジラのきままな行動に反応が追いつきません。

 

 

クジラに伴走してもらったクルージング

 

このあと、

ボートは、ダイヤモンドヘッドから、すこしづつクジラと並走して

アラモアナ方向に戻り始めます。

そして、7-8分に1回くらいのインターバルで、

クジラと交歓開始。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

どうやら一緒に泳いでくれたクジラ、

赤ちゃん連れで、

いっぱいボートがいるのに、嫌がることもなく、

帰り道を案内してくれます。

 

 

興奮冷めやらぬ2時間

 

気が付くと、もうホノルルハーバー沖で、

そろそろクジラたちともお別れ。

タイミングが遅れてなかなか上手に撮れなかったけど、

いっぱい姿を見せてくれました。

なかには、ボートのすぐ脇まで来て、

お鼻から潮吹きをして、吹き上がる息吹きが届きそうな近くでも

遊んでくれました。

 

 

 

 

 

 

会えるかなあ、

あまり期待し過ぎないようにね、

と、はしゃがないように乗船した今回のウェールワッチングは、

すごく幸運。

クジラと一緒にワイキキ沖からアラモアナ沖をぷかりぷかり。

2時間のクルージングがあっという間です。

それに、

KIKIのシーシック(船酔い)なんて忘れていました。

 

実は、

このマジェスティック号、荒れた海でも安定して運行できる数少ないクルーズ船で、

ローリングやピッチングを打ち消すシーキーパーという運行安定装置が装備された

最新鋭船。

ぜんぜん揺れません。

 

 

 

 

 

 

船酔いしちゃうと楽しさも半減、

そんな心配もなく、子どもたちはクジラとの遭遇に大喜びです。

 

ちなみに、この日のクルージング、

春休みだし、まだクジラの親子もハワイ周辺にいっぱいいる時期だから、

お値段が気になったけど、

ウェールワッチングとしてはピーク時期が過ぎて、

さらに平日、

そしてカマアイナ(ローカル料金)で一人40ドル。

ランチ代くらいで、

ワイキキ沖のクルージング、とクジラとの散歩を満喫できます。

 

 

 

 

 

 

まだ興奮冷めやらぬ子どもたち、

楽しかったね。

 

次のロカヒの集まりも楽しみにしていてね。

 

 

 

 

 

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