まるで異国 ディープな新宿の深部 | KIKIとウインドサーフィンとハワイ移住のブログ

KIKIとウインドサーフィンとハワイ移住のブログ

ウインドサーファーとして夢見ていたハワイでの長期滞在
KIKIの誕生で思わぬきっかけが舞い降りてきました
米国の教育を受けさせることを心に決め、ハワイ移住
家族、仕事、療育・・乗り越えなくてはならない障壁は
多くその試行錯誤を綴っていきます

 

日本についたら、のおそば屋さん

 

ヒコーキではすっかりへこたれていたKIKI、

地上に足がついたとたんに、人が変わり、いつものKIKI復活です。

羽田空港のコンビニのおにぎりをぱくりと食べ終わったと思ったら、

 

「おすしたべたい」

 

ヒコーキの中で、げほげほ言っていたなんてどこへやら。

ママの食べたいものと、じゃんけんして勝ったら、おすし、

なんて言い出します。

ゴハンの前に抱えてきたぼーだいな荷物の発送が先で、

空港宅配で、大きな段ボール箱を7つ送り出してしまうと、ずいぶん身軽。

小弟が乗ってきてくれたAUDI号のカーゴルームに入るはず、と余裕に構えて見たら、

大きなスーツケース3つ、キャリバッグ2つが、どうにもこうにも入りません。

とうとう、

 

「わたし電車でオウチに帰るから」

 

ママが離脱宣言。

奥の手は、スーツケースを助手席に縛り付け、KIKIファミリー3人が後部座席に並び、

なんとか詰め込みチャレンジ成功。
ステーションワゴンはスマートだけど、次のクルマはやっぱり実用的なSUVかな。

 

 

 

 

 

 

スーツケースに押し込めた送り出すはずの残る箱はまだ7つ。

これも恒例の郵便局経由での帰路、

なんとか営業時間中に間に合いました。

KIKIもいっぱい箱を抱えてお手伝い。

すべてに発送ラベルをペタリ、
発送してしまうと一息。

実は、載せるのにも苦労していたスーツケースは、託されたお荷物が

巣立っちゃうとほとんど空っぽです。

 

1か月ちょっとの不在だった目黒のオウチ、

KIKIとママにとっては、3カ月半ぶり。

忙しい2週間の滞在になるけど、

やっぱりうきうきします。

もちろんKIKIは日本でのゴハンが何よりのお楽しみ。

 

おすしはお預けで、

日本到着の日のお約束、支那そば”かずや”です。

 

 

 

 

 

 

幸運なことに、

お店について途端、すらり行列が始まって、KIKIファミリーの順番は2番目。

7-8組目くらいのグループに店員さんが近づきなにやらごにょごにょ。

悲痛な表情で列を離れて行ったグループに宣告されたのは、
 

「スープがなくなり、営業終了です」
 

だって。

 

苦しかったヒコーキのことなんて、ころり忘れたKIKI。

おいしそうに支那そばをつるつる。

日本でのおいしいゴハン劇場の緞帳があき、これからは怒涛のガストロノミーの世界が始まります。

 

 

新宿の深部はすごかった

 

KIKIパパは、KIKIを連れて行けない食の世界からスタート。

久々の電車で、久々の新宿。

いつも南口から代々木方面に向かったり、西口の地下道から新都心方向を歩いてしまうので、

地上の新宿駅を振り返ることはありません。

 

振り返って、唖然。

新宿駅ビル、と言えば、の小田急デパートが忽然と蒸発。

 

えええっ

 

あごが外れそう。

 

 

 

 

 

 

明治通りの先の新宿御苑方向には、途切れず人の波。

かつては、こんな界隈を歩いている人なんて、ほとんど見かけることがありません。

ところが今やIKEAにマルイに、と、

でっかい看板、そそりたつビル、がずらり。

それに行きかう人々の話す言葉は、外国語ばかり。

浦島太郎状態です。

 

ずいぶんご無沙汰している新宿二丁目辺りにきて、やっと街並みは見慣れた光景がちらほら。

靖国通り沿い、新宿通り沿いは、がらり変わり続けてしまっているけど、

花園通り辺りは、さすがにエアポケットかな。

 

なんてのんきに歩いていたら、

路地に入ると、

ここはどこ?状態。

お店に入りきれず道路で飲んでいる欧米系の外国人がわんさか。

どのお店も店構えは小さく、そもそも殺到されても店内に入れるのはわずか。

街はカオスです。

 

 

 

 

 

 

新宿二丁目のとあるバー

 

目指す二丁目のお店、

さてどれだろう。

この界隈のお店も間口は狭く、雑居ビルにびっしり詰め込まれています。

 

外国人の人波をかき分けて、このビルかなあ、

とたどり着いたものの、店名はなし。

このドアかな、と押してみるとロックされています。

じゃ、こっち?

 

そろーりドアを押し開けてみると、

お店の奥まったカウンターに灯りと人影。

 

「まってたよー」

 

にぎやかに迎えられました。

 

 

 

 

 

 

たぶんビアサーバーもあるはずだけど、

出てきたのは缶ビール、それもオリオン。

その日のバーのママ(日によって変わります ちなみにママは男子)のチョイスで、銘柄も変わるみたい。

角瓶もでーんと鎮座していて、これも二丁目らしい風情。

 

二丁目のお姉さんバー、

さすがに一見さんには敷居が高いはずだけど、

こんなお店にも外国人はソーシャルメディア頼りに構わず突入してくるし、

なによりあの新宿のゴールデン街は、いまや外国人の歓楽街。

学生の頃、ゴールデン街はなかなか難物で、

若造がふらり、なんて入れません。

大学の先輩につれていってもらっても、しばらくネコのようにおとなしくしていました。

 

むかしむかし二丁目のお店もアバンギャルドでもあり、キッチュでもあり、

とすこし尖がっていたのが面白さでした。
 

 

 

 

 

 

そんな記憶も霞勝ち。

なにしろ居心地が良くてカウンターの境はないも同然。

混然とわあわあ楽しめる空気に満ちます。

10人ちょっとしか座れないカウンターで、一応貸し切り状態。

とは言っても、このバーで知り合って、いつも飲みに来ている同士に、

その友人に、という混成部隊。

なのに、座った途端、旧知のお友だちみたいになる不思議な空間です。

 

このお店のスタイルは、

ざっと4時間くらい飲み放題、それにお料理付きで6000円ほど。

お料理は、ママが用意したからだに良さそうなお惣菜のパックが配られて、

以上おしまい。

お料理もお酒も、それにデザートも、持ち込み自由で、

お客がそれぞれのペースで食べたり、飲んだり、

というスタイル。

チョー明朗会計、それに驚くほど手軽です。

 

 

 

 

 

 

この日は、久々のハワイの友人とも再会。

ハワイでなかなか会えないね、

でも、新宿二丁目で飲むなんて、

なんとも奇縁です。

 

 

要・絶叫

 

酒宴もだんだん佳境に入ってくると横に長いカウンターで会話が大変。

とにかく、みんなフルボリュームで絶叫しながら自分の声を届けようとします。

全員で絶叫しあっているから、

小難しいお話しはほぼ不可能。

元気のよい、簡潔かつ、滑舌よくぽんぽん話さないと、

絶叫の海に声が埋もれて消えちゃいます。

 

さらにボリュームが上がっちゃったのが、

なんとこの日は二人も誕生日。

カウンターには不釣り合いな”堂島ロール”にローソクが突き刺さり、

Happy Birthday Songを全員で絶唱。

 

 

 

 

 

 

かくして深くて濃い新宿二丁目の夜は更け、

翌日は予定あるから、なんて言いながら

みんなノンストップ。

お開きになったのは、朝3時!?

(KIKIパパは時差ぼけで脱落)

 

東京でちょっとした冒険をしたい方お薦めのマルチバースです。

 

 

 

 

 

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