以前、温泉ミーティングに行ってきたという記事を書きましたが、その際、いっちーさんから手渡されたモノがあります…

それはコチラ↓

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チャージコントローラー(※)とモニター(リモートメーター)です!

(ここから先の※印の説明については、とあるソーラーチャージシステム専門の業者さんのHPを参考にしています)


※ チャージコントローラー
太陽光パネルとバッテリーの中間に配置され、バッテリーへの充電電圧の制御や過充電の防止、逆流防止等々の役割を担っています。



ウチのハント号は145Wくらいのフレキシブルソーラーパネル1枚を載せています。
もちろんチャージコントローラーも付いてるんですが、これまではPWM制御方式(※)によるものでした。

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※ PWM制御方式
(Pulse Width Modulation)の略で、パルス制御方式とも言います。
最も一般的な制御方式で、格安で手に入りますが、20Wパネル程度までならこれで充分です。



これはもちろん国内の製品で、信頼性も高く、キャンピングカーにもよく使われている一般的な製品なんですが、やはりMPPT制御方式(※)にする事で、より効率良く充電が出来るという事を聞き、また、VCOSSメンバーの先駆者たち↓は皆こちらに換えて、その高効率充電を体感しています。

(その先駆者たち)
たけたけさん
ソーラーパネル設置に向けた事前準備

三姉妹パパさん
MPPT Tracer2210A+ MT50 その (ハイエース ソーラーパネル充電の話)

よしさん
ソーラーチャージコントローラーの変更

(導入順です…たぶん)



※ MPPT制御方式
(Maximum Power Point Tracking)の略で、最大電力点追従制御方式とも言います。
住宅・産業用の高効率チャージコントローラーとして開発され、高額ですが、その変換効率はPWM制御方式に比べ30%ほど高く、97%~99%という高効率性を誇ります。



でも、やはり気になってしまうのがPWM制御方式よりもかなり高額という点。
そこで、この難点をクリアしてくれたのが最初の写真のチャージコントローラーなんです。

なんとそのお値段…は秘密ですが、かなり衝撃的な激安品でした!

ただし、安いからにはそれなりの理由があるというのが世の常…


実はこれ、大陸製なんです。


そう、大陸製というと、そんな重要なチャージコントローラーなのに大丈夫なの?…という声が聞こえてきそうですね。

しかし、この専門業者の方が言うには、大陸は世界的にみてもソーラーチャージシステムの先進国なんだそうで、この手の製品は信頼性も高いそうです!

 

さて、話が逸れてしまいましたが、これで充電効率が30%も上がると思えば儲けもの…という事で、いっちーさんが同じモノをネット注文するタイミングで一緒にお願いしちゃいました(^o^)

だから写真は2台分の箱があるんですよ~♪


さて、前置きはこのくらいにして、さっそく交換作業に移りたいと思います。


先ずは設置場所の確認ですが、我がハント号に付いていたPWMコントローラーの設置してある場所はかなり広い設置スペースがありますので、同じ場所に決定です。

ただし、元々のPWMコントローラーに繋がっている配線がほとんど引き出せず余裕が無かったので、その配線を基準にして横向設置にしました。


設置場所が決まったら、これまでのPWMコントローラーを外しますが、ビス2本で止まってますので、とりあえず落ちない程度に緩めておき、PWMからMPPTコントローラーに配線を繋ぎ直します。

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そして、横にモニターを並べて設置するためのスペースを確認しながら、用意しておいたビス4本で固定。


次にモニターです。
単体で埋め込みも出来るようになってますが、設置場所の関係で奥まって見えにくくなってしまうのと、穴を開けても壁の向こう側にどの程度の奥行きがあるのか分からなかったため、付属のマウントを使います。

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この写真のコードはMPPTコントローラーとモニターを繋ぐUSBケーブルですが、上側を通し目立たなくするため、マウントにある配線を通す切り欠きも上向きにして、これまた用意しておいたビス4本で止めます。
(付属のビスはかなり細長いので、この設置場所には使えませんでした)


ケースには厚みがあり、モニターはその上に嵌る形で付属のねじ4本で固定するので、モニターの裏側のケースの中に、余ったケーブルをクルクル巻いて収納しました。

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これで無事設置完了です。

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さて、それではコントローラーのモニターを見てみましょう♪

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う~ん…

入っていた説明書は全て英語だし、この表示もよくわかりませんが、車内の電気をサブバッテリーから取ってるので、真ん中のバッテリーのマークから電球のマークの方向に矢印が出ているのは、使用中という事なんですかね?
(10Vというのもよくわかりませんが…笑)


次にモニター(リモートメーター)を見てみましょう♪

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夜間作業なのでやはり発電はしてないようです。
また、まだ未設定なので表示も正しいのかよくわかりません…(^_^;)


ちなみに、このモニター(リモートメーター)でコントローラーの設定を変えたり、より詳細な情報を見たりできるので、今後コントローラーの画面を見る必要はないと思います。



そして次の日…

モニターを見てみると…

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おっ!
ちゃんとチャージしてますね(o^^o)

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あ、もちろんこの時には設定も完了済みです。
先駆者の1人、三姉妹パパさんに手取り足取り教えて頂きましたから…(笑)



それから2日後の夜に充電量を確認してみると…

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この日1日でチャージした電力量は0.12kWh…

…という事は、サブバッテリーの電圧を12Vとして、10A分もチャージしたってこと?
(この計算や考え方が合ってるのかは定かではありませんが…笑)



でもこれって、これまでのPWM制御方式のチャージコントローラーだと一番多い時でも6A前後だった事を考えるとすごい値です!



…というか、本当はこの辺の知識に乏しく、数値を見ても実際のところはよく解らないんですけどね…( ̄▽ ̄;)


ただ、数値だけでもこれまで以上というのは明白!


そして、次の写真を見て下さい。

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これを見ると、一番左側の発電中の電圧が16.3V、電流が4.5A、この電力は73.35Wですよね?

真ん中のチャージしている電圧が13.2V、電流が5.5A、電力は72.6Wです。

つまり、72.6÷73.35≒0.989

という事は、変換効率はほぼ99%という事になります!


そして昨夜、9月9日の夜に取り付けてから約3週間後の9月29日の夜、1か月のチャージ量を確認してみると…

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ナント2.25kWh!

サブバッテリーが12V、105Aとして単純計算すると…


2,250(W)÷12(V)=187.5(A)


おおーっ!
約3週間でサブバッテリー約1.8個分にもなりました!


しかも今月は天気が悪く、9月中旬の東京都心での日照時間は1961年(昭和36年)以降、最も少ない記録を更新しているそうで、9月11日から9月25日までの日照時間は9.7時間、平年比でなんと17%しかないんです!


そんな中での2.25kWh…





MPPT恐るべし( ̄▽ ̄;)!!




さて、皆さんもおひとついかがでしょうか?




注意?私は電気の専門家でも、電気に詳しい訳でもなく、ここに記載した考え方や計算は間違っている可能性も十分ありますので、その際は優しくご指摘・ご指導頂ければと思います(笑)
また、商品のご購入等につきましては一切の責任を負いかねますので、自己責任でお願いします。