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最強戦2019サバイバルマッチ
A卓B卓の勝ち上がり者２名（２着取り）が決勝に進み、トップを取った人が、来年度1/8でファイナルに残れるチャンスをもらえる対局。
年の瀬にこんなチャンスを貰えることが最高に嬉しかった。
B卓出場選手
蛯原・松ヶ瀬・大和
（キンマWEB観戦記はこちら！ありがとうございます！https://kinmaweb.jp/archives/93456）
収まりきらず、2つに分けています。
最初の記事はこちら→https://ameblo.jp/satsuki-mariko/entry-12554973324.html
この半荘やれることは、やってきた。一つ一つの選択をきちんと選べている！そう思っていた。
迎えたオーラスの条件を確認していこう。
・松ヶ瀬さんには12000は放銃できないが、高い手は必要ないので、積極的にアシストして行きたいし、何か鳴いてくれたら差し込みたい。
・蛯原さんには8000は打てない。1300/2600ツモもしくは松ヶ瀬さん2600直か5200は誰からでもOK
・大和さんは役満ツモ条件（その場合私は敗退）
事実役満ツモが起こってしまったので、あがりに向かえば良かったのでは？という意見をみかけましたが、確かに全力で1500点あがれば役満ツモでも通過します。
だけど、普通に手を組んで私が蛯原さんに8000放銃しても同じことが言えますか？
佐月バカだなぁ〜となりませんか？笑
役満はそうそうでないので、伏せる前提で、蛯原さんの現物を持っていたいしダマでの満貫にだけ警戒して降りる準備をしていたい。
というわけで、ど真ん中から！
松ヶ瀬さんは役牌頼みではなさそうなので、中張牌から切り出して行きます。（まだ方針が決まっていないうちに真ん中を切りすぎるのは微妙だったかも…）
ドラの4sは蛯原さんに鳴かれたら降りきれる自信が無いので切れません。中盤以降も8000は打てないので、切れません。
大和さんは国士模様かと思われたところから、6巡目に9sを長考して切りそのあともヤオチュン牌が出てきます。国士は、やめた…？絶対とは言いきれないので4枚目が見えるまでは、一応気にしておきます。
蛯原さんは索子を1枚も切っていない河。字牌からの切り出しなので混一色は少ないけれど、索子をあつくもっているように思いました。
その上家に座る松ヶ瀬さんが8sそして3sをパチン！と切りました。む。強い牌だ。
索子を1枚も切っていない蛯原さんが8sを手出したところで（ダマ満貫とかある…？5200なら打てるけど）
そう思っていたその瞬間！！
異常事態が起きます。
大和さんのリーチです。
この瞬間、私はパニックに陥りました。
まじ？ここでツモスーいれてくんの？（国士は4枚目が2こ見えたのでありません）
蛯原さんに対して危険そうな8,3sを切った松ヶ瀬さんのことは私の頭からすっぽり抜け落ちました。
後から考えてみれば、
・私は大和に対して何を切っても（スッタンじゃなければ）ロンと言われることがない。
・松ヶ瀬さんが自力でテンパイした可能性を考慮しなかった。（なんなら、真ん中ばしばし切ってるのになんも鳴かねーなぁ…と思っていた）
・蛯原さんに7sは切りづらいだけで、どのくらいの可能性で7sがロンと言われてそれが8000点なのか。
をきちんと考えられていませんでした。
なので解説で言っていだいたような7sを抜く。という発想が私の中ではなく、ただただつもらないで…と祈るだけとなってしまいました。
結果は最悪。ツモスーをツモの親被りによる敗退となり、ここで私の最強戦は終わりました。
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｢役満賞の半分くらいくれませんか？｣
インタビューの際気丈に振舞っていた。なんて、書いていただいたけれど…
私は！自分が知っている鳴くべきもの、やるべきことをきちんとやれたのだから、しょうがない。
麻雀とはそういうゲームだ。
きちんとしていても、理不尽なことは起きる。
次に進みたかったけど…まだ打ちたかったけど…
負けは負けとして受け入れるしかない。
コメントでいつも見た目で？佐月はメンヘラメンヘラゆわれてるけど、そんなことないんだけどなぁー。笑
7sを差しに行けたことを知らない私はそう思っていました。
だから、気丈に振舞っていたわけではなく、麻雀ってやっぱり好きだなぁー。面白いなぁー。内容わりとよかったと思ったんだけどなぁー。勝てんか…
という気持ちでインタビューを受けていたのでした。
つかないなーと書いてもらえてるのだろう…と気になりエゴサーチしちゃいました笑
LINEでも、代わりに私が卓をひっくり返してくるわ！
なんて書いてくれる人がいたりw
悲しんでくれる人が沢山いた。
起きた事実は変わらない。やれることをやったつもりだった。
だけど、実際はやれてなかったわけだ。
今回の反省点は、松ヶ瀬さんにテンパイが入っていることを見抜けなかったこと（8s3sと蛯原さんに対して強い牌を押していたので、テンパイを読むことは可能だった）と、確定役満テンパイに動揺しすぎて、差し込みに行くことを考えられずにノータイムで2mを切ってしまったことでした。
勝負を先延ばしした日を思い出した女流モンドチャレンジマッチ。
それと同じように、私は次の勝負で使える引き出しを一つ手に入れた。
最後まで一つ一つ最善の選択を選び続けられるように、まだまだ頑張ろう。と思いました！
最後にひとつ。
今日負けたら、もう終わりです。受け入れられますか？
インタビュー動画を撮る時に聞かれた言葉が蘇る。
女流雀王をとってから、毎年。マスターズをとった年以外はなんにもない私が毎年出させて頂いていた。
受け入れられますか？っていうよりは、今まで呼んでくれてありがとうの気持ちが強いから…
結果を残さなきゃ意味が無い中で、何も残せない私にずっと声をかけてくれた。
今回だって、たまたま枠のかぶりがなく敗者復活戦の代わりで設けられた対局に、8人のうちの1人に呼んで貰えたことが嬉しかった。
チャンスを生かしたい。そう思っていた。
仲良く喋ってくれるようになって、いつも可愛く、かっこよく変身させてくれるヘアメイクさん、
番組を作る上でたくさんの準備をしてくださってるスタッフの皆様、
少しずつ自身が前進している金本さん、
たくさんの思い出の局を作ってくれた同卓者の皆様
応援してくださるファンの皆様
コメントで盛り上げてくれる方々
今までありがとうございました！
私が、次に最強戦に出られるのはいつかなんて全然わからないけど！
いつか、また、実力でちゃんとタイトルホルダーになって戻ってきたい舞台です。その時は、またよろしくお願いします✿ﾟ❀.(*´▽`*)❀.ﾟ✿
大和さんサバイバルマッチ、優勝本当におめでとうございます！
来週はファイナル！勝ち上がった16名の戦いは見逃せない！とても楽しみです♪
長々と読んで頂いて、ありがとうございました( *´꒳`*)
