ナナが ピットブルに襲われた。 | イタリア フィレンツェ 田舎暮らしの12ヶ月

イタリア フィレンツェ 田舎暮らしの12ヶ月

動物たちに囲まれた
トスカーナの森の中 自然に寄り添った半自給自足
フィレンツェ 田舎暮らしの12ヶ月

夢を見た。
同じ夢を3度見た。
涙が溢れて目が覚めた。
悔しくて 悲しくて。

野外で友人たちと楽しんでいた。
知人だけど知らない男性は愛犬家で
ナナの事が可愛くて仕方がない様子。
ふと見渡すと ナナが見当たらない。
「ナナ見なかった?」友人たちに
聞いて回る。
すると知人だけど知らない男性が
ナナのリードを引いて こちらへ向かってくる。
よく見ると ナナはひどい怪我をしている。
傷口は開き出血している。
大変だ! 病院へ行かなきゃ!

と目が覚めた。
真っ暗だ。
主人もナナも寝息を立てる。
「あぁ夢か…」


私は 知人だけど知らない男性を探していた。
「彼見なかった?」友人たちに聞いて回る。
ナナが彼と一緒だと知っているのだ。
ナナがひどい怪我をしていた。
夢じゃなかったんだ!
「ピットブルにやられた」と
知人だけど知らない男性は言う。
私は 彼を責めた。
押し倒して泣きながら 肩を何度も叩いた。「一緒にいたのに どうして守ってくれなかったのだ!」
 
と目が覚めた。
真っ暗だ。
主人もナナも寝息を立てている。
「あぁ夢か…」

BARに居た。
未来に来ていた。
ナナが襲われるのを阻止するのだ。
気づかれないように ジェラートを買う。
1,2ユーロ。 
安いのに 50ユーロ札しかない。
お釣りをもらっていると 
みんなが私の背後を見ていた。
私は 大事なタイミングを
逃してしまった事に気がついた。
ナナが襲われてしまった。
間に合わなかった。

振り返るとナナと主人が 現れた。 
とてもひどい怪我をしていた。
主人は ナナを守るために闘って
足にひどい怪我をしていた。
悔しかった。
ナナは死んじゃうかもしれなかった。
ピットブルが憎かった。

涙が溢れて目が覚めた。
夢だった。
起き上がり ナナのベッドを確認し
怪我もなく 穏やかに寝ていた。

良かった…
安心したら涙が出てきて 止まらない。
同じ夢を3度見た。
不安で不安で 酷い夢だった。

私は ピットブルが襲ってきたら
ナナを 守ることが出来るだろうか…