昨日、池江璃花子さんの白血病のニュースが出ました。
私は同じ病気ながらとてもびっくりさせられました。
現役の素晴らしい選手に襲いかかった病魔。
早速治療が始まっているかとおもいますが、外見の変化は男女ともに相当な心のダメージだと思います。
実際私も、ロングの髪を脱毛が気持ち悪かったので一回坊主にし、そのあとはツルツルになっていきましたから。
爪もすべて剥げました。
体重も落ちて骨のようになりました。
食事もだんだん摂れなくなり栄養点滴のみで退院まで過ごしました。
退院後、筋肉は落ちていて駅徒歩5分程のところを3回位道路に座り込まないとたどり着けないほどでした。
しかし、現在再発2回のあと5年が経ちもうすぐ6年目になるところです。
現に私は生きていますし、体重も戻り言わなければ元白血病とはわからない程になっています。
私の件はさておき、スノボの選手で白血病退院後半年で現役復帰された方もいらっしゃいました。
その他にも復帰できた方もいらっしゃることでしょう。
しかしアスリートとは言え、退院後すぐ東京オリンピックで活躍する事を嘱望されるのはいかがなことでしょうか
治療や、精神的ダメージや筋力、体力の衰えは相当な物です。
はっきりいって辛いです。
私の場合普通に生活するのもかなり時間がかかりました。
アスリートの方とは違う状況なのはわかっているつもりですが、
今かなり池江選手は精神的ダメージを受けているものと思われます。
それなのにニュース等では、東京オリンピックまであと何日とか間に合うのかとか是非治って復帰して欲しいなんてコメントがあります。
癌に治るなんてことは一生ありません。
癌に治癒はなく寛解というとりあえず今は症状がありませんという状態になるだけなのです。
それなのに東京都や国、国民からの金メダルの嘱望、圧力
やめてあげて欲しいです。
生きるか死ぬか
そういう戦いを始めたところなのに。
まず落ち着いて遠くから池江選手を応援して欲しいです。
私が思ったことを長々と書き連ねたが本当に今はそっとしてあげて欲しいなと思います。