苦しかった ホノルルから東京へのフライト | KIKIとウインドサーフィンとハワイ移住のブログ

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ウインドサーファーとして夢見ていたハワイでの長期滞在
KIKIの誕生で思わぬきっかけが舞い降りてきました
米国の教育を受けさせることを心に決め、ハワイ移住
家族、仕事、療育・・乗り越えなくてはならない障壁は
多くその試行錯誤を綴っていきます

 

意外にヒコーキがすきなKIKI

 

ゲートの待合室では、KIKIはうきうきしている感じ。

ヒコーキに乗るのは、お正月、ホノルルに帰ってきた時以来だから、3カ月半ぶりです。

日本に行くのが嬉しくて、エアーシックのことなんて忘れているのかな、

と言うことでもなく、

ヒコーキに乗るのも楽しみにしているみたい。

 

最近は、いつも窓側のシートにしてね、

とわざわざリクエストするし、

ファーストクラス?なんて言い出します。

 

 

 

 

 

 

乗ったこともないのに、

誰かが、ファーストクラスの旅ってゴージャスだよー、なんて自慢していたのかも知れません。

いよいよ搭乗、

ジェットウェイを進むKIKIはあいかわらずルンルンしています。

ママがごろごろ引っ張っていたキャリバッグを自分で運ぶ、と言い出して、

出迎えてくれたCAさんたちを見て、ますます嬉しそう。

 

 

 

 

 

 

シートにおさまったKIKI、

自分で身の回りを整え始め、ヒコーキでの時間を心地良くしようとしています。

それに、

もちろん万が一の備えも怠らず、

すぐ手の届くところに、大量のエチケット袋に、ウェットティッシュに、お鼻ちーんのティッシュペーパーに、

と、ずらり。

一刻を争う時にはママとパパの手を借りずとも、KIKI一人でなんとかします。

かつては、ヒコーキの機内の臭いで、搭乗した途端に悪心で苦しみ始めてしまっていたKIKI、

まだぜんぜん余裕。

地上のスタッフに、いってきまーす、

とオテテをひらひらします。

 

 

 

 

 

イチゴの香りのマスクをつけて、

トラベルミンをのんで、

あとは冬眠。

 

上空に上がる前からうとうとしていたKIKI。

もうふにゃふにゃになってしまったカラダを横になれるように、シートを倒してしまうと、

しばらくパパの手をにぎっていたオテテの力もするり抜けていきます。

 

 

 

 

 

KIKIのシートは、パパの目の前で、

ママは通路を隔てた隣です。

PCをかたかたする合間に時々、パーティション越しにそーっと様子を見てみると、

お薬も効いて眠くなったKIKIは、すーすー。

 

カチャカチャにぎやかに始まった機内食の配膳サービスもKIKIには無縁で、

この先、ざっと7時間以上の絶飲絶食です。

 

 

 

 

 

 

いきなりの変調

 

そのKIKIの様子がおかしくなったのは、離陸してから4時間ほど経ったころです。

ときどきもぞもぞし始めて、

ぱっちり、オメメを開いたり、と目覚めてしまった様子で、

ママもシート脇に寄り添います。

 

絶飲と言っても、お水はちょっとづつ飲んでもらいたいから、

頂いたリンゴジュースをお水で薄めて、ちょっと口に含ませます。

おいしそうに、ごっくん。

 

ところがこれが引き金になってしまったのか、

こほこほ。

機内で乾いた咳をし始めると、KIKIからの黄色信号です。

咳は断続的。

だんだん、表情がゆがんできてしまい、

苦しさから浮かぶころころした汗がひたいにびっしり。

 

 

 

 

 

 

1時間ほど、咽続けたKIKI、

ママが点けてくれたディズニーのアニメに意外にも気を惹かれたみたいで、

げほげほも小休止。

手には、エチケット袋を抱えながら、

ちょっと穏やかなお顔になります。

 

それも30分ほど、ひと時の平穏で、

やがて咳と嘔吐が止まらなくなります。

 

「Dad, Are you there」

 

時々、着席を促すサインが点灯することもあって、

パーティションの向こうから、ちょっと心細くなったKIKIの声。

声だけの行き来になってしまい、

その間、KIKIはひとり耐えます。

 

 

 

 

 

 

まだ陽が高い羽田空港に着くまで、

3時間強、

ずーっとKIKIは苦しんでしまいました。

 

昨年末、沖縄旅行で行き来したヒコーキの中では、へいちゃらだったKIKI、

お正月にホノルルに戻ってくるヒコーキでは、やはり咽ってしまい、

まだまだ、まだら模様でエアーシックとの折り合いは、続きそうです。

その、長い長い東京までの旅もそろそろおしまい。

 

 

 

余計な心配が増えた降機

 

西に傾いて眩しくヒコーキを照らす陽光の中を、

7時間半ほどの空の旅は、

どすん

で、幕が下ります。

 

 

 

 

 

 

到着便が混んでいたのか、

ヒコーキが休むスポットは、国際線のターミナルからさらに東にずれたB滑走路の手前。

間が悪くバスでの移動になります。

 

余計な心配が増えます。

まずは下り階段がまるで苦手なKIKI、

家族みんな手一杯の荷物を抱えているから、KIKIもバックパックにボストンバッグの担当。

急こう配のタラップに足がすくみます。

 

時間をかけて一歩づつ進む間に、後ろの老夫婦から威嚇するような不満の声。

KIKIあせっているけど、怖くて早く足を動かすことはできす、半分泣きべそです。

 

やっと地上に降り立ったKIKI、

さらなる心配は悪心真っ最中のKIKI、クルマにまで酔わないか、なんてことまで気になります。

粗相したらタイヘン。

なんだかストレスの多い降機になります。

 

 

 

 

 

 

バスで移動してきたせいか、

入国手続きが終わると、もうカルーセルにはスーツケースだの、段ボールだの、

が、ぽろぽろ吐き出され始めています。

いつもはバゲッジクレームで少し待つ時間がなくなって、

スムーズです。

そして税関、

事前申告していてQRコードの読み込みを済ませれば、自動ゲートが使えるはず、

は、今回も撃沈。

家族みんなスクリーニングのカウンターに回るように通せんぼされてしまい、

係官の審査です。

きっとパパ一人なら、あーだこーだ時間がかかったと思うけど、

KIKIの神通力は偉大。

するり通関も終わり、無事入国。

ヒコーキの着陸は、15:43

バスでターミナルに着いたのは、15:58

入国は 15:16

でした。

 

 

 

 

 

あとは楽しむだけ

 

苦しがっていたKIKI、

ママが麦茶を買いに走り、一口含ませてもらうと、

にっこりニコニコ

 

もう気持ち悪くないの?

 

ぜんぜん!

 

なんともすごい豹変ぶり。

それにお腹はペコペコ、と気が付いて、

入国最初の用事は、コンビニでゴハン探し、です

 

おにぎりをぱくり。

KIKIの幸せそうなお顔。

苦しい思いをさせちゃったけど、

もうケロリ。

あとは日本での滞在を思い切り楽しもう。

 

 

 

 

 

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