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さすらいふうふの世界一周

世界を巡る旅を終え、帰国しました!
しばらくは(!?)日本で新たに生活を始めます。
ひきつづき、応援よろしくお願いいたします。


2012年12月12日~12月31日
~バリ島・再びクタ編~



ゆ~っくり…。
の~んびり…。
リラ~ックス…。

心も体もすっかり癒してくれたウブド。

また訪れたい。

心からそう思います。

心身ともに疲れやすい日本の生活に嫌気がさしたら、ぜひバリ島・ウブドへ!


ウブドを後に、私たちは再びクタへと戻りました。


インドネシア・バリ島はこれで最後。

この後、バリ島からジャワ島のジャカルタに飛び、

実際にはそこが私たちの旅の最後の訪問地(本当に最後!)となったのですが。

ある意味、「よき素晴らしき思い出としての私たちの旅の最後の締めくくり」は、

ここバリ島だったと思うのです。



再びクタ・ビーチ。

日本帰国を控えたジャワ島・ジャカルタへ飛ぶまで、私達は心赴くままに海を満喫したのでした。


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あ~、これでバリ島ともお別れ。

クタ・ビーチは晴れ渡り、真っ青な澄み切った空で迎えてくれました。


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ここももうすぐ見納めか、としんみりなっている余裕も無く…

思えば、ビーチパラソルの下でのんびりカクテルでも飲みながら…なんて優雅な時間を過ごすことは

ひと時もなく(笑い)…


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私達一目散に海へと繰り出しました。


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朝から体力が許す限り、私たちはずーっと海の中にいました。


毎日、海へと繰り出しました。

毎日、飽きずにビーチに通って、朝から晩まで海で過ごしました。


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「今日はいい波あるね!」


毎日、地元の人たちと一緒に波を待ちました。

中でも、地元の小さな子供たちには度肝を抜かれました。

どんな場所でもどんな波でもひょいひょいっと簡単に乗っちゃうのですから。

こんなに小さな頃から毎日海で時間を過ごせたら…考えるけでため息が出そうでした。

そんな彼らはとっても楽しそうで笑顔がとっても素敵なのでした。



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海から上がって気がつけば、なんじゃこりゃ!

ビーチはひとだらけ…ってことも。


なんせ、


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この時期、各国ともクリスマス休暇真っ最中ですからね。

さすが有名リゾート地バリ島。

いろいろな国からのたくさんの観光客がクリスマスから年末年始の休暇を過ごすためにバリ島に

やってきていました。


人に溢れかえったビーチを見ると、

ふと、クリスマス・イブとクリスマス当日はウブドにいてよかったな、とも思いました。


ヒンズー教信仰の厚いバリ島ですが、リゾートエリアはしっかりクリスマスムードでした。

ちなみに「バリでもクリスマスを祝うの?」って地元の人に聞いたら、


「祝わない。」


だそうです。

やっぱりそうか。



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海に入って波をつかまえるのが本当に毎日楽しくて、毎日毎日ビーチに通っていた私達ですが、

私達のクタでの生活が本当に楽しかったのは、ヘリさんやヨーヨーとの出会いのおかげでもあります。


ヘリさんは仕事が忙しくて会えない日もありましたが、

ヨーヨーとビーチショップのおじちゃんには毎日会ってお世話になりました。


ビーチでの彼らとのひとときが、これまた楽しくて楽しくて。

笑いが絶えない時間でした。



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みんなとってもとっても素敵な人たちで、一緒に過ごす時間が大好きでした。


「じゃあ、また明日ね~!」

そして、ほんとに次の日またみんなに会えるのがすごく楽しかったのでした。



海から上がってお宿に戻ると、


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プールに入ってのんびり…

プールサイドからビーチマットに飛び乗って水面をひゅーっと突っ走る!という遊びを考案した私達は、

誰もおらず、プールが貸切の時を見計らってその遊びに夢中になっていました。

いい年したおじさんとおばさんがなにやってんだか…という感じですが、


楽しかった・・・(笑)




毎日変わらずそこにある青い空、青い海、白い雲。



照りつける太陽の日差しが眩しく、汗ばむ、いや汗だくになる日々。



毎日やってくる素晴らしい波。




よかった・・・



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バリ島、楽しかったな・・・


寒い日本で縮こまっている今、本当に懐かしくて、常夏のバリがうらやましくて、

「住みたい」とまで思ってしまう私たち夫婦今日この頃です。


宝くじ、当たらないかな。



***



しれ~っとブログ、再開しました(笑)

早いもので私たちの旅が終わってはや一年が経とうとしているのです。

ブログの旅はまだ途中、終わっていない…きちんとけじめをつけようと思って再開しました。

2013年内に旅の終わりまで更新できるかどうか未定ですが、また更新していきます。


残すはインドネシア・ジャワ島。


その後も「旅を振り返る」として、旅を終えてだからこそ思うこと、考えることなどを記事にして

更新できたらなと思っています。

ここのところずっとご無沙汰のたあも、そちらで記事を更新してもらおうと思っています。


引き続き、お暇なときにでも読んでやってください♪


ではまた近いうちに♪



<ゆか>


ご無沙汰しておりました。

またまたしばらく更新が滞っておりました。

今日はウブドで過ごしたクリスマスのお話をひとつ・・・




2012年12月12日~12月31日
~バリ島・ウブド編~



危うく「まさかの夕食抜き!?」の危機に見舞われた昨夜のクリスマス・イブだったが、

翌日の12月25日クリスマスはきちんと予定を立てていた私達。



いつもは特別なことはしない私達のクリスマスだが、

今年のクリスマスは「バリ島のウブドで♪ちょっと特別な時間を♪」と決めていたのだ。


何をするのかというと、


一日お宿でのんびりと過ごす。


これだけ。



しかし!


「のんびり過ごす」といってもただの「のんびり」ではない。


私達はお宿のスパで一日のんびり時間を過ごしたのだ。


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この日は朝から晩まで本当にのんびりとした時間が流れていた一日だった。

まずはテラスからのどかな田園風景を見ながら朝食をいただき・・・


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真っ青に晴れ渡った空を仰ぎながら、ゆっくりのんびりと始まる一日。


あ~、いいなあ。

今年の夏も「真夏のメリークリスマス」。




そしていよいよ、楽しみにしていたウブドでのハイライト、スパでのリラクゼーション・タイムが始まる!


※施術中はふたりとも裸でマッサージヤトリートメントを受けており、写真がないため、

 ここからはお宿の美しい景色と一緒にお楽しみください。


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私達はお部屋に案内され、布一枚の姿になった。


Ⅰ.Sea salt foot wash

Ⅱ.Body steam


まずは足先から頭のてっぺんまできれいに・・・

この時点で体の上を踊るように這うセラピストさんの手の動きにとろ~ん・・・

あ~、全身の力が抜けてゆく・・・



Ⅲ.Balinese Massage


楽しみにしていたバリ式マッサージ。


17世紀の王室で女性の美しさを保つために行われてきたもので、王族から庶民へ広まったバリの

伝統的なマッサージ。

筋肉をもみほぐしながら、琳派の流れに沿ってなでるように手を滑らせていき、

心臓や呼吸と同じ速さで

動く、ゆっくりな動きが特徴的。

その動きは部屋に流れるガムランの音色のように優しい・・・


体内の老廃物を外へとデトックスしてくれ、さらにアロマオイルの香りで副交感神経を刺激、

深いリラクゼーションを感じることができる。

強すぎず、弱すぎず、ちょうどよい圧力をかけてオイルを使って筋肉に沿って手のひらや手根、指、

ひじなどをつかって刺激を与えてくれるのがたまらなく気持ちいい・・・


ストレスが解消されて、心と体の内面からきれいになってゆく・・・


まさに至福の時。


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♪おまけのセラピー♪ 

Ayurvedic Shirodara Massage


アーユルヴェーダ・シロダラー・マッサージ。


アーユルヴェーダとは、サンスクリット語でAyus(アーユス:生命)と Veda(ヴェーダ:科学)という複合語で、「生命の科学」「長寿の知恵」と意味。

元々はインドで5000年の昔から受け継がれてきた「世界三大伝統医学」の一つだそうで。
西洋医学が「病気の治療」に重点を置いているのに対して、アーユルヴェーダの医学は、
「人が生まれてから死ぬまで、いかに健康で幸福に過ごすかを目的としているそうだ。


その中でも私たちが受けたのはシロダラー。

人肌に温められたハーブオイルをおでこの髪の生え際にゆっくりじっくりと時間をかけて垂らし続ける。

壺に入ったあたたかいオイルがおでこにゆっくりと落ちてくる感触は今まで感じたことがない、

何とも言えない心地よさ。


意識が遠のいてゆく・・・

まさに時間を忘れ、心が解放されるひととき。


「脳のマッサージ」と言われ、最高のリラクゼーション法で、特に忙しい人、不眠、憂うつな気分でお悩みの人にお薦めらしい。

これがまた最高に気持ち良かった!


実はこちらのマッサージはマネージャーさんからのクリスマスプレゼント♪

私達は当初、ひとつランク下のスパコースを予約していたのだが、「せっかくだから一ランク上げて

このコースにしてみない?もしそうしてくれるなら、このマッサージを特別付けるわよ!

今日はクリスマスだからね!」と言ってくれたので、それならば…とひとつランクを上げてこのマッサージも付けてもらうことにしたのだった。


ちなみにこのマッサージを単品で頼むと、1時間30分の施術で335,000ルピア(約3.015円)。

かなりお得なサービスをおまけしてもらったことになる。



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Ⅳ.Body Scrub

Ⅴ.Yogurt body polish


この時点で足の先から頭の先までしっかりほぐしてもらって、完全にリラックスした私達だが、

まだまだ施術は続く・・・


Ⅵ.Spice Bath


トリートメントの仕上げは、お花が浮かべられたお風呂でゆっくり。

ほどよい温度の、そしていい香りのお風呂の中。

あ~、このまま眠りたい・・・

完全に骨抜き状態の私達はただただ余韻を楽しんでいた。

あ~、本当に気持ちいい。

この後、シャワーを浴び、全身すっきり。


この時、たあが撮ってくれていた写真が一枚あったのだが、あまりの気持ちよさの故か、

完全にイッってしまっている(ような)表情の写真だったので、恥ずかしくてお見せできず(苦笑)

ふたりで笑ってしまった。

でもそれくらい本当に心も体も癒されたんだなあって改めて実感。



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Ⅶ.Hot Jaguzzi and Plunge pool


別のお部屋に案内された私達。

そのお部屋で私達を待っていたのはジャグジーのプール♪

私達だけで使うことができるので水着を着ずに裸でOK。これがまた気持ち良かった。

ジャグジーにつかりながら、しぼりたてのフルーツジュースをいただく。

そして、外にはこんな素敵な景色が広がる。

まさに豪華なリゾート気分。

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Ⅷ.Facial


再びお部屋を移動。今度は美容室のようなお部屋へ入り、お顔のお手入れ。

オールハンドの贅沢なフェイスマッサージ。顔全体はもちろん、首、デコルテまで含めたマッサージで、

血行はもちろん、引き締め効果の高いマッサージだそう。

くすみ、クマの原因である顔のコリ、筋肉の疲労に、直接働きかけコリをほぐしてくれるとか。

ツルツル&ピカピカ肌の小顔になあれ!


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Ⅸ.Creme bath


お顔のお手入れと同時進行で髪のお手入れも♪

クリーム・バスはインドネシア発祥の伝統的美容法。

インドネシアンビューティーの3大要素の一つ、「黒くて豊かな長い髪」を保つ、インドネシア女性のもっとも身近な美容法だそうだ。

天然成分を贅沢に使ったクリームが髪に塗られてゆく。そして、頭全体をもみほぐすようにやさしくマッサージ。

頭皮のコリ、つぼをゆっくり、じっくりほぐすことにより、毛根に働きかけ抜け毛を防ぎ、健康な髪の育成を助けるのだそうだ。



Ⅹ.Manicure and Pedicure


最後は爪のお手入れ。爪だけでなく、手足の指先をきれいに整えてもらいながらマッサージ。

私はマニキュアとペディキュアも施してもらった。


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それにしても、肌がツルツルピカピカになった!

そして改めて、私、黒い…

日焼けしているため、黒光りしているのはご愛嬌(笑)



ⅩⅠ.Light lunch and Healthy Juice


最後はおいしいインドネシア料理のランチで〆。

あ~、本当に素晴らしいマッサージとトリートメントだった。

あ~、本当に心も体もゆっくりとリラックスできた時間だった。


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あまりの心地よさにお部屋に帰って寝ちゃいました。



あ~、本当に素晴らしい時間だった・・・



すべて合わせて5時間のマッサージ&トリートメント。おまけにランチ付き♪

さらにマネージャーさんからの粋なはからいでオプションのアーユルヴェーダ・シロダラー・マッサージ付き♪


お宿のスパのメニューの中で、一番たくさんいろいろなマッサージヤトリートメントの施術が入った、

一番長くて、一番豪華なコースを選んだ。


しかし、5時間みっちりこれだけしっかりやってもらって&リラックスして、ひとり1,000,000ルピア。

日本円で換算して約9000円。




ありでしょう!

いや、かなり破格なお値段なのでは・・・



ちなみにたあは生まれて初めてのスパ体験。すっかり虜になった様子♪





あ~、やっぱり、バリ最高。




おまけ☆


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夕食はもちろん、あの美味なる豚の骨付きスペアリブ♪








<ゆか>





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2012年12月12日~12月31日
~バリ島・ウブド編~



昨夜も…

トッケイ君の美声と共に過ごす夜。

この時にはこの声の持ち主がトッケイ君だとはつゆしらず…

最初はなんだろうと気になってしかたなかったが、そのうち、


「おっ!今夜もまた始まったぞ♪」


なんだかとっても愛着のある彼の声のせいかだろうか、彼との時間をを楽しんでいた私たち。



この日は12月24日。

日本では大いににぎわうクリスマス・イブ。

もともと私たち夫婦にとってクリスマス・イブやクリスマスは特別な日でもなんでもなく…

プレゼントを用意するでもなく、ご馳走やクリスマスケーキを食べるでもなく、

どこにいようと特別に何かするわけでもなく、特別なイベントが行われるでもない、

いつもと何も変わらない日だった。

結婚する前からずっとそうだった。



去年のクリスマスはニュージーランド北島のマウント・マンガヌイにいた。

ニュージーランドでサーフィン、サーフィン!と張り切ってボードを借りて海に入ったものの、

厚い波に置いてかれっぱなしだったっけ…

町のシンボルである「マウントマンガヌイ」にも登ったな。

真っ青な空と海、真っ白な夏の雲、マウントマンガヌイの青々とした木々の緑。

その美しいコントラストに彩られた、山から眺める海岸線とマウントマンガヌイの街並みは

ものすごくきれいだったなあ。

クリスマスで全ての公共交通機関が止まり、全てのお店が閉店(天下のマクドナルドさんも閉店)、

唯一開いていた中国人家族の経営するテイクアウトのお店でフィッシュ&チップスを買い、

ビーチで食べたっけなあ…。


楽しかったなあ…


そして気がつけば、今年もまた「真夏のメリークリスマス」。

バリ島でクリスマスを迎えることとなった。



ただ、バリに来てクタでビーチ生活を送っていた時、ふたりで考えていたことがあった。


クリスマス・・・

クリスマス休暇や夏の休暇を過ごすためにオージーやロシア人もしくは日本人など、

たくさんの観光客がこのバリ島を訪れるに違いない。

そして、特にパーティー好きの欧米人の若者たちはどんちゃんにぎやかに深夜遅くまでバーやディスコで

飲んで食べて踊り騒ぐに違いない。

そんなたくさんの休暇を過ごす人たちでクタのビーチはいっぱいになるに違いない。

そうでなくてもクタは日々にぎわっているのに。



静かに過ごしたいな・・・


そこで、ウブドにやってきたのだ。

ウブドで、ゆっくりのんびり静かな時間を過ごそう!と思い、

ウブドはウブドでも、ウブドの町の中心地から少し離れたところにお宿を取ったのだ。

私達の思いは叶い、毎日静かなのんびりとした時間を過ごしていたのだった。




さすらいふうふの世界一周

この日も部屋のテラスで田園風景を眺めながら、のんびり優雅に朝食をいただき…



さすらいふうふの世界一周

だあ~れもいないプールで泳ぐ。

貸切状態♪


夕方から町の中心地に繰り出して、バリ舞踊を見に行く予定だった。

それまでの~んびり。


と、お昼過ぎてポツポツと雨が降り始めた。


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部屋に戻る。

ポツポツがだんだん激しくなり、しまいにはゴーゴーと滝のように降り出し、空も真っ暗に。

あっという間にどしゃぶり。

東南アジア特有のスコールだ(この時期、バリ島は雨期)。

バケツをひっくり返したようなどしゃ降りの雨はしばらく降り続き、15:00過ぎまでやまなかった。


出かけている時にこの雨に合わなくて良かった・・・

テラスから止まない雨を見上げながらそう思っていると、



「雨漏りしとる・・・」



たあのもとに駆け寄ると、部屋の入口のクローゼットの前がびしょぬれ、

天井からぽたぽたと水が垂れてきていた。

レセプションに電話するとすぐに人をよこしてくれるとのことだったが、

しばらくしても一向に誰も来てくれる気配はなく、雨もやむ気配もなく、どんどん床がびしょぬれになってきた。

このままでは困る…と階段を降りたところで偶然見つけたスタッフに声をかけた。

「お部屋が雨漏りして床がびちょびちょなんですけど…」


修理にとりかかってくれる。

修理を待ちながら、でも雨が止まないので出かけることもできず、お腹もすいてきたけれどお昼ごはんも

まだ…


小振りになった頃、屋根裏の修理も終わった。


そろそろ町に出かけてバリ舞踊の公演のチケットを買いに行くがてら町でもぶらっとするか!と

出かけることにした。

お宿のサービスで、町の中心地までシャトルサービスを使って送ってもらえることになっていたので、

車を手配してもらった。

これからバリ舞踊のチケットを手配しに行くんだと、小島よしお似(激似!)のドライバーさんと話していると

どうやらバリ舞踊のチケットは公演前に王宮前ですぐ買えるらしい。

じゃあ、夜の公演前に再びシャトルで送ってもらって王宮に直接行けばいいか!ということになり、

町に行くのは後にしてひとまずお昼ご飯を食べに行こう!と、よしおのおすすめのお店まで送ってもらった。



さすらいふうふの世界一周

「Fly Cafe」にて。

たあはハンバーガー、私はトルティーヤを食べた。

ウブドは観光地価格のせいか、多少お値段は高めだったがとてもおいしかった♪

(代金+別途10%のサービス料、ウブドのレストランはこのパターンが多かった)

バリ島はどこでどんなお店に入って食べてもとてもおいしいごはんが食べられるからうれしい。


一度、お宿に戻ってゆっくりして、18:00過ぎに再びよしおの車で町へ連れて行ってもらった。

たまたま私達のお宿のスパにやってきてマッサージをしたんだという日本人のご夫婦も一緒。

彼らは毎年この時期に休暇を取ってウブドに来ているそうで。

そして、私達の泊まっているお宿のスパがたいそうお気に入りのようで。


だったら、ここに泊まったらいいのに…

あ、でもここは町から遠くて不便だから、きっと宿は街中に取っているんだろうな…

それはともかく、なんともうらやましい限りのご夫婦だなあ…

でも、毎年休暇が取れるのなら、私だったらバリ島だけでなくいろんなところに行くだろうなあ…


なんて勝手にいろいろ想像を膨らませながら話を聞いていた。

彼らをワルン(食堂)前で降ろし、私達は少し町の中心地から離れたところにあるプリアタン王宮へと

送ってもらった。


よしおがふと言った。

「さっきの日本人のご夫婦、前にも送り迎えしたことある覚えが…」


よしおも覚えていた!

というのも、さっきご夫婦のだんなさんが話していたのだ。

「去年もこのドライバーさんに送ってもらったと思うんだ。なんせそっくりだから印象的で…」


毎年ウブドに来てスパに通っているご夫婦だから、送り迎えで顔を合わせていてもおかしくない。


「去年も来ていただきましたよね?」

「前こちらのスパに来た時にもあなたに車でで送ってもらったと思います。」

よしおも、だんなさんも、そう思ってるんだったらこんな感じでお互い話したらよかったのに!


「だんなさんがあなたのこと覚えてる、ってさっき言ってたよ。」

よしおに伝えると、「やっぱりそうだったか~。」って笑ってた。

小島よしおにそっくりだから覚えてた、ってところは伏せて置いたけど。



しばらくしてプリアタン王宮前に着いた。


あれ???


人っ子ひとりいない…


バリ島に来てから手に入れた地元の情報誌に、今日プリアタン王宮で有名な舞踏団によるバリ舞踊の

公演があるとあったのだが。

雨が降ったからなのか。

スケジュールの変更があったのか。

よしおが近くを歩いていた地元の人に聞いてくれたが、どうやら今日はプリアタン王宮の公演はない模様。


がっくり・・・


仕方がない。けれど、バリ舞踊は見たい、ということで別の公演を観るためウブド王宮に向かうことにした。

ウブドでは曜日ごとにいろいろな場所でいろいろなバリ舞踊の公演が催されている。

ウブド王宮の前で降ろしてもらうと、そこにちょうどいた売り子さんが声をかけてくれた。

どこで買ってもチケットの値段は一緒だから、できれば売り子さんから買ってあげて、とよしおが言っていたので、その売り子さんにチケットを売ってもらった。

ただし、ひとつ残念なことが発覚。

ウブド王宮で行われている公演だが、この日は昼からの激しいあの雨のせいで、王宮のお庭の

コンディションが悪いため、王宮ではなくて王宮の隣のホールで上演されるとのこと。

せっかくなら王宮の美しい庭で舞われるバリ舞踊が見たかったなあ、と思いながらホールへと向かった。


ウブド王宮はウブドの町の中心にあり、中心地はたくさんのレストランやお店が並んでいてにぎやかだ。

そして今日はクリスマス・イブ。

そのせいもあってだろうか、休暇を過ごすためにやってきたたくさんの観光客でにぎわっていた。



19:00。

開演30分前で少し早いかなと思いながら席へ。


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すでにお客さんが来ていて最前列はうまっていた。

前から3列目の真ん中の席をとった。

席は自由席なので、良い席を狙うなら開演前に余裕を持って入場して席を確保するのがポイントだ。

ホールと聞いてちょっとがっかりだったがステージは思っていたよりも豪華?だったが、

でも、せっかくなら王宮で観たかったなあ。次の機会ははぜひ晴れの日を狙おう。



19:30、ガムランの演奏と共にバリ舞踊の公演が幕を開けた。


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ガムランの演奏は美しい、でもとても力強かった。


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楽譜もなにもない。

たくさんの男たちによる一糸乱れぬ迫力のある演奏。鉄琴のような楽器を正確にとてもすばやく打つ。

私達は釘づけだった。



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インストゥルメンタルが終わると、美しい衣装に身を包んだ女性たちが舞い現れた。

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美しい衣装に身をまとった美しい女性たちが舞う。

とてもきれいだ。

そのバリ舞踊特有の手、足、腰の動きに魅了される。


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バリ舞踊はいくつかのパートに分かれており、それごとに踊り子さんも、衣装も、踊りも、ガムランの演奏も

変わっていった。


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バリ舞踊独特の手の動き、そして指先の動きの美しさに魅了された。

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そして、表情豊かな顔、それに合わせた目の動き、首の動きもとても印象的だった。


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お面をかぶった踊り子さんの舞いもあった。

さすらいふうふの世界一周


初めて体験したバリ舞踊。

よかった。

バリ舞踊はもともとバリ・ヒンドゥーの儀式や冠婚葬祭の際に演じられる舞踊だ。

観光用としては舞踊芸術のケチャやレゴン、バロン・ダンス、憑依舞踊のサンヒャン・ドゥダリなどが

有名だが、非常にたくさんの様式や種類の踊りがあり、さまざまな舞踊楽団がウブドで定期公演を

行っている。


またぜひいろいろなバリ舞踊を見てみたい。

そして何よりガムランの素敵な音色をまた聴きたい。

(すっかり魅了されてしまったバリの音色、私達は後に行ったジャカルタにてガムランのCDを購入すること

となる。)

公演が終わりホールを出ると、外はと真っ暗になっていた。時計を見ると、すでに21:00をまわっていた。

夕食を食べて帰ろう!

「ぜひ食べてみたい♪」と思っていた豚の丸焼きで有名なお店に行ってみる。

すでに閉店してしまったのか、クリスマス期間は休業中なのか、残念なことに閉まっていた。

ウブドの中心地をぶらつくが、どこのお店ももう営業が終わっているところが多い。

クリスマスだから?

それとも、ウブドの町の夜はこんな感じ?


開いているお店がない・・・
お店を探してあるいているうちに、お宿へ向かう道へと出た。

タクシーも走っておらず、捕まえれそうにない。そのままてくてくと歩いた。

開いているお店はやっぱり見つからず、よし、こうなったら昨日も入ったけれど、とってもおいしいから

あのスペアリブのお店ヘ行こう!


スペアリブを焼く網がホースの水をかけられて洗われている!


片付けていた・・・(泣)


では、もう一軒のスペアリブのお店!!


ここも片付け中・・・(泣)


もう何でもいいからとにかく夜ごはん食べたい!とお店を覗いてみるが、どこも片づけ中、もしくは

すでに閉まっているところばかり。


まさかの、クリスマス・イブに夕食抜きか…


落胆しながら歩いていると、私達に希望の光が射した…


開いていた!


日本食レストラン「萬まる」。

ここは23時まで開いているらしい。


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一晩早いが、

メリークリスマスはカツ丼で!?



<ゆか>




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