Rolling days #104 | 山風に吹かれた櫻葉へのつぶやき。

山風に吹かれた櫻葉へのつぶやき。

ある時は嵐情報。またある時は櫻葉妄想小説。自由に生きております。
腐寄りにつきノーマルアラシックさまは速やかにご退出くださいませ。

最初から→#1
前回のお話→#103

Day #104
~Side A~




「ま、とりあえず飲んでよ、

泊まっていくでしょ?」




風間ぽんから言ってくれることが、

今の僕にはありがたくて。




「ん。いい?ありがとぉ、

やっぱ風間ぽん、分かってるねぇ~、」




茶化すけど

マジで感謝してるよ・・・。





飲みが進んで

風間ぽんが靴下を脱いだのを見計らって

Mさんのことを切り出してみた。



良くしてくれてたこと


この前収録で会ったこと


お酒を飲んだこと


拉致られた、こと




それから


翔ちゃんが


助けに来てくれた・・・こと。




うん、うんって、

ずっと眉間にシワを寄せてジッと聞いてた風間ぽんが

翔ちゃんが来てくれたところを話したところで

表情(カオ)を和らげて『さすが、』って小さく言った。




「ね、ちょっと待って?

今なんで『さすが』って言ったの?」


「えっ、」




風間ぽんが

一瞬やべぇって表情(カオ)をした。




「ねぇ、なんでナンデ??」


「あっ、ぃや・・・、」




バツ悪そうに口を濁すから


なんだよ教えろよって飛び付いて


二人で転がった。




#105